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2016年12月の38件の記事

2016/12/31

日本型金融排除の全国実態調査(近代セールス)

日本型金融排除の全国実態調査(近代セールス)

 近代セールス2017年1月1日号より。

〇ランク付けの可能性もある日本型金融排除の全国実態調査

 「日本型金融排除」って、おそらく今後の金融キーワードなのでしょう。

 地域金融機関が企業の事業内容を深く理解せず、担保や信用力だけを重視して。
 企業の財務諸表を中心とした定型的な融資基準に基づく与信判断を行っている

 ということを、「日本型金融排除」と呼んでいる模様。
 で、この日本型金融排除の実態を全国調査するのだと。

 これまで、リスクを避けるべく、ブレーキを踏むよう指導をしてきた金融庁なのに。
 リスクをとって、アクセル踏めと指導を始めたのが現状なのですね。

 普通に考えて、急にやってもうまくいくわけないのですが。
 トップは本気なだけに、揺り戻しが怖い、というのが本音ですね。

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2016/12/30

障害の抗弁あれこれ(ゼロからマスターする要件事実 第12回)その3 成立要件と効力要件との区分理由

障害の抗弁あれこれ(ゼロからマスターする要件事実 第12回)その3 成立要件と効力要件との区分理由

 月刊税理2017年1月号より。

〇ゼロからマスターする要件事実
 第13回 障害の抗弁あれこれ
  岡口基一(東京高等裁判所判事)

 続きます。

 契約の成立に関する条文規定では、2種類があると。

 [1]「成立する」(成立要件)

 [2]「効力を有する」又は「効力を有しない」(効力要件)

 これは、訴訟経済における立証の負担を考慮した区分だと。

 原告が立証すべきは、[1]の成立要件。
 [2]の効力要件は、被告が抗弁として主張立証すべきだろうと。

 例として、意思無能力の問題が挙げられています。

 これを[1]に入れるのは、訴訟経済上、不効率だと。
 あるのが普通で、ないのは例外なのだから、[2]で抗弁にするのだと。

 なるほどね、深く突っ込まなくても、実務の大半は済む筈だから。
 毎回、毎回、言わなくても済む問題の方が、多いだろうというわけだ。

 これは勉強になりました。
 なお、この後、保証債務履行請求を効力要件の具体例として説明してあります。

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2016/12/29

障害の抗弁あれこれ(ゼロからマスターする要件事実 第12回)その2 発生障害要件と立証責任との関係

障害の抗弁あれこれ(ゼロからマスターする要件事実 第12回)その2 発生障害要件と立証責任との関係

 月刊税理2017年1月号より。

〇ゼロからマスターする要件事実
 第13回 障害の抗弁あれこれ
  岡口基一(東京高等裁判所判事)

 続きです。

 これまで発生障害要件と呼んでいたものの正体は何かと言えば。
 実は、発生要件の裏返しに過ぎないのだと。

 結局、発生要件の反対事実をもって、発生障害要件とすることができる。
 ただ、発生要件か発生障害要件かの振り分けは、立証責任の分配に繋がる。

 片方が論理的に片方の裏返しだからと言って、それだけで決まらない。
 本来は、きちんと制度趣旨と運用から決めるべきものなのでしょう。

 で、条文が本文原則、但書例外という構造からすれば。
 本文が発生要件、但書が発生障害要件というのが、基本になる。

 ところが、そうでない場合がある、あるいは不明確の場合があると。
 日本の民法は、立証責任の分配を重視せず作られたのだと。

 このあたり、税法条文の厳密さと比較すると、面白いですね。

 ただ、逆に税務は運用が形式的になりやすいと批判されるのですが。
 そこを通達によってカバーしているわけです。

 続きます。

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2016/12/28

障害の抗弁あれこれ(ゼロからマスターする要件事実 第12回)その1 障害の抗弁の種類

障害の抗弁あれこれ(ゼロからマスターする要件事実 第12回)その1 障害の抗弁の種類

 月刊税理2017年1月号より。

〇ゼロからマスターする要件事実
 第13回 障害の抗弁あれこれ
  岡口基一(東京高等裁判所判事)

 障害の抗弁には、2つの類型があると。

 [1]請求権の発生を直接的に障害する抗弁

    例 高金利で金を借りた被告の、公序良俗違反無効の抗弁
      →貸金返還請求権は、最初から発生しなかったことになる

 [2]請求権の発生を間接的に障害する抗弁
 
    前提となる権利や法律関係の発生を障害または消滅させることで
    間接的にターゲットとなる訴訟物たる請求権の発生が障害される

    例 敷金返還請求の被告が行う賃貸借契約が無効との主張
      →直接障害が生じるのは、賃貸借関係の発生
      →間接的に敷金返還請求権の障害が生じる

 続きます。

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2016/12/27

ネットでこれだけ解析されてしまう恐ろしさ(成宮事件)

ネットでこれだけ解析されてしまう恐ろしさ(成宮事件)

 恐ろしすぎます。


【速報】成宮寛貴を売ったA氏を特定完了 netgeek
腹BLACK 2016年12月26日

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相続税相談所(平田久美子先生の書籍)

相続税相談所(平田久美子先生の書籍)

 私の敬愛する平田久美子先生が単著を発刊されました。
 ちなみに、平田先生も、かつてtaxMLに所属されていました。


「相続税相談所 気になる方はご遠慮なくお立ち寄りください。」
 中央経済社 2017年1月10日第1版第1刷発行

 所長と翼くんとの軽快な対話口調で説明されますが、絶妙なバランス感の本です。
 詰め込み過ぎの知識本でもなく、素人向けのごまかし本でもなく。

 おそらく、著者の知識・経験の充実度故であると同時に。
 これまでの各種相談でわきまえているレベル感の産物なのでしょう。

 不必要な正確さを求めない代わりに、ツボは外さないのだと。

 例えば、空き家譲渡特例で、取得費加算をセットで説明してあります。
 単なる制度説明だけの本だと、こういう視点がないわけで。

 あと、アパートの相続での前受金が債務控除できないことも。
 盲点になりやすいですが、理由とともに書いてありますね。

 税理士や税理士事務所職員でも、読めば、ふむふむです。
 まさに、実務家の本という感じですが、軽やかな筆致。

 鍛えの入った実力派でないと書けない本、そう申し上げておきます。

 なお、文中に懐かしいことが、幾つか出てきます。
 下記も、つい口ずさんじゃうんですよね。


太陽がくれた季節 青い三角定規(YouTube)

