カテゴリー「将棋・囲碁」の38件の記事

2018/05/03

ミスをした時に大事なことは(羽生善治竜王)

ミスをした時に大事なことは(羽生善治竜王)

 羽生先生のミス対応論。


羽生竜王の金言、「結果と一致しないことに物事の機微は潜んでいる」
2018年5月1日 16時1分 スポーツ報知

 (略)

 ミスをした時は、ミスを重ねないために休憩を取り一服することが大事だと思います。ミスをした瞬間、始めてしまいがちな反省と検証をまずは横に置き、まずは集中して挽回する。

 (略)

http://news.livedoor.com/article/detail/14656473/

 なるほど。
 確かに、そうですね。

 ミスが出た時に考えるべきは、連発しないこと。
 だから、反省や検証にすぐ行きがちだけれど、優先順位は違うと。

 まずは、休憩で、リズムを切替えるべきなのだと。
 実際、体力が落ちているからミスが生じることもあるでしょう。

 私が思うに、恐らくミスは、神様からの何かのメッセージ。
 そのまま進めれば、もっと悲惨な事態が起きる。

 だから、ミスが生じた流れのままで物事を進めないことが大事だ。
 数多くの経験の中で、それを実感しているということなのでしょうね。

 自分でも、意識したいと思います。
 いや、ちょうど、反省すべきことがあったばかりだったので……。

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2018/02/17

羽生が勝ち、羽生が負けた日

羽生が勝ち、羽生が負けた日

 昼休みにネットを見ると、藤井五段が買ったと。
 ってことは、羽生先生負けたんだ、あちゃーと。

 4三歩あたりの対応がどうだったのか、という気もしますが。
 いや分かりません。

 で、午後、お客さんのところに行ったら。
 テレビ視聴中で、これ終わらないと話できませんねと。

 ハビちゃん、しょうまくんが滑るのを見て。
 おぉ、ワンツーフィニッシュではないですか。

 すげ。
 羽生選手の男らしさには、感動しますね。

 あとは、薬物チェックとかで変なことにならなければな。
 痛み止めとかで変なケチが付かないことを心から祈ります。

 それにしても、すごいな。

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2018/02/08

3月末まで休場中の先崎九段が棋聖戦予選の感想戦に登場

3月末まで休場中の先崎九段が棋聖戦予選の感想戦に登場

 産経新聞平成30年2月6日(火)生活面の将棋欄。
 対局者は、青野・阿久津のお二人で、居飛車急戦vs四間飛車。

 感想戦の話で、先崎学九段が登場したと。
 阿久津先生が自信ないと思った局面で、対局者が見えていない手を披露。

 青野先生が、「大丈夫なの?」と休場中でもあり先崎先生に聞いたところ。
 「リハビリに来ました」との答えだったと。

 そうか、純粋に体調面での休養だったのですね。
 しかし、快方に向かっているようで、ほっとしました。

 4月からは、また対局姿を見られそうですね。

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2018/01/23

「3手先を読むには、相手の価値観や考え方を分かっていないといけない」(羽生竜王)

「3手先を読むには、相手の価値観や考え方を分かっていないといけない」(羽生竜王)

 なるほどです。

 バキが列海王戦直前に自分で模擬戦をやりますが、同じですね。
 復元の決め手は、自分がどれだけ相手を理解しているか。

 つまり、イメージ力ですが。
 その根底にあるのは、相手の微妙な部分を感じ取る能力。

 それは、相手を人間としてどう理解するかありき。
 指し手は常に意思を持っているのですから。


羽生竜王の講演会、希望者殺到で別会場を準備
読売新聞 2018年01月21日 09時59分

 (略)

 ホールで講演を聴いた同市の設計士の男性(29)は「『3手先を読むには、相手の価値観や考え方を分かっていないといけない』という言葉は、お客さんの立場で考える設計の仕事にも生かせそう」と話した。

 (略)

http://www.yomiuri.co.jp/culture/20180121-OYT1T50012.html

 で、誰でも同じように戦うだけだなんてのは、傲岸不遜。
 トップレベルの戦いの決着は、常に、根本にある微差だと踏まえている。

 若き日の羽生先生は、これと対極にある考え方だったと思いますが。
 ある意味、年数を経て、米長哲学に近づいた部分がありますね。

 つまり、これは、人間同士の戦いであるということを踏まえた発言でもあり。
 AI時代に生きる棋士としての自己宣言でもあるのでしょう。

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2018/01/18

羽生VS藤井「2・17公式戦初対決」読売と朝日が異例の協力態勢(東スポ)

羽生VS藤井「2・17公式戦初対決」読売と朝日が異例の協力態勢(東スポ)

 あの東スポの記事とは言え、これは流石に本当なんでしょう。


羽生VS藤井「2・17公式戦初対決」読売と朝日が異例の協力態勢
2017/01/17 16:30東スポWeb

 (略)

 そんな過熱ムードに配慮してか、読売新聞主催の竜王戦のイベントで、ライバル朝日新聞主催の棋戦のために質疑の場を用意するというまさかの“タッグ”を組んだのは異例中の異例といえる。

