カテゴリー「相続・葬儀・通夜」の117件の記事

2017/05/25

公正証書遺言を作ってはみたけど…(月刊「税理」)

公正証書遺言を作ってはみたけど…(月刊「税理」)

 月刊「税理」2017年3月号より。


○こんなところに落とし穴!
 税理士業務のヒヤリハット
 File No.39 公正証書遺言を作ってはみたけど…
 鈴木真紀(税理士)

 以前作成した遺言を撤回して、すべて公正証書遺言で作成し直すことにした。
 ところが、その前に更に別の遺言があったことが、後で分かったと。

 結果的に影響はなかったようですが、冷や汗ものだったと。
 うーん、でもこれって、完全には対応難しいですね。

 もっと言うと、税理士は方向性を助言することはできても。
 作成そのものにタッチするのは、どうなのかなとも思っています。

 私の場合、懇意にしている司法書士の先生にお願いしています。
 方向性をお話した上で、直接お客さんと話をして公正証書遺言案作成して貰うのですが。

 これもまた、餅は餅屋って話ではないかと。

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2017/05/10

お金の困った!7人の士、一挙解決(日経ビジネス人文庫)その7

お金の困った!7人の士、一挙解決(日経ビジネス人文庫)その7


お金の困った!7人の士、一挙解決
日経ヴェリタス編集部編著
日本経済新聞出版社 2016年10月3日第1刷発行
(日経ビジネス人文庫)

 続きです。

 疑問が幾つか。

 まず「なんじゃそれ」が「お金と学力の関係」(P39)。

 家計が苦しければ子供が日常生活で我慢することが多くなる。
 すると、勉強のため必要な我慢する力が足りなくなると。

 逆に、年収が大きい世帯ほど、我慢する力の数値が大きくなると。
 えー、そんな仮説あるのかいなと思いましたが。

 大阪大学池田新介教授の3695人を対象とした調査で。
 このような傾向を明らかにしたのだと。

 うーん、逆の事例もよく見ますけどね。
 何でも買えちゃうから、我慢のできない人とか。

 元の質問は、
 「なかなか集中できない」
 「悪い習慣により苦労していることがある」
 などの13個。

 その当てはまりを5段階で回答して貰って。
 我慢する力を数値化したと。

 これ、我慢する力じゃなくて、「心の余裕」の測定でしょう。
 元の調査論文読んでいませんが、なんだかなです。

 もう1つ疑問が遺産の現物分割の方法について(P69)。

 自宅の庭が広く、盆栽を長男が育てて盆栽業をしていたので。
 盆栽のある庭部分は長男、残りの土地建物部分は次男にと分けたと。

 これって、建築確認の際の容積率・建坪率と変わりますね。
 分割後に、建築基準法違反になる恐れがないのだろうか。

 あるいは、当面よくても、建て替えのできない土地になる恐れがないのか。
 すごく気になります。

 分割をまとめるためには仕方ないのかもしれませんが。
 子供や孫の代に、トラブルを残す解決策のような気がします。

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2017/05/06

お金の困った!7人の士、一挙解決(日経ビジネス人文庫)その3

お金の困った!7人の士、一挙解決(日経ビジネス人文庫)その3


お金の困った!7人の士、一挙解決
日経ヴェリタス編集部編著
日本経済新聞出版社 2016年10月3日第1刷発行
(日経ビジネス人文庫)

 続きです。

●土地の境界には筆界と所有権界がある(P110)

 法務局の管理する筆界は知っていましたが。
 当事者間で決める所有権界というのがあるのですね。

 で、両者が食い違う場合にトラブルが起きやすいと。

 この事例では、ADRを使うことになったのですね(P112)。
 て、最後ははみ出し部分を現状所有者が買い取りで解決

 その際のポイントは、子や孫の代まで揉めさせないとの視点。

 そうですね。
 遺産整理で一番大事な視点です。

●マンションのベランダ・窓・玄関ドアは、専有部分でなく共有部分(P117)

