カテゴリー「認知症・高齢者社会」の89件の記事

2018/01/17

年をとるほど賢くなる「脳」の習慣 その3

年をとるほど賢くなる「脳」の習慣 その3


年をとるほど賢くなる「脳」の習慣
バーバラ・ストローチ
浅野義輝(訳)
池谷裕二(監修・解説)
日本実業出版社 2017年12月10日初版発行

 続きです。

 また、中年になると、名前のど忘れ以外に、注意散漫現象が起きる。
 実は、エピソード記憶は、中年になると失われやすいのだと。

 中年になると自分だけの内的世界に向かいやすくなる。
 この際には、前頭領域でなく、脳の下のデフォルト領域部を使う。

 デフォルト領域は、脳が白昼夢に使う部分。
 声を出さずに独り言を言う、デフォルト・モードと呼ばれる部分だと。

 中年になると、デフォルトモードのスイッチを切る能力が衰える。
 関係ない物事を無視する能力が弱まる
のだと。

 年長者の脳は、集中力を維持するのにより苦労する。
 関連する情報に集中できるが、注意をそらせる情報を無視できない。

 前頭葉が注意散漫を防ぐという義務を履行できなくなる。
 結果、邪魔な情報の干渉に圧倒されてしまうのだと。

 これが、処理速度の遅延に影響している可能性もある。
 ただ、個人差が大きくなるのも中年期。

 年をとるのに成功した人とそれほどでもない人がいる。
 老年でも脳が元気で、新品同様のままという人が確かにいると。

 そして、無関係な情報が脳に入るのは悪いことばかりではなく。
 それを脳に蓄積しているから正解に辿り着く面もある。

 後で便利になると分かる乱雑な情報を取り込んでいる。
 何が適切か明確と限らない混沌では、この状況把握能力が役立つ。

 年長者が人と会うと、最初から、かなり多くの周辺情報があり。
 その人を適切に評価するのに役立つことが多い。

 話の相手があくびをしていたり、そわそわしていたり。
 散漫になりつつも、本筋と別のところで生じることに気がつく。

 これらは、自動操縦の乗り物に乗っているようなもので。
 無意識に、周辺情報を収集している。

 ということで、まだまだ続きますが、お勧めです。

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2018/01/16

年をとるほど賢くなる「脳」の習慣 その2

年をとるほど賢くなる「脳」の習慣 その2


年をとるほど賢くなる「脳」の習慣
バーバラ・ストローチ
浅野義輝(訳)
池谷裕二(監修・解説)
日本実業出版社 2017年12月10日初版発行

 続きです。

 ということで、中年脳は熟成であり、基本良いことだと。
 では、何故名前をド忘れするのか(舌先現象(tip on the tongue))。

 問題は蓄えることではなく、引き出すことにあるのだと。
 脳内で単語を蓄積・整理される態様に原因があるとする。

 単語の音と単語の概念という2つの情報は脳の別領域にある。
 情報が別々の領域にあるので、繋がりが元々弱い。

 使わなかったり、経年で結びつきで繋がりは弱まっていく。
 これは、使わなかった、走るための筋肉と同じことだ。

 面白いのは、音の一部が含まれるヒントを出した際に。
 若い脳では、一般的には思い出す可能性は向上しないのに。

 中年や老年では向上して、舌先現象から抜け出せる。
 意識してないヒントでふと思い出すポップアップ現象も中高年で生じる。

 これを踏まえて、予め心づもりすればよい。
 パーティに行く前に、参加予定者の一覧表を作ったり。

 知り合いで名前を忘れた人に会ったら、アルファベットに頼る。
 名前のヒントに辿り着くまで、一文字ずつ思い浮かべていく。

 更に、Googleで、その人に関するキーワードを入力する。
 こういう補助手段を踏まえれば、気に病む必要はないのだと。

 続きます。

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2018/01/15

年をとるほど賢くなる「脳」の習慣 その1

年をとるほど賢くなる「脳」の習慣 その1


年をとるほど賢くなる「脳」の習慣
バーバラ・ストローチ
浅野義輝(訳)
池谷裕二(監修・解説)
日本実業出版社 2017年12月10日初版発行

 結論から言えば。
 自分が中年期に入りつつあるなら、いままさに読むべき本です。

 原題は、

 The Secret Life of the GROWN-UP BRAIN
The Surprising Talents of the Middle-Aged Mind

