カテゴリー「書籍・雑誌」の710件の記事

2017/07/18

新借金地獄(週間東洋経済) その4

新借金地獄(週間東洋経済) その4

 週間東洋経済2017年7月15日号より。

あなたの知らない「借金大国ニッポン」の現実
働き世代を中心に新たな火種がくすぶる
西澤 佑介 :東洋経済 記者
2017年07月10日
http://toyokeizai.net/articles/-/179731

 続きです。
 これも紙面から。

 刺激的なのが「サラ金より『ヤバい』銀行カードローン」のタイトル。
 でも、なるほど。

 アコムとプロミス、消費者金融2社の借金で破綻寸前の女性。
 ダメ元で東京三菱UFJの支店に行き、融資申し込みしたところ。

 なんと、即日で限度額20万円、年利14%で融資決めたと。
 いやー凄いっすね。

 で、日弁連が昨年9月に意見書を発表した。
 その際にアンケートでショッキングな事例を報告。

 銀行借入が単独で借手年収の3分の1を超えていた。
 な、なんと、65件もあったって、うげー。

 これに驚いたのが、金融庁で、絶句したのだと。
 「本当にそんなことをやっているのか」と。

 それから半年後の今年3月、全国銀行協会が対応を発表。
 収入証明書提出基準を厳格化したのだと。

 ま、これで話が済むとは思えませんが、とりあえずは様子見らしい。

 何度も書きますが。
 お金のリテラシー教育が喫緊だと心から思います。

| | コメント (0)
|

2017/07/17

新借金地獄(週間東洋経済) その3

新借金地獄(週間東洋経済) その3

 週間東洋経済2017年7月15日号より。

あなたの知らない「借金大国ニッポン」の現実
働き世代を中心に新たな火種がくすぶる
西澤 佑介 :東洋経済 記者
2017年07月10日
http://toyokeizai.net/articles/-/179731

 続きです。
 これも紙面から。

 サラ金が死滅しつつある今、何故多重債務者が出るのか。
 それは、銀行カードローンのせいだと。

 既に400万円カードローンが他行であるのに。
 追加で200万円を年利15%で貸した楽天銀行。

 登場人物は、貸した楽天に恨み言を言っていますが。
 根本的に、今の若者の多くには、金融リテラシーがない。

 個人的には、税金教育なんてやるよりも。
 税理士会は、そちらの教育を優先すべき。

 いや、会計士協会でもいいんですけど。
 何にせよ、お金のリテラシー教育が喫緊の課題。

 かつては、家庭のモラルによって守られていた規律が。
 いまや、家庭で教えないから、野放図になっている。

 リボ払いの問題も、まぁ今更ですが。
 貧テックって、本当にそんな言葉あるの、ですが。

 貸手が悪いで済ませずに、問題の根本に迫るべき。
 と、私自身は思っているのですが。

 学校が、そういう教育を必要とする認識を持たない限り。
 悲観的にならざるを得ないですね。

 続きます。

| | コメント (0)
|

2017/07/16

新借金地獄(週間東洋経済) その2

新借金地獄(週間東洋経済) その2

 週間東洋経済2017年7月15日号より。

あなたの知らない「借金大国ニッポン」の現実
働き世代を中心に新たな火種がくすぶる
西澤 佑介 :東洋経済 記者
2017年07月10日
http://toyokeizai.net/articles/-/179731

 続きです。
 これも紙面から。

 奨学金返済困難に陥るのは、最初からの就活失敗以外に。
 ブラック企業就職により、過労からの鬱病になるパターンもあると。

 個人的には、これ全部が企業の問題でないのも混じっている。
 そのように直観しますが、ここではそれはさておいて。

 健康状態をおかしくして、返済困難になるケースが少なくないと。

 これって、根本的に、奨学金借りてでも、大学進学する。
 その価値観が間違っているのではないかと思います。

 むしろ、就職などを考えると、今なら高専などの方が良いのではと。
 もちろん、高専も、今、決して、楽ではないでしょうけど。

 しかし、就職できない前提で進学している人ってどれだけいるか。
 皆さん「なんとかなる」と思っているのでしょう。

 恐らく、その罪の大部分は、進学を勧める高校教師にある。
 私は勝手にそのようににらんでいますが。

 誰のための進学なのか、思考停止した教師達が大半だろうと。
 そして、親にもそれがベストだと語っているのでしょう。

 根本の問題は、「全員を大学に行かせないとかわいそう」の価値観。
 ここに根源があると思います。

 続きます。

| | コメント (0)
|

2017/07/15

新借金地獄(週間東洋経済) その1

新借金地獄(週間東洋経済) その1

 週間東洋経済2017年7月15日号より。

あなたの知らない「借金大国ニッポン」の現実
働き世代を中心に新たな火種がくすぶる
西澤 佑介 :東洋経済 記者
2017年07月10日
http://toyokeizai.net/articles/-/179731

