カテゴリー「医療・福祉」の92件の記事

2017/12/03

何か一言刺さないと気が済まないのかな

何か一言刺さないと気が済まないのかな

 思わず笑ってしまった。
 忖度はダメでも、印象操作はいいんだ。


診療・入院料引き上げへ 報酬改定、薬価下げ財源
朝日新聞 2017年12月3日03時03分

 (略)

 本体をめぐっては財務省や医療費を払う側の保険者団体などが引き下げを要求。一方、医療団体は厚生労働省の昨年度の調査で病院の利益率がマイナス4・2%の赤字だったことや、安倍政権が財界に3%の賃上げを求めていることから引き上げを求めている。政府は本体の引き上げで、安倍政権を支持する日本医師会に配慮する思惑もあるとみられる。

http://www.asahi.com/articles/ASKD24TN6KD2UTFK007.html?iref=comtop_latestnews_04

 マスコミの中立性、公平性という言葉は既に死語ですね。
 対立陣営を攻撃する時だけは、主張するけど。

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2017/11/26

ヒトは「いじめ」をやめられない その1

ヒトは「いじめ」をやめられない その1


ヒトは「いじめ」をやめられない
中野信子(脳科学者)
小学館 2017年10月3日初版第1刷発行

 小学館文庫の1冊。
 最近の小学館は、ちょっと好きになれないのですが、それはさておき。

 いじめが、生物としての本質に根ざした原理で生じることを指摘。
 これって、すごく実感します。

 アタマで「いじめは悪いこと」「いじめはやめよう」というスローガンが。
 結果を出せないのは、「不倫は悪いこと」と同じレベルだと思います。

 つまり、倫理の話は、本質的な問題解決に一切繋がらない。
 生物学的問題が根本にあることを踏まえて、ではどうするか。

 そこに辿り着く必要がある。
 これ、以前から、なんとなく実感していました。

 何故なら、私自身が、過去にいじめにあったことがあるから。
 自分でも、ずっと考えてきたことと重なる部分があると思いました。

 でも、脳内麻薬が発動して、共感というブレーキがきかなくなる。
 抑止策で、自分が相手を攻撃すると損する仕組みが必要だ、との踏み込みは。

 言われて初めて、なるほどでした。
 私の場合、人間以外の生物でもいじめはあるという記事を見ていた程度。

 本書は、まさに脳科学者としての視点でどんどん切り込みます。

 中でも、スタンフォード大学監獄実験の話とかは怖いですね(P65)。
 実験者がのめり込み、恋人に中止勧告されるまで、止められなかったと。

 まさに暴走し始めると、誰も止められなくなる。
 社会的動物としての人間の怖さを示しています。

 もう1つ怖いと思ったのは、ザ・サードウエーブ実験(P158)。
 ナチスが何故台頭したのか、そのナチスは選挙で選ばれたとの矛盾。

 これを教師が実験で生徒に示そうとした結果。
 この実験は、学校中で広がるのに1週間かからず。

 更には学校外に広がっていったと。
 その過程では、暴力が振るわれる、挨拶しない生徒の密告。

 いや、まさにナチスの台頭そのものが再現されたというべき状況に。
 この教師が暴走を止めるために何をしたか。

 是非読んでみて下さいというところ。

 ただ、著者は勇気あるなと思いました。
 生物的な問題だというと、非人間的だと言い出すアホが湧くからです。

 実際、amazonでも、まさにこの種のアホ批判が出ています。
 まともに読めていないか、日本語能力ないか、思い込みで読むかですが。

 そこを踏み越えて、本書では、解決策を提示している。
 その1つは、仲間意識を不必要に高めないことだと(P90など)。

 続きます。

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2017/10/30

難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください! その6 会社の健康診断では初期がんは見つからない

難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください! その6 会社の健康診断では初期がんは見つからない

「難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください!」
 水上治(医師)・大橋弘祐(作家・編集者)
 文響社 2016年5月6日初版第1刷発行
https://www.amazon.co.jp/dp/4905073383/