 最新の脳科学研究で分かってきた事実について語るわけですが。
 中心テーマは、中年の脳(文中では「中年脳」)。

 確かに中年になると、脳の処理速度の遅延は起きるし。
 名前をしょっちゅう忘れたりということは起きるけれど。

 脳は中年期に能力の頂点に到達し、その後も長く頂点を維持する。
 中年脳になると、再構成が始まり、行動や考え方も変化し始めると。

 脳は、知識の層が絡んだ繋がりのパターンを蓄積することで。
 状況類似点を即座に認識して解決策を見出すのだと。

 簡単に言えば、世界を達観できるようになるということで。
 「バラバラだったカケラがまとまってきた」ことでよい仕事ができると。

 中年脳は、全体像から要旨をつかんで素早くシンプルに結論を出せる。
 記憶より推測をよく使うようになる。

 もはや詳しい記憶に頼らず、本能的な直観で判断を下すようになる。
 推理・判断・決定の性質が変わってしまうのだと。

 いや、認知症の発症が待っているのではないかとの疑問には。
 脳に生じる深刻な機能欠損は、70代後半まで発現しないと。

 更に、多くの場合、70代後半を過ぎても発現しない。
 認知症は個別の疾患であり、高齢になっても必然ではないと。

 しかし、その後を決めるのは再構成が行われる中年期である。
 そこでは、生まれつきの天才的素質でなく、計画的訓練が重要だと。

 ある技能を徹底的に繰り返し、失敗に細心の注意を払うのに専心する。
 そのような訓練が、パターンを識別する中年脳の活用を可能にする
と。

 これは、チンパンジーには起きない人間の特性だ。
 違いは、脳の回路網をまとめている白質を構成するミエリンの増加。

 ミエリンは、電線の絶縁体のように、神経間の繋がりを生じさせる。
 信号は、ミエリンで覆われる脳繊維を高速伝達し、途中で漏れない。

 このミエリンにより、回線容量の拡大現象が脳細胞に生じて。
 脳の処理能力が、なんと3000パーセント増加する。

 「賢い中年の成人になるために必要な脳生物学的な要素」。
 それが、ミエリンの全般的な蓄積なのだ。

 大事なことはミエリンは意識的に使うことで増加し、効率を増すと。
 伝達速度と回線容量アップには、ミエリンが必要になる。

 この中年脳は、知恵を高いまま維持する水平状態を長期間続けて。
 65歳前後でピークに達し、最も賢明な状態になる。

 ミエリンは、毒素に特に弱く、小さな劣化が40代で始まる。
 認知領域の衰えに繋がっている可能性もある。

 しかし、運良く、40代台50代で概ね健康であれば。
 その後も効率よいミエリン修復の保守機能を持ち得る。

 そして、保守機能停止まで、ミエリンは60代半ばでも増加する。
 特に、前頭葉のような重要な領域で増える。

 ミエリンは、行動つまり生き方が脳の構造を変化させる。
 中年だから衰えるという世間の社会通念は押しつけだと。

 面白いのは、利己的性質の度合いとの相関性が顕著だったこと。
 50歳と80歳で賢いと判断された人は、利己的度合いが低かったと。

 自分以外のことに集中する人が最も賢かったのだと。
 利己的な人は、知恵を尺度とした成績が非常に低かったのだと。

 続きます。

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2017/11/17

所有者不明土地 増加抑止へ早急な対応を(西日本新聞)

所有者不明土地 増加抑止へ早急な対応を(西日本新聞)

