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2017/05/13

「東芝監査、会計士が一時離脱=対立深刻、4月に異常事態」というけれど

「東芝監査、会計士が一時離脱=対立深刻、4月に異常事態」というけれど

 期限ありきが正常だと定義すれば、「異常」なんでしょうね。


東芝監査、会計士が一時離脱=対立深刻、4月に異常事態
時事通信 5/13(土) 8:04配信

 東芝の決算監査を担当するPwCあらた監査法人の会計士が4月に監査作業から一時離脱していたことが12日、明らかになった。東芝の米原発子会社の会計処理をめぐる深刻な対立を示す異常事態。PwCから「適正」との監査意見を得られないまま、東芝が4月11日に2016年4~12月期決算を発表した直後に離脱しており、17年3月期の通期決算の確定の遅れにつながっている。

 4月は17年3月期決算の監査作業が最も忙しい時期とされる。関係筋によると、「担当会計士が作業から事実上離脱し、監査が一時ストップした」といい、東芝が監査法人の変更を検討する要因の一つになったとみられる。離脱は5月まで数週間続き、グループ企業の監査にも影響が及んだという。監査作業は再開されているが、終了のめどは付いていない。

 (略)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170513-00000026-jij-bus_all

 監査法人側には何ら強制的な権限はない。
 その中で、後から結果論で責任追及する金融庁の存在を前提にして。

 協力的とはとても言えない会社との関係の中で。
 このような対応を、監査人がとったとして。

 それって、本当に責められるべきことなのか。
 もし責められるとすれば、制度設計した側の金融庁の責任が先でしょう。

 どの監査人がやっても、全部後付けで責任だけ取らされるのが見えている。
 ならば、会社の協力が得られないことを理由で「待つ」のが何故悪いのか。

 そうか、これって、都庁の議論と同じですね。
 結果的に問題が生じれば、全部、当事者が悪かったことになるのに。

 早期決断を示さない、小池都知事が悪いとの批判をする人多いですが。
 それって、これと同じ無責任の構造。

 あなたが後で責任取らされる立場で、本当にその決断が示せるのか。
 その視点で見ていれば、いかに無責任発言が多いのか。

 はっきり言いますが、政治は決断だというのは、ある意味大嘘です。
 決断しなければならない状況は、最後の最後。

 まだ先の問題が山積みの現時点で、「決断」するなら単なるバカ。
 「決断」したら、一気呵成でなければ、物事はうまくいきません。

 たぶん、小池都知事は、それを分かっていると思います。
 PwCあらたがどう思っているかは知りませんが。

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