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2006/09/30

いまさら連結なんてねぇ

と実は1年ほど前まで思っていた。

 ところが、企業結合会計は、共通支配下取引の場合、連結財務諸表をベースにして、組織再編後の経済実態が同一であれば、組織再編の種類によって経済実態が変わらないように、少なくとも連結財務諸表上は同一の結果が得られるように会計処理が構想されている。となると、連結の知識は実は必須である。

 何の因果かと思ったが、会社法では計算規則で、ほぼ全面的に企業結合会計の成果を採用していることから、分からなければ会社計算規則が分からないという恐ろしい構造になっている(今知り合いの税理士さんが組織再編会計を一生懸命勉強しているようなのだが、本当に頭が下がる。連結会計の知識がないとつらいどころではないだろう)。

 「企業結合会計なんて俺には関係ないや」

って人が多いと思う。現実に、パーチェス法や持分プーリング法そのものを使った会計処理を使うことは、中小企業ではほとんどないだろう。
 しかし、共通支配下取引だけは別である。我々が一番出会う可能性のある取引がこれなのである。これは、大阪の竹内陽一先生(税理士)が強調されていたことである。

 ところが、布施伸章氏(元ASBJ)が語っていたように、「共通支配下取引は、企業結合会計の中で一番難しい」のである。

 まぁ、共通支配下取引に出会う可能性自体もどれだけあるのかという話はあるだろう。しかし、債務超過会社の合併が可能になったことから、中小企業でも関係会社の合併による整理という話は今後増えてくる可能性は高い。その時、どう対応するか。それを考えると、今手は抜けないってことになる。

 それにしても、勉強すること多いス。

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