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2016/07/30

「税金亡命」佐藤弘幸

「税金亡命」佐藤弘幸


「税金亡命」佐藤弘幸
ダイヤモンド社 2016年7月22日第1刷発行

 「国税局資料調査課」を出した佐藤税理士の第二弾。
 今度は、小説なのですね。

 香港を舞台にした国際租税回避事案ですが。
 提案側の税理士法人のメンバーが登場して、面白いです。

 まぁ、代表者は吉良上野介のような切られ役なのですが。
 脇役たち、特に元国税OB達の心理描写がなるほどなぁと。

 で、派手な国際租税回避スキームに目が行きがちですが。
 この本の最大の特色は、調査官の思考過程を描き出したこと。

 逆の立場になり、調査を回避するために繰り出すあの手この手。
 更に、国税側で、それをひっくり返そうとする攻防。

 いや、課税庁目線でも面白いだろうと思いますし。
 税理士目線で見ても、参考になることが多々あると思います。

 なお、徴収の問題が最後に登場するのが、リアルだと思いました。
 とれなきゃ課税してもしょうがないじゃん、という真実。

 なるほどでした。
 スケールが大きくなっても、そこは変わらないのだなと。

 ただ、納税者目線では、膨大な情報で、文字だけだと辛い面もあるかな。
 是非、ドラマ・映画にしちゃって下さいとエールをおくります。

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