 (略)

https://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/trend/tokyosports-entame-entertainment-888526.html

 なるほど、しかし、この異例が起きた背景は読めますね。
 読売新聞には、西条耕一記者がいますから。

 筋の通らないことはタブーなく公言することでも有名ですが。
 流石元柔道マンで、今風じゃないかもしれないが、熱いんですよね。

 ただ、筋肉バカって風じゃなくて、むしろ紳士風でワイン片手が似合うのは。
 やはり元慶応ボーイというところか。

 今回の話は、彼がいればこその決断だったのでしょう。
 業界のため、引いては読売新聞の株を上げると、上司を説得したのだろうな。

 彼に熱く語られ、最後にあの笑みを向けられたら、まぁこうなるか。
 30年経っても、きっと彼は変わっていないのだろうなと思います。

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2018/01/11

局所的なセオリーの例外は、経験で得た大局観から判断する

局所的なセオリーの例外は、経験で得た大局観から判断する

 モテ光先生こと佐藤康光九段のお言葉です。


 基本的に棋士の強さの根源は読みだと思うんですね。ちょっとした違いをいかに正確に読んでいくかというところが強さだと思います。当然,弱いうちは誤って読むわけですけれども,その繰り返しによって,少しずつ勘が磨かれるといいますか,感覚が身に着いていく。それが大局観なのだろうと思います。つまり,読みをひたすら繰り返すことによって,だんだん自分なりの基準が出てきて,その積み重ねで自分なりの大局観ができてきますので,そういう意味では年を経て出てくるものもあります。

 将棋は,結構例外が多いゲームです。セオリーが山ほどたくさんあるわけですが,それはあくまでも部分,部分のセオリーであって,それが盤面全体で考えてみると当てはまらないというケースが結構多いのです。部分,部分のセオリーは知っていても,それをいろいろな基準で判断できなければいけないので,そういう難しさはあります。例えば,よく最初は玉を囲いなさいと言いますが,プロの将棋で全然囲っていないこともあるわけです。それは全体を見てそうしているわけです。

 手を読んだり,いろいろなことを考えたりした経験を少しずつ活かして,何となくこれは何とかなりそうだとか,これはだめそうだなという判断になってくるわけです。その理由は必ずしも1 つだけではなくて,多いときはかなりの数になりますけど,複合的な理由が重なったときに,それを直感的に判断するのは経験から来るものかなと思います。

INTERVIEW:インタビュー
将棋棋士・日本将棋連盟会長
佐藤康光さん

LIBRA Vol.18 No.1 2018/1

 なるほど、という感じです。
 「理外の理」と呼ばれるジャンルの判断ですね。

 税務では、「常識」がこれだったりするのですが。
 将棋の場合は、一言で表現できるものはまだ聞いたことがないし、難しそう。

 流石の考察という感じです。

 そういえば、かつて佐藤九段をモテ光とネーミングした先崎九段はというと。
 一身上の都合との理由で、現在、長期休場中ですね。

 なんとなくですが、家庭上の問題があるのかな、という気もします。
 屈折はあれど、将棋が大好きだとかつて語っていた方ですから。

 相撲ほどじゃありませんが、数多くの問題が生じている将棋界。
 佐藤会長を支える同世代として、先崎先生にも是非復活して欲しいなと。

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2017/12/27

「自分の持っている知識を出し惜しみせず公開」するとは

「自分の持っている知識を出し惜しみせず公開」するとは

 羽生先生と長年切磋琢磨してきた森内先生の言葉。


 (略)

 「羽生さんは新しい指し方に常に敏感で、自分が変わることをいとわない人です。一番すごいなと思うのは、勝負師なので、勝つために自分の持っている情報をあえて隠すというやり方もあるはずですが、羽生さんの場合、自分の持っている知識を出し惜しみせず公開しています。今はそういうやり方が主流になっていますが、それは彼が作ったものです。自分のことよりも全体のことを考えて生きていらっしゃる方だと思います」

 (略)

常に最先端で勝負…ライバルが見た羽生「永世七冠」
読売新聞メディア局編集部 田口栄一
2017年12月23日 05時20分
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20171219-OYT8T50104.html

 これと同じポリシーでやってきたのが、弁護士の関根稔先生。
 taxMLのポリシーは下記。


taxMLのポリシーです

 このMLはお互いに情報を交換するとの趣旨で運営されています。MLに主人公はいません。白い猫でも、黒い猫でも、有益な情報を提供してくれたメンバーが主人公です。

 一人の知識が全員の知識になり、全員の知識が一人の知識になる。これがMLの目的です。知識を出し惜しみする秀才は、このMLには向きません。

taxMLのポリシーです

 常に最先端を走る人達には、共通のライフスタイルなのかもしれない。

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2017/11/18

指した手が最善

指した手が最善

 産経新聞平成29年11月9日掲載の黒沢怜生五段対川上猛六段棋聖戦1次予選観戦記より。


指した手が最善

 対局中はミスをしても後悔せず、指した手を生かすのが大事という「指した手が最善」という言葉が将棋界にはある。
「後悔先に立たず」のポジティブ版だ。
 筆者は奨励会時代の森下卓九段に教わり、座右の銘にしている。
 高校進学を決めた藤井聡太四段に谷川浩司九段がこの言葉を贈り、また、師匠の杉本昌隆七段は「選んだ道を最善手にするのは本人しだいです」と語った。