 専有部分は、部屋の天井や床、壁の内側の空間に限定。
 屋上・ベランダなどは、エレベーターや廊下と同じく共有部分。

 ただし、共有部分のうち、エレベーター等は共同使用部分となり。
 ベランダは、ここの住居所有者に専属使用権がある専属使用部分となる。

 この事例では、天井からの雨漏りがあり、ベランダが疑わしいけれど。
 調べるためには、管理組合の同意がないとダメなのだと。

 へー。

 で、修繕のために、住宅瑕疵担保責任保険があるが(P122)。
 新築住宅引き渡しから10年以内に構造瑕疵が見つかれば、請求できると。

 ただ、全額補償ではなく、10万円足切りで8割補償。
 修繕費用だけなく、仮住まいに必要な費用も出るのだと(P125)。

 業者が倒産していると、住民が費用請求できるのだと。
 制度があっても、知らないと意味がないのでしょうね。

 続きます。


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2017/05/05

お金の困った!7人の士、一挙解決(日経ビジネス人文庫)その2

お金の困った!7人の士、一挙解決(日経ビジネス人文庫)その2


お金の困った!7人の士、一挙解決
日経ヴェリタス編集部編著
日本経済新聞出版社 2016年10月3日第1刷発行
(日経ビジネス人文庫)

 続きです。

●遺言での不動産の所在地間違いは、遺言が無効になる(P79)

 住所地を書くのではなく、登記事項証明書のある地番を書く。
 もし住所地を遺言に書くと、無効になってしまうのだと。

 そうですね。
 やはり、公正証書遺言が一番でしょう。

●マンションのペット規約の典型例はあいまいでトラブル続発(P100)

 「他人に危害を与える動物の飼育を禁じる」が典型的規約。
 しかし、曖昧で、トラブル多発の元になっているのだと。

 マンション販売業者は、ペット嫌いには、禁止されていますと。
 ペット好きには、一緒に住めますと、客に応じて使い分けすると。

 で、管理規約変更には、それなりの手続きが必要ですが。
 区分所有者と議決権総数の4分の3以上の賛成が必要だと(P101・103)。

●土地の境界特定のための地籍調査等は都会ではかなり低い(P107)

 全国で進捗率は51%だが、品川区5%、渋谷は0%と低い。
 人口密度の低い岡山県真庭市は90%もある。

 多くの住宅地登記は古いままで、これがトラブルの元だとか。
 地籍調査が完了する200年後まで、境界トラブルは絶えないだろうと。

 うへー、すごすぎですね。

 続きます。

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2017/05/04

お金の困った!7人の士、一挙解決(日経ビジネス人文庫)その1

お金の困った!7人の士、一挙解決(日経ビジネス人文庫)その1


お金の困った!7人の士、一挙解決
日経ヴェリタス編集部編著
日本経済新聞出版社 2016年10月3日第1刷発行
(日経ビジネス人文庫)

 各種資格者への取材を元にした連載を書籍化したもの。
 文庫本になっているので、読みやすい。

 いくつか「へー」と思ったこと。

●米国の大学に留学する際の費用(P49~50)

 カリフォルニアの某大学は4年間で1500万円程度。
 私立・公立、大都市・地方の違いで幅があるが、日本より高い。

 円安の進行もあって、負担は増加。
 生活費も入れると、トータルで2500万円程度かかってしまうと。

 しかし、優秀なら、大学次第では、学費が免除になる場合もある。
 ハーバードなどの名門大学は、家庭の世代収入を考慮する制度があると。

 で、一般論でお勧めは、いったん、カレッジ(短大)に入ることだと。
 編入で4年制大学に入ると、トータルの学費を抑えられるのだと。

 へー、学費を抑えるために、手はあるものですね。

●特別受益には明確な線引きがない(P63)

 遺産総額1億2千万円に対する200万円は金額として小さいので。
 家庭裁判所で特別受益と判断されてもおかしくはないのだと。

 へー、そうなんだ。

 でも、そうすると、遺留分減殺請求に備えるって、難しいですね。
 どこまでが対象になるのかは、やってみないとわからない。

 本気で考えるなら、弁護士さんと相談して貰うしかないですね。

●息子の嫁の寄与分は遺言書にないと基本対象にならない(P64)

 相続人でないので、息子の嫁の寄与分は基本対象にならないと。
 遺言書等に書いてないと、一部例外以外は、介護しても寄与対象外。

 まぁ、そう言われればそうなんでしょうね。

 でも、介護する時はそんな気持ちでなくても、後で言われると。
 やるせない気持ちになってしまうってことも、ありそうですね。

 続きます。

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2017/04/17

死後の遺留金11億円 各自治体、引き取り手捜し重荷に

死後の遺留金11億円 各自治体、引き取り手捜し重荷に

 少額過ぎて、始末できないのですね。
 何か特別な立法が必要、ということなのでしょう。


死後の遺留金11億円 各自治体、引き取り手捜し重荷に
2017年4月16日 8時45分
朝日新聞デジタル

遺留金が宙に浮くまで

 身寄りのない人らが死後に残した「遺留金」が宙に浮いている。

 (略)

 引き取り手がいない故人の現金については、自治体が家庭裁判所のもとで弁護士らに債務整理を依頼。清算手続きなどにかかる費用を差し引いた分を国庫に入れる制度になっている。