 続きです。

 ちょっとショックですが。
 会社の健康診断では、まず、初期がんは見つからないのだと。

 健康診断で見つかるのは、進行がんであることが大半だと。
 効果的な検査を受けないと、がんは見つからないのだと。

 うーん、そうなのか。
 では、会社の健康診断は気休めなんだろうか。

 で、50歳からは1年に1回がん検診を受けろと。
 肺・胃・大腸の3つで、死因となる半分程度のがんを検査できると。

 その上で負担のないエコーで、肝臓・胆嚢・膵臓を検査すれば。
 だいたいのがんの検査は網羅できるのだと。

 女性は、これに、乳がん・子宮がん・卵巣がんなど。
 婦人科系の検査をプラスしなさい
と。

 なるほど。
 今年の人間ドックはこのあたりを念頭に置けばいいのか。

 まだ続きますが、この辺で。
 是非買って読むことをお勧めです。

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2017/10/29

難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください! その5 太っているより痩せている方がいいわけでもない

難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください! その5 太っているより痩せている方がいいわけでもない

「難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください!」
 水上治(医師)・大橋弘祐(作家・編集者)
 文響社 2016年5月6日初版第1刷発行
https://www.amazon.co.jp/dp/4905073383/

 続きです。

 太っていても、痩せていても、リスクは上がるのだと。
 糖尿病患者以外は、多少太っていても気にしないでいいと。

 運動はすべきで、ナチュラルキラー細胞を活性化させると。
 でも、やり過ぎもダメだと。

 毎日1駅分歩くとか、車を使わず買い物に行くとか。
 その程度で十分で、トライアスロンなんかは本当によくないと。

 あと、ストレスや性格との関係はまだ分かっていないのだと。
 へー、ちょっと意外。

 女性の乳がん予防には、お酒を飲み過ぎないように。
 大豆などのイソフラボンを摂取しましょうと。

 あと、遺伝子検査は、まだ精度が高くないよと。
 そうなんだ。

 続きます。

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2017/10/28

難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください! その4 がん予防に効く食べ物を敢えて言えば

難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください! その4 がん予防に効く食べ物を敢えて言えば

「難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください!」
 水上治(医師)・大橋弘祐(作家・編集者)
 文響社 2016年5月6日初版第1刷発行
https://www.amazon.co.jp/dp/4905073383/

 続きです。

 これを食べればというのはないんだと。
 しかし、敢えて言えばというのはあると。

 まず、にんにくで、1日ひとかけらでいいと。
 無臭にんにくは、ダメなんだそうですが。

 あと、きのこも免疫力を上げる効果があるらしいと。
 えのきやしいたけを、毎日食べなさいと。

 そして、コーヒーを毎日飲みなさいと。
 ただし、バランスを崩さないことが大事だと。

 お酒は全く飲まないより、ときどき飲酒するくらいがよいと。
 ただし、喫煙者は酒を飲むのはダメよと。

 たくさん飲む人は休肝日を設けなさいと。
 ただ、本当は1日あたりビール1、2缶に抑えておく方がいいと。

 続きます。

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2017/10/27

難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください! その3 がんは予防と定期健診早期発見の二段構えでかなり対応可能

難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください! その3 がんは予防と定期健診早期発見の二段構えでかなり対応可能

「難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください!」
 水上治(医師)・大橋弘祐(作家・編集者)
 文響社 2016年5月6日初版第1刷発行
https://www.amazon.co.jp/dp/4905073383/