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今日(平成28年12月27日(火))が受渡ベースの年内最終売買日

今日(平成28年12月27日(火))が受渡ベースの年内最終売買日

 30日大納会で受渡しから逆算で、27日が最終約定日になるのですね。


日経平均は3日続落、見送りムード優勢 日中値幅は今年最小
2 / 32
Reuters

[東京 26日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日続落となった。外為市場でドル高/円安が一服したことなどを背景に売りが先行。日銀によるETF(上場投信)買いの思惑などで後場にプラスに転じる場面があったが、今晩の欧米市場が休場となるため見送りムードが優勢だった。日経平均は狭いレンジでもみ合いを続け、日中値幅(高値と安値の差)は46円54銭と、今年最小となった。

 (略)

受け渡しベースの年内最終売買日を明日に控え、節税対策の損切り売りなども出た。

 (略)

http://www.msn.com/ja-jp/money/news/%E6%97%A5%E7%B5%8C%E5%B9%B3%E5%9D%87%E3%81%AF3%E6%97%A5%E7%B6%9A%E8%90%BD%E3%80%81%E8%A6%8B%E9%80%81%E3%82%8A%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%89%E5%84%AA%E5%8B%A2-%E6%97%A5%E4%B8%AD%E5%80%A4%E5%B9%85%E3%81%AF%E4%BB%8A%E5%B9%B4%E6%9C%80%E5%B0%8F/ar-BBxz6ZV?li=BBgB3RV&ocid=spartanntp#page=2

 ただし、外国株は、既に年内分の最終約定日は過ぎているのだとか。
 詳しくは、平成28年 年末年始によくあるお問合せ(マネックス証券)を参照のこと。

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2016/12/26

ジョージ・マイケルさん死去 53歳、元「ワム!」

ジョージ・マイケルさん死去 53歳、元「ワム!」

 ショックです。
 The Edge of Heaven が、大好きでした。

 Wham!復活は、もうないのですね。
 ご冥福を祈ります。


ジョージ・マイケルさん死去 53歳、元「ワム!」
ロンドン=渡辺志帆
2016年12月26日08時23分

 英BBCは25日、英国のシンガー・ソングライターのジョージ・マイケルさん(53)が死去したと伝えた。同日、マイケルさんの広報担当者が「自宅で穏やかに亡くなった」と発表した。BBCによるとマイケルさんは同日午後、イングランド南部オックスフォードシャー州の自宅で亡くなった。死因は明らかにされていないが、地元警察によると事件性はないという。

 (略)
 
http://www.asahi.com/articles/ASJDV2Q3HJDVUHBI002.html

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信託法と相続法(沖野眞巳)その5

信託法と相続法(沖野眞巳)その5

「相続法の立法的課題」(水野紀子編著 有斐閣2016年2月25日初版第1刷発行)より。

〇信託法と相続法
 -同時存在の原則、遺言事項、遺留分
 沖野眞巳(東京大学大学院法学政治学研究科教授)

 続きで、 [4]被相続人による処分範囲の限定

 …… 被相続人の死因処分ができる範囲を被相続人の死亡時に
    現存する主体までに限定するというねらいないし機能

 この場合の、同時存在の原則が示すものは。
 自らの死亡時における主体として存在していた者は処分先にできるが。

 自らの死亡時における主体として未存在の者は、処分先にできない。
 そのような限界付けだと。

 ここには政策判断があるのだと。
 死者の認識の及ばない主体には、財産取得を許容しないとの価値判断だと。

 信託法91条が、死亡時の後に登場する主体に権利取得を認める以上。
 この条文は、民法の同時存在の原則に抵触することになる。

 なるほど。
 ここで初めて、同時存在の原則が抵触する局面が登場するのだ。

 そして、抵触故に、これが信託法の解釈に影響するとの立場もあり得るが。
 信託法が、別の政策判断を採用したとの立場もとれるだろうと。

 つまり、上記の価値判断を乗り越えた価値判断を許容するとの判断ですね。
 当たり前と言えば当たり前ですが。

 沖野教授が言いたかったことを、自分なりにまとめると。
 要は、

〇同時存在の原則そのものが、そもそも価値判断、政策判断を含む
〇信託法が、同時存在の原則そのものと抵触する部分は実は1点だけ
〇しかも、その抵触部は、政策判断を含む部分であり、純粋理論ではない
〇であれば、民法の立場だけで、その当否を批判するのは実は不当だろう
〇判断すべきは、相続法制度全体での合理性判断が必要なのだろう

 こんなことではないかと。
 最後の方は、明示的に示されていないので、推測を含みますが。

 なるほどね。
 自明のようなことが、実はそうそう自明ではないんだよと。

 次の「遺言事項」は私には興味のない議論なので飛ばして。
 遺留分について、次に続きます。

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2016/12/25

会員の懲戒処分について(会計士協会平成28年10月21日)

会員の懲戒処分について(会計士協会平成28年10月21日)

 継続的専門研修制度の受講義務違反による、会計士協会の懲戒処分公示ですが。
 かつて、資格三冠王と言われた方の名前がありました。

 で、懲戒処分の種別ですが。
 「会則によって会員に与えられた権利の停止(平成28年10月21日から会則第116条第3項違反の状況が解消したことが確認されたときまで)」

 つまり、受講義務を充足しないと、復活できない。
 そういう選択をしたということなのですが。

 さて、税理士会では受講義務未達成だと、一般公開するらしい。
 事前アナウンスがあっても、この業界では、どの程度意味があるか。

 なんか、恐ろしい事態は、十分予測できる。

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2016/12/24

今思うと、相談した際に、女性の警察官がほとんどメモを取らずに話を聞いていた(公表された冨田真由さんの手記)

