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2006/06/14

求人募集でいつも思うこと

 以前も書いたかもしれないが、求人募集をする際に、必ず事務所に電話をしてくれるように書いておく。で、電話が来た際に、名前を名乗らない人間が増えてきている。以前は半分もいなかったのに、半分程度→7割→8割ときて、いまや9割以上が名前を名乗らない。恐ろしい話だけど。

「求人雑誌を見たんですけど(以下返事待ちで無言)」

んー。どんなに履歴書がよく見えてももうこの時点でほぼアウト

で、筆記試験までたどり着いても、数学ができていない人間が多い。せいぜい変数3つの単純な連立方程式を解いてねって問題でも、むちゃくちゃな回答を平気で書いてくる。もしくは白紙。
しかし、むちゃくちゃな回答を書いてくる人間ってのは、検算をしない人間ってことなので、ダメって思われるってことは想像しないのだろうか。

私のところでは、(基本的な)数学を重視するけど、会計の知識が必ずしも入所時点でなきゃいけないとは思っていない。むしろ、それは後で努力すれば身に付くものだと思っている。でも、数学が解けないってのは、基本的な論理能力が欠如している可能性が高い。そういう人に、「努力すればできる」というのは犯罪かもしれない。だから、どんなに人格よくても、涙を呑んで不採用にしたことがある。「努力すれば絶対できる筈だ」と心から言ってやりたいし、本当にそう思える関係でないと長続きしないと思うからである。あ、もちろん、人格面が全然って人は論外だが、そういう人はたいてい挨拶ができない。

今も募集中だが、なかなかこの2枚のカードがそろった人に巡り合えない。
人の問題って難しいよね。
(って言ってたら、妹に「○○の求人も考えろ」と言われた。うう。)

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