 ずっと言われていることで、既に行政は取り組んでいますが。


所有者不明土地 増加抑止へ早急な対応を
西日本新聞 2017年11月12日 10時35分

 いささか衝撃的な数字である。国内の持ち主の分からない土地の面積が2016年時点で約410万ヘクタールと、九州の面積(約367万ヘクタール)を超えているという。所有者が死去した後も相続登記されず、世代を重ねるうち持ち主不明になっているケースが多いようだ。

 (略)

 所有者不明土地の増加には相続登記が関係している。土地の権利関係を示す不動産登記簿には、所有者の氏名や住所が登記されている。所有者死亡の場合、通常は相続人が相続登記を行うが、相続登記は任意で、義務ではないため、登記が更新されないことも多い。

 特に地価が安く、不動産売買も少ない山林や農地などでは登記に伴う手間とコストを勘案し、故人名義のまま放置する例が少なくない。また「遠方や地方の古くて資産価値の乏しい家を抱え込みたくない」との理由で、相続登記が先送りされている空き家も多い。長期間の放置により相続人がねずみ算式に増える弊害も出ている。

 問題なのはその結果、自治体による所有者特定が難航し、災害復興や空き家・耕作放棄地の活用、山林の整備、固定資産税の徴税などに支障を来していることだ。

 国土交通省は、所有者不明のまま長期、空き地になっている土地に5年程度の利用権を設定し、農産物直販など公益性のある事業を行える制度を検討中だ。法務省も相続登記の定着・促進策を検討している。手続きの簡素化なども大切だろう。その上で今後、所有者や相続人が不明であっても、透明性の高い諸手続きを経て、土地を有効に活用できる恒久的な仕組みを検討してもらいたい。

=2017/11/12付 西日本新聞朝刊=

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/372918/

 手続の簡素化と安易に言うけれど。
 それをやると、「忖度」と言い出すウジ虫が湧いてくるんじゃないの。

 報道する人々は、自分の見える目線の先について。
 もっと視野を広げる努力を持って欲しいと、いつも思う。

 ただ、この記事自体を批判する意図はない。
 皆で認識を共有すべき話である点に、異論はないのだから。

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2017/10/23

「ポニョ」舞台、町並み保存本格化へ 鞆の浦、重伝建に(朝日新聞)

「ポニョ」舞台、町並み保存本格化へ 鞆の浦、重伝建に(朝日新聞)

 もはや殆ど子供のいない町を今後どうするのか。
 生活者の視点がない話が、ずっと続いていくのでしょうね。


「ポニョ」舞台、町並み保存本格化へ 鞆の浦、重伝建に
広津興一、天野剛志 朝日新聞 2017年10月20日17時10分

 (略)

 答申されたのは、江戸時代の「常夜灯」や町家などがあり、観光地となっている港街周辺の約8・6ヘクタール。寺社、港湾施設なども良好な状態で残るが、そのために中心部を通る道が狭く、交通が不便という課題を抱えてきた。重伝建の制度ができた1975年に国と県の補助を受けた市教委による調査が始まる一方、県は83年に港沖を埋め立てて、架橋する計画を策定した。

 これに対し住民グループが景観保護の観点から反発。2007年、県と市の埋め立て免許交付の差し止めを求めて広島地裁に提訴した。一審は鞆の浦の風景を「国民の財産」と述べ、住民側勝訴の判決を言い渡した。その後就任した湯崎英彦知事が12年に計画撤回を表明。広島高裁で昨年、住民側の訴え、県側の免許申請が同時に取り下げられ、訴訟が終結した経緯がある。
 (略)

