カテゴリー「学校教育」の61件の記事

2018/02/16

「大学入学共通テスト(仮称)記述式問題のモデル問題例2では駐車場使用契約書が登場

「大学入学共通テスト(仮称)記述式問題のモデル問題例2では駐車場使用契約書が登場

 スピリッツを立ち読みして「二月の勝者」を見てビックリです。


二月の勝者

 なんと、大学入試新テストで、駐車場使用契約書が登場しています。


「大学入学共通テスト(仮称)」
記述式問題のモデル問題例
平成29年5月

 一応、

「※高等学校学習指導要領における言語活動例として「現代の社会生活で必要とされている実用的な文章を読んで内容を理解し,自分の考えをもって話し合うこと。」(国語総合「C 読むこと(2)ウ」)が設けられ,本問が取り上げる契約書のような実用的な文章を読んで話し合うことが重視されていることを踏まえた出題であり,法律的な知識や法的文書作成の技能等に係る力を問うことをねらいとするものではないことに留意が必要である。」

 とはあるものの、これは……。

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2018/02/08

ビッグデータ活用はついに高校野球にまで

ビッグデータ活用はついに高校野球にまで

 すごい、タイトルに騙されちゃダメだな。
 まさに、新時代の幕開けというべき内容。


2018.2.8 12:00更新
【高校野球】
全国屈指の進学校が甲子園切符を勝ち取った理由とは 将来の夢「普通のお嫁さん」の女性部員が秘密兵器

 (略)

 「選手はプレーの技量的にはうまくはない。その分、工夫して練習や試合に役立てたい」と、野球のデータを統計学的見地から緻密に分析する「セイバーメトリクス」を3年前から取り入れ、選手起用や試合戦術に生かすようになった。

 それを支えるのが、昨年春に結成された「データ班」の部員たちだ。グラウンドで汗を流す練習には参加せず、役割は専らデータの収集と分析だ。

 彼らは試合に臨む前に、対戦相手校のデータを取り、客観的な数字で特徴を洗い出す。各打者がどの球種をどの方向へ、どんな打球を飛ばしたか、結果の詳細をまとめてパソコンの分析ソフトに入力して解析。球場の内外野エリアを198分割した図で打球傾向を示し、選手に提供する。守備につく野手は定位置ではなく、相手打者の特徴や状況に応じて位置を大きく変えて予測されるプレーに備える。

 昨秋からは滋賀大のデータサイエンス学部に協力を仰いで野球に関するビッグデータを活用し始めた。プレー結果の予測につなげるなどして選手の活躍を支えている。

 (略)

 本格的な「データ班」の結成は昨年春。上品監督が「コンピューターが大好きな子を部に入れよう」と呼びかけ、部員が新入生に向けて呼びかけるなど勧誘した。

 野津風太(のつ・ふうた)さん(1年)はクラスメートの野球部員に誘われ入部。中学の部活動は科学部で、ロボットのプログラミングを学ぶなどコンピューターに親しみ、野球には興味がなかったという。野津さんは「将来の夢はゲームクリエイター。卒業後は滋賀大のデータサイエンス学部で学べたら」と話す。

 もう一人が、プロ野球広島の熱心なファンという高見遥香(はるか)さん(1年)。野球にまつわるデータを紹介していたテレビ番組を見て「広島の菊池は田中が塁にいる場合に打率が上がる…というようなデータが面白いな」と興味を持ったのが入部のきっかけだ。

 (略)


http://www.sankei.com/west/news/180208/wst1802080006-n1.html

 ビックデータ活用ができないと、これからは……。
 を、まさに地で行くという感じですね。

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2018/01/15

地理Bに「ムーミン」登場…「解けない」の声も(読売新聞)

地理Bに「ムーミン」登場…「解けない」の声も(読売新聞)

 ムーミンはともかく。
 ニルスとビッケを出すとはねぇ。


地理Bに「ムーミン」登場…「解けない」の声も
読売新聞 2018年01月13日 20時17分

「ニルスのふしぎな旅」
「ムーミン」
「小さなバイキングビッケ」

 いやぁ、懐かしい。

平成30年度大学入試センター試験地理B_問題(157頁(PDF24ページ))

ニルスのふしぎな旅[たいらいさお](アニメ動画なし)