 遺留金が30万~100万円以上あれば、多くの自治体は法的手続きを進める。だが、弁護士らへの報酬をまかなえない少額の現金についての扱いを定めた仕組みはない。このため、自治体は引き取り手が現れるときに備えて手元に保管してきた。その額が近年、ふくらみ続けている。

http://news.livedoor.com/article/detail/12941885/

 保管コストもバカにならないのでしょうね。
 実際には、11億円より遙かに多額なコストの可能性がありそう。

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2017/04/14

相続放棄の手続(名古屋家裁)

相続放棄の手続(名古屋家裁)

 単なるメモですが。
 名古屋家裁のページで、相続放棄の手続等が申立書とともに公開されています。

主な家事事件の手続と申立書式等

 相続人が20歳以上か20歳未満かで、申立書が違うのですね。
 言われればなるほどですが。

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2017/03/30

親等のカウント

親等のカウント

 「親類間の遠近度を計る単位」ですか。
 言い方を覚えておこう。


 親等というのは、親類間の遠近度を計る単位のことで、これは親族の間の世数を基準に数えます。たとえば自分を出発点として、父母および子との間はそれぞれ一親等です。兄弟は他人の始まりなどともいわれますが、この関係は二親等、甥や姪は二親等の子ですから三親等、祖父母は二親等、おばは二親等の祖父母の子ですから三親等、いとこは三親等のおばの子ですから四親等といった具合です。

  (略)

 三親等までの姻族は親族になるというのですから、妻にとってみれば、自分の夫のおじ・おばや甥・姪までは親族ですが、夫のいとことは赤の他人となるわけです。

生活の法律相談シリーズ
夫婦・親子[改訂第二版]
菊本治男
法学書院 1988年12月10日改訂第2版第1刷発行
P11

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2017/03/19

最近の民事法(相続)に関する裁判例の影響(月刊「登記情報」)

最近の民事法(相続)に関する裁判例の影響(月刊「登記情報」)

 登記情報2017年3月号より。

〇登記実務からの考察
 その他・最近の民事法(相続)に関する裁判例の影響
 早川将和(司法書士)

 単にメモとして列挙するだけにしておきますが。

1 非嫡出子の相続分(最高裁平成25年9月4日)
2 嫡出推定の効力(最高裁平成25年12月10日)
3 認知と認知無効主張(最高裁平成26年1月14日)
4 いわゆる一人遺産分割(東京高裁平成26年9月30日)
5 再婚禁止期間(最高裁平成27年12月16日)
6 遺言における花押と署名押印(最高裁平成28年6月3日)
7 預金債権と遺産分割(最高裁平成28年12月19日)
8 養子縁組の効力(最高裁平成29年1月31日)

 すごいですね。
 こんなに重要な裁判例が次々と登場しているとは。

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2017/02/26

特集 法定相続情報証明制度と相続預金の取扱いルール(バンクビジネス)その2

特集 法定相続情報証明制度と相続預金の取扱いルール(バンクビジネス)その2

 バンクビジネス2017年3月1日号「特集 法定相続情報証明制度と相続預金の取扱いルール」より。

○<ケースで学ぶ)新制度を踏まえた相続預金払戻しのポイント
 ケース6 遺産分割協議終了前に法定相続分の払戻しを依頼されたらどうするの?
 伊藤玲(地域金融アナリスト&コンサルタント)

 平成28年12月19日最高裁判決の影響について、ですね。
 個人的には、あまり変わらないんじゃないのと思っていたのですが。

 そうか、少額払戻しの場合がどうか、というのがありますね。
 内規対応で払戻しする地銀が多かったのですが、それがどうなるか。

 おっと、少額払戻しの実務もストップするだろうというのが著者の読みなのですね。
 今後は、少額でも、遺産分割協議書等の閲覧が絶対視されるだろうと。

 今まで、そもそも少額払戻し処理をやってくれることも知らなかった人が多いので。
 やはりあまり影響ないだろうとは思いますが。

 ただ、ここにもあるように、前はやってくれたのにと言われると。
 金融機関担当者は、苦慮せざるを得ないでしょうね。

 なお、ケース7で、口座解約後の残高証明書発行依頼は丁寧な謝絶を、とあります。
 つまり、解約する前に依頼して貰わないと、気の早い相続人だと危ないのですね。

 言われればなるほどですが。

 で、今回は、相続関連書類のサンプルも出てきて、丸ごと特集記事でした。
 定期購読していなくても、この号だけは買っておいてよいのでは、うん。

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