http://www.asahi.com/articles/ASKBL65Y2KBLPITB00Q.html?iref=comtop_8_01

 鞆生まれの祖父母世代は、鞆に住み、鞆に働く。
 しかし、父母世代は、鞆を離れ、市街地に近い水呑町などに住む。

 それでも、芦田川は渡らない。
 精神的な距離の線なのだろうと思う。

 これが、その次の世代になると、子供の教育を考えて。
 福山の市街地・神辺あたりに住むようになる。

 鞆に住むと、通学だけでどれだけの時間が掛かるのか。
 塾に行くどころではなくなると分かっているからだ。

 祭りがあっても、子供達の数がほとんどない。

 では、どうしたら、子育て世代が鞆に住んでくれるのか。
 文化遺産を残せという人たちは、その答えは出してくれない。

 まぁ、鞆に住まない限り、鞆の道路状況の悪さは分からないでしょうね。
 なにせ観光バスが立ち往生して、引き返すのすら見たことがあるのです。

 時々、観光客が離合で動けなくなって、渋滞を起こしている。
 それだって、事故が起きれば、笑い事じゃないのだが。

 まぁ、いっそ年寄りばかりの町になれば。
 何も悩むことはなくなるだろうな、そういう諦めの気持ちかもしれない。

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2017/10/11

<日本年金機構>遺族年金、18億円過払い 検査院指摘へ(毎日新聞)

<日本年金機構>遺族年金、18億円過払い 検査院指摘へ(毎日新聞)

 なるほど、再婚すれば止める必要があるのだ。
 消滅時効で逃げ切れた人と、返還を迫られる人とで、天国地獄ですな。


<日本年金機構>遺族年金、18億円過払い 検査院指摘へ
毎日新聞 2017/10/11(水) 8:30配信

 ◇1万人抽出調査 資格喪失1000人に

 厚生年金などに加入していた夫を亡くした妻らを対象に日本年金機構が支給する遺族年金について、会計検査院がサンプル調査したところ、再婚などで受給資格を失った1000人弱に支払いを続けていたことが関係者への取材で分かった。今春までの過払い額は計約18億円に上るが、うち約8億円は5年の消滅時効を迎えており、返還請求手続きを取ることができない状態にある。

 (略)

 夫を亡くした妻が事実婚を含めて再婚したり、子供が18歳を超えたりするなど遺族年金の受給資格を失った場合、受給者側は年金の種類に応じて喪失日の翌日から10日または14日以内に「失権届」を最寄りの年金事務所に提出し、受給を停止させる必要がある。

 (略)

 年金事務所の点検作業は、失権届の記載内容に不備がないかを外形的に確かめるにとどまり、記載内容を戸籍などと照合する仕組みになっていなかったことが主な原因という。検査院は近く、厚生労働省に対し(1)過払いの防止策をとる(2)年金機構に回収可能な過払い分の返還手続きを進めるよう指導する--などを求める方針。【松浦吉剛、島田信幸】

 (略)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171011-00000009-mai-soci

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高齢者元気でゲートボール存亡の危機?

高齢者元気でゲートボール存亡の危機?

 ギャグじゃないんだ……。


高齢者元気でゲートボール存亡の危機?
NHK 2017年10月10日 19時49分

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2017/10/10

マンガでわかる!高齢者詐欺対策マニュアル

マンガでわかる!高齢者詐欺対策マニュアル


マンガでわかる!高齢者詐欺対策マニュアル
西田公昭著 山本あり漫画
ディスカバー・トゥエンティワン2016年12月15日第1刷発行

 類書はありそうですが、お勧めです。
 心理学からのなるほどという記述が幾つか。

3 「お返ししなくちゃ」という思いがアダになる!

 返報性の原理というそうですが。
 悪徳商法では、これを使っているそうです。

 断っていても、勝手においていかれて。
 続くと、「悪いから」と思ってしまうのだと。

4 パニックに追い込み、判断力を低下させる!