小さなバイキングビッケOP

新ムーミン1972年版 #00 ゆめ・ゆめ・ゆめ

 そうか、自分の見ていたムーミンは、新版だったんだな。
 ドラえもんに新旧あるように。

 あと、たいらいさおさんは、イデオン歌ってた方なんですね。
 作曲したタケカワユキヒデより、たいらさんの歌い方が好きかな。

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2018/01/07

阪大入試ミス、30人追加合格…指摘2度スルー(読売新聞)

阪大入試ミス、30人追加合格…指摘2度スルー(読売新聞)

 これは凄い。


阪大入試ミス、30人追加合格…指摘2度スルー
読売新聞 2018年01月06日 22時02分

 大阪大(大阪府吹田市)は6日、2017年2月に実施した工学部や理学部など6学部の一般入試(前期日程)の物理で出題と採点にミスがあり、本来なら合格していた30人を不合格にしていたと発表した。

 全員を追加合格とし、希望者は今年4月に1~2年生での転入学を認める。他大学や予備校に通うなどしているとみられ、授業料などの補償や慰謝料の支払いを行う。同大学は昨年中、2度にわたり外部から「誤りがある」との指摘があったにもかかわらず、適切な対応をしていなかった。

 (略)

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180106-OYT1T50079.html


 8月9日の指摘メールに、間違っていないと返信。
 12月4日に別の人間からメールが来てまた指摘。

 同月19日に問題作成者以外の教員も加わって検討して、間違い確認。
 この過程で、6月10日の指摘に、間違っていないと説明していたことも発覚。

 ということで、何故問題が生じたのかを、大阪大学内で分析した結果が下記。


Ⅲ 誤りが起こった原因

1.採点・出題の誤り

 問題作成の際、問4については解答を限定するための条件設定を行わなかったため、複数の解答が可能であったが、他の解答を見落とし、特定の解答のみを正答として採点を行ってしまったこと。また、問5については、問4における複数の解答の可能性を考慮せずに問題作成したこと。

2.発見から対応までの遅れ

 外部からの指摘に対して、組織的対応の仕組みを構築していなかったこと。

「平成29年度大阪大学一般入試(前期日程)等の理科(物理)における出題及び採点の誤りについて」平成30年1月6日 大阪大学
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2018/01/files/Public%20information

 なるほど、これらも理由の構成要素でしょうね。
 しかし、もっと大きな理由が抜けています。

 「オレの解答が間違っている筈がない」という傲慢さが根底にある点です。
 担当者に「もしかして」の気持ちがあれば、こんな話になる筈がない。

 「自分たちには謙虚さがなかった」と書けないのが、阪大の限界か。
 いや、いろんなお家事情があるのかもしれませんが。

 ただ、後にはなっても、自ら非を認めて公表した点は、素晴らしいと思います。
 最近の企業不正の話を聞いていると、溜息が出ますから。

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2018/01/06

行き当たりバッチリ(高橋政代)

行き当たりバッチリ(高橋政代)

 産経新聞平成30年1月5日金曜日朝刊より。

「新春対談 新時代の若者たちへ」
 佐々木蔵之介(俳優)×高橋政代(理化学研究所プロジェクトリーダー)

 あまり語感は良くないのですが。
 言いたいことは分かります。


高橋 「行き当たりバッチリ」。

 (略)

高橋 今の時代、計画を立てても変化する。だから、計画はある程度にして、実行しましょうと。

 (略)

 行き当たりばったりに見えるかもしれないけれど、やってみる。最終像はしっかりしているから、ちゃんとバッチリいくんです。

 まずは「やってみなはれ」ですね。
 ただ、ノープランでいいと言っているわけではないのがミソ。

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研究だけでは道がそれてしまう(高橋政代)

研究だけでは道がそれてしまう(高橋政代)

 産経新聞平成30年1月5日金曜日朝刊より。

「新春対談 新時代の若者たちへ」
 佐々木蔵之介(俳優)×高橋政代(理化学研究所プロジェクトリーダー)

 現場を見ない研究を戒めています。


高橋 わかります。私も外来を続けていますが、患者さんと接することで、ニーズをアップデートしたり、患者さんからモチベーションをもらうんです。研究だけでは道がそれてしまう。

 これって、どの業界でも似た部分がありますね。
 現場を完全に離れると、おかしくなる。

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情報をみるとき、白か黒かで見たらあかん、グレーで見なさい(高橋政代)

