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2016/01/21

外来爬虫類、昆虫などに寄生して「ダニ」が密入国!? 危険な種類も

外来爬虫類、昆虫などに寄生して「ダニ」が密入国!? 危険な種類も

 へー、なんとビックリ。


外来爬虫類、昆虫などに寄生して「ダニ」が密入国!? 危険な種類も
2016年1月17日(日)10時0分配信 THE PAGE

 (略)


 しかし、いま、このダニの長い歴史にも、外来種問題という異変が生じています。

 (略)

 2003年まで、日本ではナミハダニは立派に検疫対象害虫で、ナミハダニが寄生している農産物や植物は、原則輸入禁止でした。しかしこの検疫制度が非関税障壁、つまり自由貿易の障害にあたると欧米諸国から非難を受けるようになりました。その根拠として、ナミハダニは世界に広く分布するコスモポリタン種で、日本国内にも既に生息している種であり、規制対象とする科学的根拠がないことが挙げられたのです。その結果、日本政府はWTO(世界貿易機関)のルールにも配慮して2004年に本種を規制対象から外すことを決定しています。

 このナミハダニの輸入自由化は、生態学的に明らかに大きな矛盾をはらんでいます。たとえ世界的広域分布種といえども地域ごとに遺伝的変異が存在し、薬剤抵抗性という適応形質にも差があるにも拘らず、それを無視して、国外のナミハダニを持ち込むということは防除上の観点からも、極めてリスクの高い行為となります。しかし、こうした貿易摩擦の解決にあたって、そのような生態学的情報はほとんど議論の俎上に上がることはありません。

 その後も、2011年春には植物防疫法が改正され、農林害虫の輸入規制緩和はさらに進みつつあります。貿易の自由化という大きな波が、検疫というハードルの低下をもたらしているのです。

 このように、4億年も地球上で繁栄して来たダニたちの進化の歴史が、今、人間との関わりの中で、大きく変わろうとしています。ダニの外来種問題を通して、私たちは、経済のグローバリゼーションという止まる所を知らない巨大な潮流がもたらす生物多様性の危機を、私たちは垣間みることができます。

(国立研究開発法人国立環境研究所・侵入生物研究チーム 五箇公一)

http://news.nifty.com/cs/technology/techalldetail/thepage-20160117-01152/1.htm

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