 ネットでは出てないですが、紙面ではいろいろ。

 社会学専攻大学院出身の大学非正規雇用研究員の話がシビア。
 毎月2万5千円奨学金返済が無理で、猶予申請していると。

 かつては、教員や研究者になると奨学金返還免除の制度があったと。
 これが廃止されたのが恨めしいとのコメントが。

 「人文系研究者の就職は、聞いていたとおり難しいものだった。」

 この方、来年度から広島の大学で准教授就任の話があると。
 優秀な方なんでしょうね。

 ところが、任期3年でそれを過ぎたらどうなるか分からないのだと。
 怖いですね。

 子供が、社会科学系とか行くなんて言ったら。
 止めるのが、今の親の勤めかもしれない。

 いや、こんなことを言うと批判くるかもしれませんが。
 しかし、現実の財布を考えつつというのが、当たり前の話で。

 奨学金借りて、将来返せばなんて、簡単に言う方がおかしい時代。

 でもさ、この現実で思うことは。
 うーん、これで、何故住宅ローンなんて成り立つのだろう。

 続きます。

| | コメント (0)
|

2017/07/12

開示不正 その実態と防止策

開示不正 その実態と防止策


開示不正 その実態と防止策
八田進二編著
白桃書房
2017年6月26日初版発行

 八田教授はアカウンタビリティの解除という概念を持ち出す。
 確かに、財務会計の基礎であり、監査の基本であるが。

 しかし、これって、要は信託ということではないのか。
 つまり、委託者が受託者を信じて託すところが、本来のスタート。

 ところが、日本の場合、そもそも信じて託す委託者がいない。
 あるいは、株主がそうだとの認識が非常に薄い。

 監査契約締結時に、会社と監査法人とで契約締結しますが。
 委託者兼受益者である株主が、まともに出てこない。

 定型的な契約で、会社は値切ることしか考えていない。
 少なくとも、株主の方向を会社が向いていない。

 会社が、信じるに足る受託者でないという前提がある。
 この信託契約が、うまくいく訳がないのだと思います。

 まずは、信託の基礎である信任関係をお互いに意識させること。
 そこから始めない限り、全ては無駄でしょう。

 金融庁は、会社と監査法人との関係ばかりをいじって。
 株主と会社との関係に踏み込む気は、恐らくないのですから。

 いや、これに関しては、経産省に期待すべきかもしれません。

 で、私自身は、八田教授の書いていることは、全く響きませんでした。
 すみません。

 実例として、開示不正の結果は、こんな酷いことになるよ。
 そのような結果のひどさの紹介が、ある意味教訓なのかもしれません。

| | コメント (0)
|

2017/07/10

銀行114行預貸率調査(TSR情報)

銀行114行預貸率調査(TSR情報)

 TSR情報2017年7月5日号より。

〇特別記事
 2017年3月期決算単独決算ベース「銀行114行預貸率」調査
 ~マイナス金利導入後も、預貸ギャップは263兆円に拡大~

「業態別では、マイナス金利導入で「地域密着型金融」を強める地銀・第二地銀の多くが預貸率上昇させているのに対し、大手銀行では預貸率を下げるケースが目立った。」

 なるほど。
 地銀は、基本預貸率上昇させているのだと。

 それって、今のバブル形成は、地銀が中心ということですね。
 アパマンローンに精出して、既に崩壊の声が聞こえるとの声もありですが。

「預貸率は、預金残高に対する貸出残高の比率で、銀行預金の運用状況を示す経営指標の1つ。一般的に預貸率が100%を下回る状態は、貸出残高を上回って資金に余裕があることを示す。」