情報をみるとき、白か黒かで見たらあかん、グレーで見なさい(高橋政代)

 産経新聞平成30年1月5日金曜日朝刊より。

「新春対談 新時代の若者たちへ」
 佐々木蔵之介(俳優)×高橋政代(理化学研究所プロジェクトリーダー)

 これもメモしておきたい言葉でした。


高橋 (略)

 ラボのメンバーに常々言っていいるのは、論文とかさまざまな情報をみるとき、白か黒かで見たらあかん、グレーで見なさいということ。

 (略)

高橋 例えば「ネイチャー」に掲載された論文は正しいと思われるけど、そんなことはないんです。正しい部分もあれば間違った部分もある、そう思って読むんです。科学では100%とは絶対、言えない。常にいろんな可能性をを考えて疑う。だから、白か黒かではなくグレーの濃淡で情報を重ねていきなさいと教えています。そうすると、あるとき白くぬけるときとか、真っ黒になるときがある。見えたと思う瞬間です。

 先入観を持ちすぎないことが大事。
 常に、一定程度の合理的な猜疑心を持て、ということですね。

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AIの時代は「裸頭知力」より「矯正知力」が重要(高橋政代)

AIの時代は「裸頭知力」より「矯正知力」が重要(高橋政代)

 産経新聞平成30年1月5日金曜日朝刊より。

「新春対談 新時代の若者たちへ」
 佐々木蔵之介(俳優)×高橋政代(理化学研究所プロジェクトリーダー)

 高橋氏の発言で、参考になることが幾つかありましたが、一番はこれでした。


高橋 (略) これから10年で世界は大きく変わる。今までのルールを守っていたら世界から取り残されてしまいます。

 (略)

高橋 AI時代はまさに、それです。苦手なものをやりなさい、ではダメなんです。教育を変えないと。私、「矯正知力」という言葉も流行らせようとしています。目には矯正視力と裸眼視力がある。眼科医は矯正視力を重視します。裸眼視力はあまり意味がないから。ところが今、学校教育では、「裸頭」(らあたま)を測っていますよね。例えば、電卓を持ち込んだらだめとか、記憶力をテストしたりとか。だけどAI時代になると「矯正知力」が重要です。それは得意なことを伸ばす、ということと同じ意味です。

 100均で電卓を買える時代なのですから。
 従来の教育方法と同じではダメだとは、個人的にも主張していましたが。

 AIやPCでブーストされた状態が、自分の能力だと言って良いのですね。
 ブーストされているからインチキだ、なんて思わなくて良い。

 なんか罪悪感みたいなものが、まだ自分でも払底できずにいました。
 これを読んで、もう当たり前だと思えば良いのだなと思えました。

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2018/01/01

子どものまま中年化する若者たち

子どものまま中年化する若者たち


子どものまま中年化する若者たち
根拠なき万能感とあきらめの心理
鍋田恭孝(医学博士・臨床心理士・欧州共同認定サイコセラピスト)
幻冬舎 2015年7月30日第1刷発行

 著者は、精神科臨床30年の現場経験のある医師。
 今の若者には、明らかに大きな変化が起きていると。

 以前買って読み途中でそのままになっていました。
 年末大掃除で見つけて、ようやく続きを読んだわけです。

 まず、大まかにいえば、若者は体力的にも植物化が進行し。
 省エネ的な、動物らしさが失われつつあると。

 そして、遠近法などの統合的な事象の把握能力が未発達だと。
 断片的にものごとや他者を認知する可能性が高くなっていると。

 著者は、これらをデータや各種の調査で語るわけですが。
 これらの性質は、キレやすさに繋がるだろうと予想している。

 では、現象ではなく、どうすればという話ですが。
 今回読んだ部分に答えがあった気がします。

 人の気持ちを読む能力を育てる訓練をすること・させること。
 これが何より大事ですね。

 やらなきゃ、いつまでたってもできない。
 かつては、勉強ができれば、かなりの程度、これも期待できた。

 しかし、今はそこに相関性がない。
 むしろ、結果としては逆であることが増えている。

 以下は、私が気になった部分のメモです。

P167
 家庭でも学校でも、至れり尽くせりで育てられる。大学まではずっと「お客さん」だ。そのため、社会に出ても、自己愛を引きずることが多い。新型うつ病に見られるような漠然たる自己愛だ。そして、何の根拠もない幼児的な万能感が残りやすい。大人が準備したものを、それなりにクリアして褒めてもらってきたことで、自分を有能な人間だと思い、大切にされ評価されるに値する人間だと思い込んでしまう。
 そのため仕事という生存競争の中で、思うようにいかないと、クリアしやすい課題を与えない上司や会社や社会が意地悪をしているように思ってしまう。被害者意識を抱く。そして、引きこもる。あるいは、秋葉原の事件のような存在証明のための犯罪を起こす。