 続きです。

 たばこの害は、非常に大きい。
 副流煙の問題、つまり、受動喫煙は、非常に危険。

 たばこと食事と運動不足に気をつけて生活すれば。
 がんの3分の2は予防できると。

 で、野菜の農薬を気にするよりも、カビを気にしろと。
 発がん性物質としては、そっちの方がはるかに危険だと。

 食品添加物も、今はあまり気にしなくていいと。
 十分に厳しい規制があるのだからと。

 そうなんだ。
 びっくり。

 更に、がん予防で食べてはいけないものはないが。
 食べる量を抑えるべきものはある
と。

 それが、肉と塩だと。
 肉を食べるのは、週に2、3日程度にしろと。

 魚を増やしましょうというのと。
 ソーセージやハムは、日本人の摂取量では気にしなくていいと。

 そうか、肉、もっと減らさないとダメなんだ。
 シクシク。

 そして、日本人が一番気にすべきは塩だと。
 和食唯一の欠点は、塩分が多すぎて、胃がんになりやすいと。

 胃がんだけでなく、高血圧で心筋梗塞・脳卒中の原因にもなる。
 塩鮭・たらこ・干物・梅干・いくらなどは減らす。

 ラーメンのスープも残さず飲むなんてのは、止めろと。
 汁物はだしを濃くして薄味にしなさいと。

 また、野菜や果物を摂取して、カリウムで塩分を体内から出すように。
 水を飲むことも大事なのだと。

 胃がんについては、ピロリ菌検査も大事だと。

 糖分は、糖尿病患者以外は問題なくて。
 糖尿病患者は、がんになりやすいのだと。

 うーん、勉強になるなぁ。

 驚きは、いわゆるお焦げは、食べてもいいと。
 1トン食べないとがんにはならないのだからと。

 なんか、いろいろ今までの常識って、迷信に近かったのかと。
 かなり衝撃。

 そして、マーガリンは絶対食べるなと。
 自然食品のバターにしましょうと。

 続きます。

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2017/10/25

難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください! その1 自分でがんとがん細胞についての知識を得る必要性

難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください! その1 自分でがんとがん細胞についての知識を得る必要性

「難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください!」
 水上治(医師)・大橋弘祐(作家・編集者)
 文響社 2016年5月6日初版第1刷発行
https://www.amazon.co.jp/dp/4905073383/

 掛り付けのクリニックの先生から、言われました。
 人間ドック受けるなら、がん検診もと。

 ということで、そんな意識でコンビニで目にとまって購入。
 なかなかすっきりした説明。

 まず、そもそもがんとは何かを医療用語使わず説明してと。
 無茶ぶりされて、

「まあ、シンプルに言うなら、分裂をやめない細胞だね」

 と、水上医師。

 通常は、細胞は50回程度分裂して死滅するのだと。
 細胞が死んで、新しい細胞に入れ替わって、新陳代謝が生じる。

 死滅しなければ、体の形を変えてしまう。
 という意味で、がんは、ものすごくたちの悪いおできだと。

 元々、人体では細胞分裂というコピー現象が無数に生じている。
 ただ、1日5000個程度は、複写に失敗するのだと。

 失敗しても、修復されるか、死ねば問題ないが、残る場合がある。
 これをリンパ球が殺して、がん細胞の元を残さないようにしている。

 ところが、ごくまれにこれをかいくぐって、処理されず残るもの。
 これが増殖を続けて、がんという病気になっていくのだという。

 そうか、分裂を止めず、死滅しないで増殖するのががん細胞なんだ。
 なるほど、すごくわかりやすい。

 で、がんは自分の細胞由来なので免疫が機能しづらい。
 分裂が続いて、臓器圧迫して、人間は死に至るのだと。

 また、転移というのは、がん細胞が血管やリンパ管を通じて。
 他の臓器に寄生することなのだと。

 このがん細胞というのは、痛みがない。
 だから、ちゃんと検査を受けなければならない。

 しかし、知識がないと、そのことすら分からない。
 日進月歩の治療の進歩に対応するためにも、自分が勉強しないとダメ。

 なるほどです。
 続きます。

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2017/09/27

納得できない非常識な法に従う他はないという考え方は、本来の法の在り方ではない(樋口範雄教授)

納得できない非常識な法に従う他はないという考え方は、本来の法の在り方ではない(樋口範雄教授)

 月報司法書士2017年9月号「特集 死ぬ権利(尊厳死)・リビングウィルを考える」より。

○尊厳死の法制化について
 樋口範雄(武蔵野大学法学部特任教授・東京大学名誉教授)