 (略)

(勝又清和)

 うん、もうすぐ使いました。
 覆水盆に返らずでは、あんまりですが、これなら前向き。

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2017/10/26

18歳から25歳までが流動性知能(思考力・計算力など)のピーク

18歳から25歳までが流動性知能(思考力・計算力など)のピーク

 「流動性知能」という言葉を初めて知りました。
 メモで残しておきたく。


藤井聡太四段が高校進学決断 名古屋大教育学部付属高へ
2017/10/26(木) 5:00配信
スポーツ報知

 (略)

 藤井四段は、以前から「18歳から25歳までが流動性知能(思考力・計算力など)のピークで(高校に通う15~18歳は)大事な時期なので難しい選択になります」と揺れる胸中を吐露していた。

 (略)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171026-00010000-spht-soci

 で、知能は、

[1]流動性知能(fluid intelligence)と
[2]結晶性知能(crystallized intelligence)

とに分けられるのだと。

 前者の向上には、「Nバック課題」というトレーニングが効果があったと。


2011.06.23 THU 13:02
流動性知能を向上させる簡単な訓練:研究結果

小中学校の子どもたちに『Nバック課題』というトレーニングを1カ月受けさせたところ、遺伝の影響が強いとされる「流動性知能」が大幅に向上し、トレーニング終了後も効果が持続したという。

通常、知能はふたつの異なる要素からなると考えられている。すなわち、流動性知能(fluid intelligence)と結晶性知能(crystallized intelligence)だ。流動性知能とは、新たな問題を解決し、未知のパターンを認識することにかかわる能力全般を指す。結晶性知能とは、特定種類の知識によって構成されるものだ。流動性知能は教えて伸ばすことが難しいため、人間の思考力の中でも、遺伝の影響が大きい要素だという見方が強い。

しかし、ミシガン大学の研究者たちはこのほど、単純なメンタル・トレーニングで流動性知能を向上させることが可能だということを示した(研究論文はPNASに公開されている)。

 (略)

TEXT BY Jonah Lehrer
TRANSLATION BY ガリレオ ?高橋朋子/合原弘子

WIRED NEWS 原文(English)
https://wired.jp/2011/06/23/%E6%B5%81%E5%8B%95%E6%80%A7%E7%9F%A5%E8%83%BD%E3%82%92%E5%90%91%E4%B8%8A%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E7%B0%A1%E5%8D%98%E3%81%AA%E8%A8%93%E7%B7%B4%EF%BC%9A%E7%A0%94%E7%A9%B6%E7%B5%90%E6%9E%9C/

 「Nバック課題」って、どんなものか。
 文中にもあったが、確かに、あまり面白くなさそう。


 あなたがすることは9つのマスに一定時間表示される数字または■のパターンを記憶し答えることです。
 ただしあなたが答えるのはレベル数だけ前のパターンです。

ワーキングメモリーを鍛える2(n back task)

 しかし、藤井4段って、本当に中学生なんだろうか。
 思索的というか、多読的というか。

 なんか、普通に大人に混じって会話できそうな感じだ。

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2017/08/06

AIは「前よりも確率的にパフォーマンスが上がること連続的にやっているだけ」(羽生先生)

AIは「前よりも確率的にパフォーマンスが上がること連続的にやっているだけ」(羽生先生)

 「ファイナンス」平成29年3月号より。

 なるほど。
 AIが人間を全て凌駕したわけではない、と言って良いのですね。


羽生 (略)

 なぜかと言うと、つまり、ここに人間の心理の微妙な違いがあると思うのですけど、コンピュータがやっているのだから万能だとか完璧だとか100%だというのは大きな誤解で、ディープラーニングがやっているのは前よりも確率的にパフォーマンスが上がること連続的にやっているだけなのです。それは100%の回答ではないです。以前は70%だったのが今度は71%になって、次は72%になるということで、それが完全な答えではないと言うことも広く伝えていくことが普及の要になると思っています。また、「真実は何か」と聞かれたときに、AIはAIで間違いなく人間の持っていない大きな知性だと思いますが、それを人間が補完することによって、真実により近づいていけるのではないか、それは決して完全なものではないでしょうけど、前よりは少なくとも良い状態で進歩したと言えると思っています。


超有識者場外ヒアリングシリーズ
文化・科技編:羽生 善治 棋士(三冠)(王位・王座・棋聖)
「ファイナンス」平成29年3月号

 小松左京の思想と同じですね。

 AIと人間の協業をいかに考えていくべきか。
 ついに、そのような時代に入ったということなのでしょう。

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