P200
 すでに触れたように、幼児期から多数の家族メンバーで暮らしていれば、人の気持ちを読み、群れの動きを察知することが何よりも大切になる。しかし、いまや、人との親密で多様な体験は量・質ともに激減している。それに代わって、テレビ番組やウェブなど、人の気持ちとは関係のない情報が溢れている。人の気持ちを読む訓練がなされず、ものや情報そのものとの関係が優位な環境で育つことになる。
 そのうえ、たとえば母子家庭であれば、母親の子どもの気持ちを察する能力が低いと、子どもが人の気持ちを読む能力を身につける機会が格段に減る。家族のメンバーが少なくなれば、多かれ少なかれ、このようなことが起きうる。

P201
 とくに、確定診断としてアスペルガー障害とするほどの特徴が希薄な、軽度のアスペルガー傾向を持つ若者や子どものケースが急増している。すでに述べた対人恐怖症・不登校においては、あきらかに、この種の傾向をケースが急増している。

P205
 若者たちは、個性を大切にしなさいと言われつつ、空気を読むことを強いられるという微妙な思春期を送る。そこでは、与えられたシステムから外れないように、ソコソコに課題をクリアしてひっそりと生きるしかない。
 ソコソコにクリアできなくなると、戸惑い苦しみ、結果、培養植物的に自分の世界を限定して生きようとするか、クラゲのようにフワフワと生きるようになる。そのため、思春期になると、引きこもりや非行のような問題行動がはっきりしてくる。

P212
 いまや家庭の周りから絆の深い「群れ社会」が消えたため、養育環境で受けた影響が群れ体験によって修正されることがなくなった

P213
 いまや、スポーツでも芸術分野でも政治家でも医者でも、専門的な仕事に就くには、家族の支援が不可欠になっている。実際、二世、三世の議員・選手・アーティストが増えている。私の周りにも、親の影響で医者になっている若者が多い。今後、養育格差はますます大きくなり、社会は硬直化していくに違いない。

P215
 親の安定したかかわりは幼児期から学童期まで必要であるが、学童期に入ったら、子どもが一人で生きていく力を育てるという方向性が必要となる
 まず、大人扱いをすることが大切だ。自分のことはなるべく自分でさせるようにする。


 で、著者自身も書いているように、現代の若者は悪いことばかりではない。
 しかし、養育格差が起きやすいというのが著者の主張である。

 若い世代に生きにくい世の中になっているのは、間違いないけれど。
 なんとか、しぶとく適応していってほしいと思う。

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2017/12/11

文科大臣賞は金光学園高の上川滉太さん JSEC(朝日新聞)

文科大臣賞は金光学園高の上川滉太さん JSEC(朝日新聞)

 おめでとうございます。

 以前から金光学園での研究テーマのようですので。
 彼が代表して受けたという感じなのでしょうか。

 それとも、独創的な工夫を彼あるいは彼の世代で加えたのか。
 何にせよ、素晴らしい。


文科大臣賞は金光学園高の上川滉太さん JSEC
朝日新聞 2017年12月10日16時03分

 世界で活躍する科学者や技術者をめざす高校生たちが研究成果を競うコンテスト「第15回高校生科学技術チャレンジ(JSEC)」(朝日新聞社、テレビ朝日主催)の審査会と表彰式が10日、東京都江東区の日本科学未来館であった。

 文部科学大臣賞には「多点観測によるペルセウス座流星群の研究」をテーマにした金光学園高校(岡山県)の上川滉太さんが選ばれた。

 (略)

http://www.asahi.com/articles/ASKDB4JV6KDBULBJ001.html

第7回天文高校生集まれ(大阪教育大学)プログラムより

科学Tryアングル概要集(岡山大学)平成26年度より

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