今思うと、相談した際に、女性の警察官がほとんどメモを取らずに話を聞いていた(公表された冨田真由さんの手記)

 メモを現場でとっていないということは。
 後で「何も聞いていない」と言い張れる、ということだ。

 そういう悲しい話ですね。

 (略)

 今思うと、相談した際に、女性の警察官がほとんどメモを取らずに話を聞いていたことや、男性の警察官が「他の事件が忙しい」と言い何度も部屋を出入りしていたことから、私の相談を軽い気持ちで聞いていたのだと思います。

 (略)


「女子大生の手記全文 「殺されるかもしれない」と警察に絶対に伝えた」産経ニュース 2016.12.16 18:55

 つまり、可能なら、相手に記録をとらせること。
 ダメなら、次に、その際の会話記録を適時に保存しておくこと。

 この適時保存の証拠として、確定日付までとるかどうかは別にして。
 自分の身を救うのは、文書記録が何よりだ、という事実は記憶しておくべきでしょう。

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2016/12/23

複数の「公正ナル会計慣行」-長銀事件(弥永教授の新連載)

複数の「公正ナル会計慣行」-長銀事件(弥永教授の新連載)

 会計・監査ジャーナル2017年1月号より。

〇会計処理の適切性をめぐる裁判例を見つめ直す
 第1回 複数の「公正ナル会計慣行」-長銀事件
  弥永真生(筑波大学大学院ビジネス科学研究科教授)

 民事事件・刑事事件の両方とも、最終的には最高裁に行ったので。
 都合6つの裁判名が冒頭に掲げてある。
 
 刑事事件の最高裁(平成20年7月18日)は、税法基準での査定について。

 過渡的な状況では、これまでの公正ナル会計慣行たる税法基準依拠について。
 直ちに違法であったということはできないと判事した(補足意見あり)。

 ここで、標題の複数の「公正ナル会計慣行」という話が出てくる。
 このように過渡的な局面で生じる他、中小会社では複数同時存在し得ると。

 うーん、前者はともかく、後者って、どこかで説明が補充されるのでしょうね。
 いろいろ問題を引き起こしている部分であり、結論だけではちょっと。

 で、民事事件の方は、高裁判決が、最高裁の不受理・上告棄却で確定。
 これは上記刑事事件と同じ日なのですね。

 で、不意打ち防止措置や、周知徹底などの5要件充足がなければ。
 新たな会計慣行は、法規範性として未だ未熟ないし不完全だと。

 つまり、複数の公正なる会計基準の競合が生じた場合に。
 下剋上が成立したというのには、それなりの要件が必要だと。

 なるほどなのですが。
 このような結論を裁判によって得ないといけないということが悲しい。

 金融庁が、従来の現場を軽視する態度は、今に始まったことではないのですが。
 結局、そのような行政は、後で余計に問題を大きくすることを学んでほしいと思う。

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2016/12/22

三井住友銀行女性行員が4億円を横領(週刊文春)

三井住友銀行女性行員が4億円を横領(週刊文春)

 メガバンクでも、こういうことは起きると。

三井住友銀行女性行員が4億円を横領!
2016年12月21日 16時00分 週刊文春

 10月に大森支店で「11億円横領」事件が発覚した三井住友銀行。別の支店でも、巨額の横領事件が発生していたことが、週刊文春の取材でわかった。

 関係者によれば、千葉県松戸市にある松戸支店新松戸出張所の30代女性事務職員が、約7年にわたり、約4億円を着服していたという。女性行員は事務の大ベテランで、FX取引にのめりこんだのをきっかけに顧客の定期預金などに手をつけるようになったが、今年6月上旬、印鑑が変わっていることに気づいた顧客の訴えで、不正が発覚した。女性行員は懲戒解雇され、被害を受けた顧客には全額が弁済されている。

 (略)

https://news.nifty.com/article/magazine/12113-20161221-6915/

 顧客の訴えで発覚というのが、恥ずかしいところ。

 で、7年間同じところにいたのですね。
 金融機関のローテーションの対象外の地域枠採用職員だったのでしょう。

 ただ、こういう事件があると、地域枠の中でのローテは必要。
 そういう話になるんじゃないかしら。

 多くの場合、働く女性には、大きなインパクトのある話ですが。
 難しい問題ですね。

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2016/12/21

信託法と相続法(沖野眞巳)その4

信託法と相続法(沖野眞巳)その4

「相続法の立法的課題」(水野紀子編著 有斐閣2016年2月25日初版第1刷発行)より。

〇信託法と相続法
 -同時存在の原則、遺言事項、遺留分
 沖野眞巳(東京大学大学院法学政治学研究科教授)

 続きで、 [3]相続による承継の早期の円滑な決定 です。

 …… 被相続人の死亡時に未存在の者が将来権利を取得する
    ことが企図されると、それにより、相続人に不確定な
    義務や負担を課したり、相続にによる財産承継の円滑を
    阻害したりしかねないことから、そのような相続人に
    対する不確定な義務や負担の負荷の防止

 相続人に不確定な義務を課すことの不当性と。
 受遺者の承認や放棄を速やかに確定させる民法の趣旨があると(民987)。

 遺贈の場合、有効に成立していたとしても。
 下記の場合には、遺贈は遡及的に失効して、対象財産は相続財産に復する。

・受遺者の未存在が確定したとき
・全ての受遺者が放棄をしたとき

 このため、相続による承継は上記が明確になるまで確定しない。
 なるほど。

 では、信託の場合はどうか。
 こちらは事情が異なるのだと。

 未存在の受益者がいることの不確実性という論点については。
 このリスクは、既に受託者が引き受けていることで該当しない。

 また、信託は効力発生時に、確定的に相続財産から逸出するのだから。
 遺贈のように、不確定状況が続くということはないだろうと。

 受益者未存在が確定しても、受益権放棄となったとしても。
 信託が遡及的に失効するのではなく、信託の手続を踏んで終了するだけ。

 確かに、これをもって、信託が同時存在の原則を害しているとは言えない。
 続きます。

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2016/12/20

信託法と相続法(沖野眞巳)その3

信託法と相続法(沖野眞巳)その3

「相続法の立法的課題」(水野紀子編著 有斐閣2016年2月25日初版第1刷発行)より。

〇信託法と相続法
 -同時存在の原則、遺言事項、遺留分
 沖野眞巳(東京大学大学院法学政治学研究科教授)

