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2015/10/15

源泉徴収票を貰えないキャバ嬢は、個人事業者って、おいおい

源泉徴収票を貰えないキャバ嬢は、個人事業者って、おいおい

 ちょっと信じられない記事を見た。

「キャバクラ派遣」26歳女性、源泉徴収票もらえないーー確定申告はどうすればいい?
2015年10月14日 15時8分
弁護士ドットコム
http://news.livedoor.com/article/detail/10705700/

「どこかの勤務先に所属しているわけではなく、派遣会社を通して、毎回違う店で働いているため、所得税10%が引かれているが、源泉徴収票は店舗からも派遣会社からももらえないそうだ。」

 これで、いきなり、

「この女性は、キャバクラ派遣会社の紹介で店舗から収入を得ている『個人事業主』という立場である可能性が高いです。」

 この結論ですか。
 ビックリ。

 派遣業者の側が、報酬扱いしているというのは分かる。
 しかし、多くのキャバ嬢は、独立的立場で活動しているわけでは多分ない。

「とすると、店舗から得ている収入は給料(給与所得)ではなく、売上(事業所得)です。」

 これが成立するのは、恐らく、一部の「プロ」キャバ嬢だけ。
 お客さんへのプレゼントを自腹で日々用意するようなプロなら事業所得でしょ。

 でも、多くのキャバ嬢は、そこまでやらない。
 日常感覚の延長線上で働くのが、当世風というヤツ。

 なので、まず、給与所得になるキャバ嬢が大半になる。
 一部のプロだけを、ちゃんと業者が識別しているか、まず怪しい。

 しかも、これ、派遣の法務から言えば、業者は雇用しかあり得ない。
 業者は、法律を守る気がないので、雇用として処理していないだけ。


Q1:労働者派遣事業とはどのような仕組みですか?(日本人材派遣協会)

 つまり、この事例の場合、給与所得になるはず。

 真面目にやっているなら、源泉徴収者側の判断ミスの可能性が極めて高い。
 多くの場合は、業者の意図的なエラーですが。

 ところが、源泉徴収者側の判断を丸呑みで回答している。
 怖すぎます。

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