 うーん、この見方はどうなんだろう。
 個人的には、やや違和感あるかな。

 要するに、融資に積極的な方が預貸率は高い。
 反対に、消極的ならば、低くなるとみるべきでしょう。

 で、預貸率が高いということは、寝ている資金が少ないのだから。
 効率よく資金を回している反面、財務健全性は低くなる。

 預貸率が低い場合、財務健全性は一般的に高いだろう。
 しかし、遊んでいる資金が多いのだから、株主目線からはbad。

 1位は北九州銀行で96.86%、2位は長崎銀行の96.31%と100%近い。
 3位の関西アーバン銀行は92,21%で、4位福岡銀行は89.86%で90%切れ。

 記事中にもあるように、総じて、九州の地銀が積極的と言えますが。
 大手でみずほ信託銀行が89.54%と5位なのは、ちょっと意外。

 我が地元はというと、広島銀行が76.89%で40位が最上位。
 次が75位のもみじ銀行で70.68%、78位の山口銀行が69.58%となり。

 石橋を叩いて壊すと、昔から有名な中国銀行は81位で、68.49%。
 かなり低いですね。

 本当は、金額と件数は直接関係ないが、敢えて言えば。
 3件に1件は断る中銀と、4件に1件は断る広銀ということか。

 だから、昔から「借りるなら広銀、預けるなら中銀」と言っていた。
 うん、正しかったですね。

| | コメント (0)
|

2017/07/08

トヨタの片づけ

トヨタの片づけ

 ちょっと前に読んだメモです。


中経の文庫
トヨタの片づけ
(株)OJTソリューションズ
株式会社KADOKAWA 2015年12月11日第1刷発行

P44
・整理する=「いるもの」と「いらないもの」を分け、「いらないもの」は捨てる

・整頓する=「必要なもの」を「必要なとき」に「必要なだけ」取り出せるようにする

P45
 判断基準があらかじめ定まっていないと「いるもの」と「いらないもの」を峻別することができません。

P46
 ただ並べ直しただけでは「整列」、単にキレイにそろえただけです。

P54
 トヨタには「”いつかは使うだろう”は諸悪の根源」という言葉があります。

P59
 浅井たちは、さまざまなことに着手しましたが、そのひとつが「書類の保管期間の見直し」。

P61
 あとで見返すことのない不要な書類を特定し、その放置をなくすことで、工事監督のデスクまわりは整理・整頓されていきました。

P69
 ①いま使うもの
 ②いつか使うもの
 ③いつまでたっても使わないもの
 この3つをきっちり分けようというのが、トヨタの考え方になります。

P70
 「いつか使うもの」に対しては、必ず「いつまでに使うか」を問わなければなりません。つまり、期限をもうけるということです。

P71
 たとえば、誰かからモノをあずかったとします。
 「とりあえずここに置かせてください」
 そうした場合、私たちトヨタの人間が必ず相手に聞き返す言葉があります。それは、「つまでに使いますか」ということ。いつまで保管しておけばよいのか、期限を明確にするのです。
 そして、期限がやって来て、相手から何の連絡も来なかったとしたら、それは「いらないもの」として自動的の処分します。

P72
 整理を徹底させたいと思うのであれば、保管期間をできるだけ短くし、期限をできるだけ間近のところに設定していくように心がけていくといいでしょう。

P75
 「終わると同時に処分」を徹底して行っていけば、デスクの上に書類が山積みになることはありません。

P82
 だから、トヨタには「人を責めるな。しくみを責めろ」という言葉があります。それを基本姿勢として繰り返し口にしています。

P86
 モノを隠しやすい場所のひとつに「壁ぎわ」があります。ですから、片づけをしようと思ったとき、いちばんよいのは「壁ぎわ」

P87
 その工夫とは、「蔭」の部分をできるだけなくすこと。

| | コメント (0)
|

2017/07/07

下着姿の自撮りを投稿 裁判官のツイッター凍結される

下着姿の自撮りを投稿 裁判官のツイッター凍結される

 今まで凍結されなかったので、許容されているのかと思いきや。
 そうではなかったのですね。


2017.7.6 02:00更新
下着姿の自撮りを投稿 裁判官のツイッター凍結される

 短文投稿サイト「ツイッター」の自身のアカウントに、下着姿の「自撮り写真」などを多数投稿していた東京高裁の岡口基一(きいち)裁判官(51)のツイッターアカウントが凍結されたことが5日、分かった。

 (略)

http://www.sankei.com/affairs/news/170706/afr1707060002-n1.html

 仮に、抑圧された自我の解放手段として、使っていたのだとすれば。
 今度は、どこにその圧力がはき出されるのか。

 良い方向に向かうことを願っていますが。
 いや、月刊「税理」の連載が掲載中止になるのを恐れての日和見発言です。

| | コメント (0)
|

2017/07/03

税大論叢での引用雑誌・書籍

税大論叢での引用雑誌・書籍

税大論叢に、執筆した雑誌・書籍が引用されていることが分かりました。

「自己創設営業権の時価評価について」角田享介(税務大学校研究部教授)

「相続税法第9条の「みなし贈与」について-資本取引等を巡る課税関係を中心として-」古谷勇二(税務大学校研究部教育官)

 自分のメモとして、残しておきます。

| | コメント (0)
|

2017/07/02

「不動心論」大山康晴

「不動心論」大山康晴


「不動心論」大山康晴
KKロングセラーズ 2017/5/19

 将棋の十五世名人大山康晴先生が不動心について語ると。
 当然ながら、座右の銘である「忍」の心を語るわけですが。

 単なる道徳論ではなく、稀代の勝負師の言葉と感じさせます。

 もちろん、本人が一から書いたとは思えませんし。
 恐らくは、河口先生か誰かの手によるものなのでしょう。

 しかし、ご本人の口から出た言葉なのだろうなと感じることが幾つか。
 まさに第一人者ならではの洞察が出てきます。

 この本で特に感動したのは、訂正力という言葉です。
 体力が落ちていると、訂正力が落ちてしまうというのです。

 勝負の世界は、最後で間違えた方が負けると言います。
 一局をノーミスで終わるのはまず不可能と、米長先生がかつて喝破した通り。

 であれば、いかに訂正力を発揮しあうかが、勝負の中心になる。
 なるほどです。

 かつて、ゴルフのプロたるゆえんは、リカバリーショットだと。
 誰かがが言っていたことに通じます。

 このあたり読むだけでも、買いの本だと思います。

 あと、我慢できるのも才能だというのも、納得です。
 技術でなく、性格を育てることの意義は、まさに現代的テーマでしょう。

 大山先生が亡くなられたのは、平成4年のことですから。
 既に、もう25年が経過しています。

 たぶん、かつて出た本の再刊行版だと思うのですが。
 お勧めです。

| | コメント (0)
|

より以前の記事一覧