 続きで、[1]相続財産の帰属主体の継続性の保障 です。

 …… 被相続人からの財産承継において帰属主体が存しない
    無主の財産を一瞬でも作り出さないという要請

 これが、同時存在の原則の意義として、最も一般的だと。
 しかし、これは信託の場合は、問題にならないだろうと。

 無主の状況を作り出しませんから。

 次に、[2]法律行為の効力発生時に未存在の者への権利の付与 です。

 …… 被相続人の死亡時に未存在の者は権利を取得しない
    という帰結

 信託法91条が、同時存在の原則違反と言われているのは。
 この[2]の点であると。

 権利あるいは権利取得の発生原因である法律行為の効力発生時に。
 未だ存在していない者に、受益者としての権利や地位が付与される。

 しかし、これは相続法固有の問題ではないと。
 権利能力の派生命題なのだと。

 信託の場合、未存在や不特定者を受益者とすることも可能だし。
 効力発生時に現に受益者が存しない信託の設定も可能である。

 ここで、委託者が最初の孫を受益者とする信託を設定した場合。
 一見すると、受益権が未存在者に付与されているかに見える。

 しかし、受益者が存在することが、受益権発生の停止条件だと。
 そう理解するならば、受益権は帰属主体空席にはなってない。

 そうですね。
 有効な権利になってないのだから、空席の議論はナンセンス。

 すると、[1][2]両方の意味で、信託は同時存在の原則と抵触しない。
 これは、ちょっと驚きました。

 続きます。

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2016/12/19

マイナンバー不正で罰金 男性会社員を略式起訴 東京区検

マイナンバー不正で罰金 男性会社員を略式起訴 東京区検

 既に報道されていた事件ですが、罰金30万円ですか。


マイナンバー不正で罰金 男性会社員を略式起訴 東京区検
2016.12.19 20:17更新

 元勤務先の上司のマイナンバー通知カードに記載されている情報を不正に取得したとして、東京区検は19日、マイナンバー法違反の罪で、東京都練馬区の男性会社員(25)を略式起訴した。東京簡裁は同日、罰金30万円の略式命令を出した。

 (略)

http://www.sankei.com/life/news/161219/lif1612190035-n1.html

 民事はどうなるんでしょうね。

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大和証券への賠償命令確定 「追い出し部屋」訴訟 「退職に追い込むための嫌がらせ」と判断

大和証券への賠償命令確定 「追い出し部屋」訴訟 「退職に追い込むための嫌がらせ」と判断

 大和証券と出向先のグループ会社に計150万円の賠償で確定。
 更に、大和証券での雇用要求は退けられたが、まぁ当然でしょうね。


大和証券への賠償命令確定 「追い出し部屋」訴訟 「退職に追い込むための嫌がらせ」と判断
2016.12.19 18:49更新

 (略)

 確定判決によると、男性は1998年に大和証券に入社し、2012年10月に日の出証券(大阪市)に出向。約4カ月間、誰もいない部屋で働かされるなどした。

 一審大阪地裁判決は「極めて不自然で、退職に追い込むための嫌がらせだった」と判断。二審大阪高裁も支持した。

http://www.sankei.com/affairs/news/161219/afr1612190024-n1.html

 こういう裁判例を作ると、大和証券は求人で困るんじゃないのと。
 誰でも思う疑問なのですが、どうなんでしょうねぇ。

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「預貯金も遺産分割対象」 相続をめぐり最高裁が初判断

「預貯金も遺産分割対象」 相続をめぐり最高裁が初判断

 ストレートの直球ですね。
 真正面から分割対象と認め、当然分割を否定した。


「預貯金も遺産分割対象」 相続をめぐり最高裁が初判断
2016.12.19 16:34更新

 相続をめぐる審判で、預貯金が「遺産分割」の対象となるかどうかが争われた許可抗告審で、最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は19日、「預貯金は遺産分割の対象」とする初判断を示し、審理を大阪高裁に差し戻した。15裁判官全員一致の結論。

 最高裁は平成16年の判決で、預貯金など分けることのできる債権は「(法定)相続分に応じて分割される」としたため、預貯金は遺産の分け方を話し合う遺産分割の対象にならず、法定相続分に基づいて自動的に分けられるとされてきたが、この判例を変更した。

 (略)

http://www.sankei.com/affairs/news/161219/afr1612190019-n1.html

 既に最高裁のサイトに全文もありますね。

遺産分割審判に対する抗告棄却決定に対する許可抗告事件
最高裁判所大法廷平成28年12月19日

共同相続された普通預金債権,通常貯金債権及び定期貯金債権は,いずれも,相
続開始と同時に当然に相続分に応じて分割されることはなく,遺産分割の対象と
なる

全文

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信託法と相続法(沖野眞巳)その2

信託法と相続法(沖野眞巳)その2

「相続法の立法的課題」(水野紀子編著 有斐閣2016年2月25日初版第1刷発行)より。

〇信託法と相続法
 -同時存在の原則、遺言事項、遺留分
 沖野眞巳(東京大学大学院法学政治学研究科教授)

 続きで、同時存在の原則についてです。
 4つの問題があるのだと指摘しています。

【技術的な側面】

 [1]相続財産の帰属主体の継続性の保障

 …… 被相続人からの財産承継において帰属主体が存しない
    無主の財産を一瞬でも作り出さないという要請

 [2]法律行為の効力発生時に未存在の者への権利の付与

 …… 被相続人の死亡時に未存在の者は権利を取得しない
    という帰結

【実質や機能的な側面】

 [3]相続による承継の早期の円滑な決定

 …… 被相続人の死亡時に未存在の者が将来権利を取得する
    ことが企図されると、それにより、相続人に不確定な
    義務や負担を課したり、相続にによる財産承継の円滑を
    阻害したりしかねないことから、そのような相続人に
    対する不確定な義務や負担の負荷の防止