 信託関係でも有名な樋口教授の稿。
 終末期医療のための尊厳死の法制化について、教授は制定反対だと。

 あれ、何故なんだろうと思うわけですが。
 根底には、日本人の法律に対する見方・考え方があるのだと。

しかし、新たな法律を制定しても、このように形式的に法律を解釈して法に『過剰反応』する限り、完璧な解決にならない可能性が強い。

わが国においては、実に残念だが、『時に納得できない非常識なものでも、法として定められている以上、それに従うほかはない』とするような考え方が見られる。

 このようの述べて、かつての個人情報情報保護法への過剰反応を例示する。
 2005年4月、同法施行時に、関西で生じた大鉄道事故で、医療機関に照会があった。

 ところが、多くの医療機関は、個人情報だから答えられないとしたのだと。
 これは「非常識な対応であることは明らか」だった。

 そこで、是正するため、政府はQ&Aを作った。
 これがその後のガイダンスのQ&Aになっていると。

 なるほど、確かに、形式的にやるとアホな話が起きますね。
 これは、まさに、マイナンバー狂想曲として、再現されました。

 さて、話を戻して。
 もし、今、尊厳死を法制化すれば何が起きるのか。

わが国の法意識のもとでは、法さえあれば、法に従っていさえすれば、悩む必要がなくなる。それは本来の正しい法のあり方ではない。

 耳が痛いですね。
 いや、医療ではありませんが、確かにそういう意識があります。

 で、医療については、既にガイドラインがあり。
 遵守しつつ、丁寧な医療対応していれば、何の問題もないと。

 そして、ガイドラインの一節を紹介している。

このガイドラインは、人の倫(みち)に適うことを行って法的に咎められることになるはずがないという考えによります

 そうですね。
 これこそが、当たり前の法意識なのだと、ちょっと反省中です。

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2017/08/31

飲みすぎと塩分の取りすぎが原因

飲みすぎと塩分の取りすぎが原因

 そうですよね。
 塩分摂取が引き金になるって、よく聞きます。


脳卒中で倒れたチョコボール向井氏 リハビリの日々を語る
2017年08月29日 16時00分 NEWSポストセブン

 (略)

 2007年でAVを引退後は飲食店などの経営者として活躍していたが、この6月末、自身のバーで脳卒中で倒れてしまったという。後遺症で左半身に麻痺が残り、現在はリハビリに励む毎日を過ごしている。

飲みすぎと塩分の取りすぎが原因。お客さん相手の商売ということもあり、それまで飲めなかったのに、毎日ビールを10本飲んで、食事といえば肉ばかり。今になって、もう少し節制していればと後悔するばかりです」

 (略)

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12180-608245/

 で、やはり醤油の摂取量は考えた方がいいのでしょう。
 こんなニュースもありました。

減塩しょうゆ 脳卒中ワースト返上!書店とコラボ 盛岡
毎日新聞2017年6月22日 20時19分(最終更新 6月22日 20時25分)

 私がまだなんとかなっている理由の1つは。
 恐らく、我が家では30年近く減塩醤油利用ってのがあるはず。

 いや、そうでなければとっくに(略)。

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2017/07/25

セルフメディケーション税制、更正の請求で選択替えはできず

セルフメディケーション税制、更正の請求で選択替えはできず

 T&Amaster 2017年 07月 21日号より。

○セルフメディケーション税制、更正の請求で選択替えはできず
 「租税特別措置法に係る所得税の取扱いについて」を一部改正

 セルフメディケーション税制は、今年からの税制ですね。

 スイッチOTC薬の購入費用を年間1万2千円超支払った場合。
 その購入費用のうち1万2千円超の額を総所得金額等から控除するもの。

 あ、購入費用は、年間10万円を限度です。
 他にも、健診受診要件とかありますが、それは省略して。

 この制度は、従来の医療費控除との選択適用となっています。

 で、問題は、確定申告で、どちらかを選んだ後になって。
 もう一方が有利だ、となった場合でも。

 更正の請求による、後からの選択替えはできない
 その点が、通達一部改正で確認されたそうです。


・措通(所)41の17の2-1(特定一般用医薬品等購入費を支払った場合の医療費控除の特例を適用した場合の効果)

 法第73条第1項の規定の適用に当たって、その者の選択により措置法第41条の17の2第1項の規定を適用したところにより確定申告書を提出した場合には、その後においてその者が更正の請求をし、又は修正申告書を提出するときにおいても、当該選択をし適用した同項の規定を適用することに留意する。

(注)法第73条第1項の規定の適用に当たって、措置法第41条の17の2第1項の規定を適用しなかった場合においても同様である。

「租税特別措置法に係る所得税の取扱いについて」の一部改正について(法令解釈通達)平成29年7月14日公表
https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kobetsu/shotoku/sochiho/kaisei/170704/index.htm

 なるほど、はっきり書いてありますね。

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