 急がされて焦っている時は、きちんと判断するのでなく。
 パッと思い浮かびやすい新しい記憶を取り出して使おうとする。

 この人間の特性をヒューリスティックというそうです。
 溺れる者は藁をもつかむが典型例だと。

 悪徳商法も、これを使っているのだと。

11 だましのテクニックには一定のパターンがある

 だましには主な4つのテクニックがあると。

 [1]家族と連絡がつかないようにする
 [2]注意をそらせて疑念をいだかなくする
 [3]わざと迷惑をかける
 [4]突然、豹変する

 これらの合わせ技でだましてくるのだと。

 で、対策は、普段から相手の話をよく聞いて。
 おかしさに気づく練習をしておくことだと。

 つまり、「あれ?」という違和感を持てるかどうか。
 そのためには、普段が大事だということなのだと。

13 「おかしい」と思ったら話を打ち切る勇気を持つ

 「結構です」「いいです」は肯定の意味にもなるので使わない。
 「要りません」「必要ないです」とはっきり断る。

 そしてなにより、怪しいと思ったときに。
 「相手に失礼では}」という考えは捨てなさいと。

 相手の電話の途中でも、電話を切ってよいと。
 これが、恐らく多くの高齢者にはできないのだと思います。

 そのため、著者は、日頃から繰り返し練習しなさいと。

 つまり、詐欺撃退の特効薬はないということですね。
 普段の生き方そのものを見直すこと、それが対策なのだと。

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2017/10/09

一人暮らしで生きていくための任意後見入門

一人暮らしで生きていくための任意後見入門


一人暮らしで生きていくための任意後見入門
大野益道(NPO法人市民後見人センターとちぎ代表)
弓立社 2017年10月5日第1刷発行

 どういう場合に、市民後見人という「見守りびと」が必要か。
 そして、任意後見では何をして貰うことになるのか。

 ケース別に、サンプルとしての事例が紹介されています。

 最初に、末期がん患者で一人暮らしのAさん。
 次に、夫をなくして独りになったBさん。

 年金で施設に暮らす高齢男性Cさん。
 自宅で介護を受けて生活したいFさん、など。

 例えば、Aさんの場合、自宅はあるけれども。
 預貯金がなく、身元保証人のあてがない。

 そのため、入院費の支出ができず、保証人もおらず。
 入院中死亡の場合の引き取り手もいないので、病院が受入れしないと。

 なるほど、こういう場合に後見人NPOが継続的見守り契約を結ぶと。
 同時に財産管理委任契約を結んで、将来の自宅売却を目指すと。

 このような流れで、費用をNPOが立て替えて払うのですね。
 この際に月額2万円の見守り費用を徴収する契約としていると。

 最終的には、死後事務委任契約により、通夜葬儀等も行って。
 納骨して、住民票抹消などの行政機関事務処理も行ったのだと。

 ここまでやってくれるのなら、月額2万円って安いですね。
 しかし、この手のNPOが悪事を働いて報道された例も記憶に新しく。

 あくまでも、理想型としては、このような流れだということと。
 必要な人は、自分の将来のため何か考えるべきということを把握する。

 そのあたりが、本書の最大の意義なのでしょうね。

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2017/09/30

生計を一にする親の後期高齢者医療制度保険料の社会保険料控除

生計を一にする親の後期高齢者医療制度保険料の社会保険料控除

 もう1つ「年末調整Q & A[平成29年分 年末調整のしかた]」より。


[問7]従業員が、生計を一にする親の後期高齢者医療制度の保険料を口座振替により支払った場合、年末調整で、その保険料を社会保険料控除の対象とすることができますか。

[答] 従業員が口座振替により支払った、生計を一にする親の負担すべき後期高齢者医療制度の保険料については、保険料を支払った従業員に社会保険料控除が適用されます。

 なお、年金から特別徴収された保険料については、その保険料を支払った者は年金の受給者自身であるため、年金の受給者に社会保険料控除が適用されます。


 年末調整Q & A[平成29年分 年末調整のしかた]
 https://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/gensen/nencho2017/pdf/96-97.pdf

 自分が親の保険料を、自分の口座振替で払うのは、自分で控除OK。
 しかし、親が年金から特別徴収で天引きされたら、もう子での控除はNG。

 これも、時々誤解している人がいますね。

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