 [4]被相続人による処分範囲の限定

 …… 被相続人の死因処分ができる範囲を被相続人の死亡時に
    現存する主体までに限定するというねらいないし機能

 続きます。

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2016/12/18

信託法と相続法(沖野眞巳)その1

信託法と相続法(沖野眞巳)その1

「相続法の立法的課題」(水野紀子編著 有斐閣2016年2月25日初版第1刷発行)より。

〇信託法と相続法
 -同時存在の原則、遺言事項、遺留分
 沖野眞巳(東京大学大学院法学政治学研究科教授)

 信託法が、相続法を潜脱する可能性を民法学者は意識して批判している。
 しかし、そもそも、その相続法の公序とは何なのか。

 同時存在の原則の重さにしても、そもそも自覚されていたか。
 また、遺留分以外の相続法の公序とはそもそも何たるか。

 実は、このあたりが、明確には意識できていなかったのではないかと。
 なるほどです。

 著者は、このような問題意識において3つを具体的に検討すると。

 [1]同時存在の原則
 [2]遺言事項
 [3]遺留分

 続きます。

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2016/12/17

千原ジュニアのヘベレケ(東海テレビ)

千原ジュニアのヘベレケ(東海テレビ)

 最近、ときどきYoutubeで見てしまうのが。

千原ジュニアのヘベレケ(東海テレビ)

 名古屋界隈の居酒屋などで、ゲストとひたすらトーク。
 しかし、ローカル局だからか、もうリミッターがない。

 一部に伏字やピー音はあるものの。
 きわどい暴露話がさく裂しまくり。

 高橋真麻の目が座ってくるのも、楽しいですね。
 あの人、美人じゃないけど、飲み友には最高だろうなぁ。

 いや、面白すぎます。

 ちなみに、Youtubeだと、こんな感じ。

[HD] 千原ジュニアのヘベレケ 第14弾 名古屋の美味しい居酒屋で千原ジュニアと高橋真麻がゲストと食べて呑んでヘベレケトーク 160715 [FULL]

 Youtubeでは、かなり動画が転がっています。

 ちなみに、以前は有吉弘行が司会だった模様。
 へー。

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2016/12/16

A-SaaSは信じて貰えるか

A-SaaSは信じて貰えるか

 うーん、果たしてねぇ。


クラウド会計のA-SaaSがシリーズCで3億円を調達、システム刷新へ
2016年12月06日 by Ken Nishimura (@knsmr)

 (略)

 新社長に就任してまだ1カ月の田中氏だが、今回調達した資金の使い道は、ずばり開発のやり直しだと話す。

「顧客(税理士や会計士)の声を聞くと、プロダクト的にまだまだだと言われてる。動作が遅いとか、固まるとか、操作性に難があるのを解消したい。開発陣と話し合った結果、システムをほぼ全面刷新することに決めた」(A-SaaS田中氏)

http://jp.techcrunch.com/2016/12/06/a-saas/

 地元の税理士さんで、かつて出資されたようで。
 熱く、熱く未来を語っていました。

 ところが、そのうち、何も言わなくなりました。
 要するに、使い物にならなかったようです。

 上記記事の通りです。
 「まだまだだ」なんて、可愛い表現でしょう。

 で、問題は、決断があまりにも遅すぎということでしょうね。
 これから信じて「銭失い」になることを恐れない税理士がどの程度いるのか。

 「信じるものは騙される」にならないことを祈りたい。
 いや、当事者はそんなつもりがなくても、である。

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2016/12/15

「ハゲ」って、ヘイトじゃないの?

「ハゲ」って、ヘイトじゃないの?

 あ、私は比較的頭髪ある方なんですが。
 以前、相原コージが「コージ苑」あたりで描いていたことですが。

 ハゲとデブって、その人の人格を一言で切り捨てる言葉ですね。
 私は、デブ側なので、まさに印象的だったのですが。

 最近、LGBTとかうるさい人達の中の一部にですが。
 非難に「ハゲ」を平気で使う人たちがいるような気がします。

 踏み込んで言えば、法曹関係者が目立ちます。
 もちろん、それ以外もいるはずですが。

 いや、ハゲって、どう見てもヘイトですよね。
 なんで、自分の主張の射程距離を考えないのだろうか。

 法曹関係者って、立場の互換性を大事にするって聞いていたのですが。
 なんか、そうじゃない人たちが目立ちます。

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2016/12/14

危険なこと提案するのは、A銀行かC銀行のどちらか(某税理士の発言)

危険なこと提案するのは、A銀行かC銀行のどちらか(某税理士の発言)

 某社の拡販用雑誌の対談記事より。
 危なすぎるので、出典もボカしますが。

「I 危険なこと提案するのは、A銀行かC銀行のどちらかだと思います。B銀とD銀は手堅いもの。

 発言しているのは、最近セミナー広告で名前をよく見る某税理士。
 しかも、その金融機関コンサル部とも繋がりがあると発言。

 うひゃー。

 とてもじゃないですが。
 金融機関を特定してディスるようなことを文字にする勇気はないなぁ。

 対談者のS税理士は、このあたりの発言が慎重。
 流石に、文字になって、一人歩きする怖さを分かっているのかも。

 まぁ、折角ですから。
 今度、某都銀の知人にこの記事を知らせてあげようかな。

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2016/12/13

辺野古埋め立て訴訟で沖縄県が敗訴へ 国勝訴の判断維持 最高裁

辺野古埋め立て訴訟で沖縄県が敗訴へ 国勝訴の判断維持 最高裁

 さて、結果が早くも分かってしまいましたね。

辺野古埋め立て訴訟で沖縄県が敗訴へ 国勝訴の判断維持 最高裁
12月12日 15時26分

沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先とされる名護市辺野古沖の埋め立ての承認を沖縄県の翁長知事が取り消したことをめぐり、国が起こした裁判は、沖縄県の敗訴が確定する見通しとなりました。国の訴えを認めた高等裁判所の判決に対して沖縄県が上告していましたが、最高裁判所は、判断を変更する際に必要な弁論を開かずに判決を言い渡すことを決め、国側勝訴の判断が維持される見通しとなりました。

 (略)

国が埋め立て工事を再開した場合、翁長知事はあらゆる手段で移設を阻止するとしていて、双方の今後の対応が注目されます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161212/k10010803881000.html?utm_int=news_contents_news-main_001

 で、抵抗して、損賠請求と戦うのだと。

政府、辺野古で沖縄県に損害賠償請求を検討 国勝訴後の抵抗に備え(産経新聞)
2016.12.11 01:49

 略

しかし、翁長氏は確定判決には従うと述べる一方で、抵抗を続けると強調。11月には(1)岩礁破砕(2)設計変更(3)サンゴ礁移植-を自ら例示し、知事権限の行使により移設を阻止する方針を明言した。

 これを受け政府は損害賠償請求の検討に入った。
http://www.sankei.com/politics/news/161211/plt1612110004-n1.html

 現実的な明日を見据えて妥協点を探るのが政治だとすれば。
 沖縄は、それとは対極的な世界になってしまっているのでしょうね。

 いや、現実を見ずに、民主党政権を選んだ国民のいる国ですし。
 カレー味のウンコが美味しいと食べる国民のいる国ですし。

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2016/12/12

「ボールルームへようこそ」連載再開

「ボールルームへようこそ」連載再開

 やった!
 来年1月発売の2月号から再開ですって、奥様。

「ボールルームへようこそ」公式twitter

竹内友twitter


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2016/12/11

養子縁組あっせん法案成立 許可制で悪質な業者排除へ

養子縁組あっせん法案成立 許可制で悪質な業者排除へ

 周辺制度の整備が必要になるのでしょうか。


養子縁組あっせん法案成立 許可制で悪質な業者排除へ
伊藤舞虹 2016年12月9日19時47分

 望まない妊娠などを理由に実の親が育てられない子どもの養子縁組をあっせんする民間事業者の規制法が9日の衆院本会議で全会一致で可決し、成立した。あっせんに必要な手続きを初めて定めた新法で、2年以内に施行。届け出制から許可制に変えることで悪質な事業者を排除し、あっせんの質の向上を目指す。

 事業者は都道府県の審査を受けて許可を得る必要があり、無許可だと罰則が科せられる。社会福祉士などの資格がある「あっせん責任者」の配置も求め、親子支援を義務化。あっせんする過程は都道府県に報告させ、事業の透明化を図る。

 現在は都道府県に経営者の名前などを届け出るだけであっせんでき、トラブルも起きた。

 (略)

http://www.asahi.com/articles/ASJD93RL0JD9UTFK007.html?iref=comtop_list_edu_n05

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2016/12/10

OTC医薬品、来年からセルフメディケーション税制開始

OTC医薬品、来年からセルフメディケーション税制開始

 そうか、来年から開始でしたね。


OTC医薬品、来年からセルフメディケーション税制開始
2016年12月10日06時00分

 (略)

 スイッチOTCのパッケージを見ると、セルフメディケーション税・控除対象のマーク(義務ではないため一部例外有り)がつくようになります。さらに購入した場合には、レシートに★印と「セルフメディケーション税制対象」という印字か手書きの注記がなされます。そのレシートや領収書は大切に保管してください。

 (略)

 ただし、1年間に自己負担した医療費が自分と生計を同じくする家族の分の合計で10万円を超えた場合に受けられる従来の医療費控除制度とセルフメディケーション税制の併用はできません。2017年分の確定申告からは、このセルフメディケーション税制を利用できるか考えてみましょう。

 (略)

http://www.asahi.com/articles/ASJD965XFJD9UBQU012.html?iref=comtop_list_api_f03

 完全選択制で、従来制度との併用不可が最大の注意点ですね。

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2016/12/09

Harry Nilsson - Without You

Harry Nilsson - Without You

 いや、全然気が付きませんでした。

Harry Nilsson - Without You 1972 (HD)

 ハリー・ニルソンって、あの"Without You"のニールソンだったとは。

 先日書いた「サイモンスミスと踊る熊」のカバーと同一人物だったんだ。

Harry Nilsson - 13 - Simon Smith And The Amazing Dancing Bear (by EarpJohn)

 いい音楽って、こういう驚きがあるから、楽しいね。

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2016/12/08

若宮氏のコラムは、私を訴えた韓国の右翼団体の理屈と何ら変わりはありません

若宮氏のコラムは、私を訴えた韓国の右翼団体の理屈と何ら変わりはありません

 誰か、今の若宮氏にコメントを求めてほしいですね。
 そして、朝日新聞社にも、是非。

 報道の自由って、どういう倫理感に基づいて成立する話なのか。
 まさか、自分たちだけは他人事って思っていないのか。

 いや、求めるだけ無駄だろうと嘆息するしかないのですが。

「なぜ私は韓国に勝てたか」をどう読んだか

 (略)

 若宮氏は朝日新聞の政治部長、論説主幹、主筆などを歴任し、現在は韓国の大学で教鞭も執る「ミスター朝日」のような方です。検察側の質問の意図は、「日本の一流紙である朝日新聞の一流ジャーナリストでさえ、このように書いているのだから、加藤や産経はやっぱり悪い奴らだ」と印象付けたかったわけですが、弁護側はこれを逆手に取り、「若宮氏は、独島(竹島)を韓国にあげてしまおう、と発言するほど韓国の肩を持つ人だと知られていることは事実ですか」と質問するのです。

 この若宮氏をめぐる「法廷論争」の詳細は本書を読んでいただければ、と思いますが、彼は以前に朝日新聞のコラムで、「いっそのこと竹島を譲ってしまったら、と夢想する」と書いた方でもあります。竹島への「夢想」は勝手ですし、韓国に相当なシンパシーを感じているのはよくわかりますが、今回の事件は、外国人ジャーナリストが言論の自由をめぐる問題で起訴され、出国禁止の憂き目に遭うという前代未聞の出来事だったのです。

 韓国の名誉毀損罪の懲役刑は最高7年にも及びます。加藤前支局長は堂々と無罪を勝ち取ることができましたが、その心労は相当なものだったはずです。「外野」から、それも「同じ日本人ジャーナリスト」がまさか後ろから石を投げていたとは…。こんな方に味方してほしいとは思いませんが、せめて黙っていてほしかったと思います。

 本書の読者もあきれていました。「朝日の若宮という人はひどい。そんなに韓国が好きなのか」「この方の言論の自由に対する考えを聞いてみたい」「若宮氏は韓国に弱みでも握られているのでしょうか」……。

 本書では、韓国や朝日新聞が言う「産経は嫌韓の新聞」という中傷についても、完膚なきまでに論破しています。加藤前支局長は指摘します。「若宮氏のコラムは、私を訴えた韓国の右翼団体の理屈と何ら変わりはありません」。(皆川豪志)

http://ironna.jp/theme/498

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2016/12/07

モルガン・スタンレーMUFG証券が金商法違反

モルガン・スタンレーMUFG証券が金商法違反

 モルガンの名が傷ついたのか。
 三菱の名が傷ついたのか。


「見せ玉」で株価つり上げ、証券会社に課徴金
2016年12月06日 20時01分

 証券取引等監視委員会は6日、大手証券会社「モルガン・スタンレーMUFG証券」(東京)で資金運用を担当していたトレーダーが、東証1部上場の「西武ホールディングス(HD)」の株価を不正につり上げていたとして、金融商品取引法違反(相場操縦)で同証券に2億1988万円の課徴金を科すよう金融庁に勧告した。

 (略)

http://www.yomiuri.co.jp/national/20161206-OYT1T50123.html?from=ytop_main6

 さて、1匹いたゴキブリは、1匹だけで済むのかどうか。

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戸籍ミス 死亡扱い、遺産相続できず…西東京市を男性提訴

戸籍ミス 死亡扱い、遺産相続できず…西東京市を男性提訴

 これはびっくり。
 法定相続情報証明制度が入ると、更に問題は厄介か。


戸籍ミス 死亡扱い、遺産相続できず…西東京市を男性提訴
毎日新聞2016年12月6日 11時55分(最終更新 12月6日 13時50分)

 西東京市に転居した男性が、市の手続きミスで失踪者とされ、戸籍上死亡したとみなされたため母の遺産を相続できなかったとして、市に1170万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁立川支部に起こしたことが分かった。6日、第1回口頭弁論が開かれ、市側は「しかるべき通知をしていた」として棄却を求めた。

 訴状によると、男性は2001年に東京都小平市から転居。住民票を異動したが、西東京市は戸籍がある小平市に新住所を通知する義務を怠り、戸籍に新住所が記載されない状態になった。

 06年に母が死亡。男性はきょうだいらと音信不通で、母の死も知らなかった。相続のため戸籍を調べた財産管理人は、所在不明として失踪宣告を申し立て、認められた。08年6月には死亡とみなされた。きょうだいは遺産を相続した。

 男性は13年、自分が死亡したことにされ遺産も受け取れなかったことを知り、きょうだいに遺産の返還を求め提訴し、勝訴。しかし、きょうだいは医療費などで遺産を使い果たし、一部しか回収できなかったとしている。

 (略)

http://mainichi.jp/articles/20161206/k00/00e/040/221000c

 小平市は、西東京市から通知を受けていないとのことだが。
 今後、このあたりの責任問題がシビアになりそうな話ですね。

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2016/12/06

押切もえさんのメール盗み見、日経社員を逮捕

押切もえさんのメール盗み見、日経社員を逮捕

 パスワード変更しなければ、気づかれなかったのですね。


押切もえさんのメール盗み見、日経社員を逮捕
2016年11月30日 13時42分

 (略)

 携帯電話のメールを設定する際のパスワードを勝手に変更されたことに押切さんが気付き、同庁に相談していた。

 調べに対し、寺井容疑者は容疑を認め、「パスワードを突破することに喜びを感じ、ゲーム感覚でしてしまった」と供述している。

 寺井容疑者は、押切さんの携帯電話番号を入手し、ブログやフェイスブック(FB)から得た情報や、生年月日からパスワードを推測し、手当たり次第に入力していたという。

 日本経済新聞社によると、寺井容疑者が勤務していたデジタル編成局は、電子版などデジタルサービスの企画開発、販売促進などを行っている。日本経済新聞社広報室は「被害を受けた方々にご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。逮捕された社員は当社が保有する顧客の個人情報を犯行に使用していないと認識しています。事実関係を確認し次第、厳正に対処します」などとコメントした。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20161130-OYT1T50069.html?from=ytop_top

 恐らく、携帯電話番号の入手は、職場ルートが絡んでいるでしょう。
 そうじゃなきゃ、一般人が入手することは無理。

 なのに、日本経済新聞社、これで済ませちゃうんですか。
 マスコミを名乗りつつ、ちょっと、信じられないレベルの対応。

 いや、電通というもっとひどい対応したマスコミ関連企業がありますが。

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2016/12/05

悲報 図解証券投資の経理と税務の平成28年版は発刊されないらしい

悲報 図解証券投資の経理と税務の平成28年版は発刊されないらしい

 某証券税制の女王様と先週お会いした際の情報。
 なんと、もう日興証券の「図解証券投資の経理と税務」は改訂されないと。

 うそぴょん。
 いや、もう改訂できる人がいないんだとか。

 うげげ。

 で、大和証券本を買うしかないんですって。
 ISBNコードがないので、本屋でなく、直接申し込む一手ですが。

 すぐに役立つ税金ガイド 税金読本(2016年度版)

 法人投資家のための証券投資の会計・税務 法人の資金運用に必須の一冊(2016年度版)

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2016/12/04

FinePrint8 「右から左へ」はレイアウトタブ右クリックで

FinePrint8 「右から左へ」はレイアウトタブ右クリックで

 すぐ忘れるのでメモ。

 FinePrint8での印刷時の設定ですが。
 元が右綴じ文書なのに、左綴じになっているPDF印刷でどうするか。

 レイアウトタブで右クリックして、ボタンを出すのですね。
 忘れてました。


カスタマイズ[レイアウト]タブ

 レイアウトタブ項目は、あなたの好みや使用パターンに合わせてカスタマイズすることができます。[カスタマイズ]ダイアログボックスを表示するには、[レイアウト]タブを右クリックします。

「右から左へ」と「トレー」は、デフォルトではオフにされています。

http://fineprint.com/fptutorial/customizing-layout-tab/

 マシンの乗り換え時に、どうしても忘れてしまうのですよね。

FinePrint8

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2016/12/03

マイナンバー法違反容疑で初逮捕 上司の画像を不正取得

マイナンバー法違反容疑で初逮捕 上司の画像を不正取得

 ついに出たのですね。


マイナンバー法違反容疑で初逮捕 上司の画像を不正取得
2016年12月2日11時20分

 職場の上司のマイナンバー通知カードの情報を不正に取得したとして、警視庁は2日、東京都練馬区○○○○、会社員○○○○容疑者(25)をマイナンバー法違反(管理を害する行為)の疑いで逮捕し、発表した。同庁によると、昨年10月に施行された同法違反容疑で逮捕者が出るのは全国で初めてという。

 サイバー犯罪対策課によると、○○容疑者は今年2月26日夕、当時勤務していた会社のネットワークから上司の女性のパソコンに侵入。保存されていた女性の通知カードの画像データをコピーし、個人番号を取得した疑いがある。会社のセキュリティーシステムの不備を利用して女性のパソコンにアクセスしていた。データは社内のサイトに公開していたという。○○容疑者は「画像は取得したが、ウイルススキャンをかけるためだった」と容疑を否認している。会社から相談を受け、警視庁が捜査していた。

 (略)

http://www.asahi.com/articles/ASJD23GQLJD2UTIL007.html?iref=comtop_8_03

 しかし、先日のNHKスペシャル「追跡 パナマ文書 衝撃の“日本人700人”」を見ていれば、画像取得は恐怖でしかありませんね。

平成29年1月24日(火)追記
コメント欄で削除要請がありました。ただ、本記事掲載の意図は、マイナンバー問題そのものにあるので、削除ではなく、容疑者の名前と住所の一部をマスキングすることで対応しました。ご了解下さい。

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2016/12/02

関係会社間取引における利益移転と税務(平成28年改訂版)

関係会社間取引における利益移転と税務(平成28年改訂版)

関係会社間取引における利益移転と税務(平成28年改訂版)(大蔵財務協会)

 ようやく見本が手元に来ました。
 今回は、各設問をかなり見直ししています。

 手に持つと、かなり分厚くなったなと感じました。
 なのに、定価は、2,037円+消費税って、財協さんすごい……。

 さて、今回の全面書き換えの中でも、特に組織再編は特徴的な部分です。
 適格・非適格を、以前、広島国税局の方に教えて頂いた表現としました。

 「名は体を表す」で、書籍中では、承継型合併、譲渡型合併と呼んでいます。
 この表現が、一般的に受け入れられるかどうか、わかりませんが。

 適格合併・非適格合併というよりも、分かりやすい表現ではないか。
 そのように感じています。

 Uさん、その節は、ありがとうございました。
 ご教示、心から、感謝しております。

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2016/12/01

覚せい剤の尿検査 誤認逮捕の事例もあり

覚せい剤の尿検査 誤認逮捕の事例もあり

 アスカ容疑者がどうなるか分かりませんが。
 誤認逮捕の可能性もあるのですね。


それでも簡易尿検査で逮捕しますか|覚せい剤で誤認逮捕
<< 作成日時 : 2009/06/27 00:22 >>

●正式鑑定で陰性、釈放=覚せい剤使用で逮捕の男性-山口県警

山口県警は25日、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕した無職男性(32)の尿を科学捜査研究所で正式鑑定した結果、覚せい剤成分が検出されず陰性となったため、同日釈放したと発表した。
組織犯罪対策課や周南署によると、男性は24日午後、「車で交通事故を起こしたかもしれない」と電話し同署を訪れた。しかし、車に事故の形跡がなく、つじつまの合わないことを話すなど言動に不審な点があったことから、同署が尿中の覚せい剤成分を調べる簡易検査を実施。陽性となり、緊急逮捕した。
男性は調べに「最近、風邪薬を飲んだ。覚せい剤は打っていない」と否認していたという。
同課は「簡易検査に加え、言動が不審だったことなどを考慮して緊急逮捕した。類似の薬を服用するなどして陽性反応を示した可能性や、簡易検査キットに不備があった可能性もある」と説明。「簡易検査のみに頼らず、慎重に判断していきたい」としている。 

 (略)

しかし、簡易検査キットでの検査は、決して万全ではありません。これは、あくまでも予備的な判断をするための簡易検査で、市販のキットには必ず、誤判定の危険性があるという注意書きが入っています。簡易検査の結果は裁判の証拠としても認められないもので、簡易検査をした後、科学捜査研究所で正式な鑑定を行います。
簡易検査には、誤判定はつきものです。誤判定の確率はそれほど高いものではありませんが、ゼロではないのです。その結果だけに頼って、身体を拘束することがほんとうに必要なのでしょうか。

 (略)

尿中覚せい剤を簡易検査キットで検査して、その結果、誤認逮捕。実はこれが最初の例ではありません。2007年には、捜査官の不慣れによる誤認逮捕例もありました。

●覚せい剤検査でミスし誤認逮捕(2007年10月30日 福岡県警)

福岡県警朝倉署は、覚せい剤使用を調べる簡易鑑定の結果を「陽性」と見誤り、無職男性を覚せい剤取締法違反容疑(使用)で誤認逮捕し、釈放したと発表した。
同容疑で男性宅を家宅捜索した際、注射器1本と覚せい剤の空袋とみられる4つの袋を発見。男性の左腕にも注射痕が見つかったため任意同行を求め、同署で簡易鑑定を実施。この鑑定では尿を付着させた試験紙の上に浮き上がる線の本数によって陽陰性を判断するが、捜査員が線を1本数え間違えて、「陽性」と見誤った。男性も「3、4日前に覚せい剤を使用した」と認めたため、同署は男性を緊急逮捕。しかし科学捜査研究所による正式鑑定の結果「陰性」と判明した。(2007/10/30付 西日本新聞朝刊より)

 (略)

http://33765910.at.webry.info/200906/article_22.html

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