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2006/10/10

「プレップ租税法」

 弘文堂の「プレップ租税法」(佐藤英明著)をようやく入手できたので、友人の結婚式の帰りの新幹線の中で読んだ。

 プレップシリーズは、米倉先生の民法が有名だが、要するに初学者などの学習のイントロ、前段階(プレ)のための入門書という位置づけである。本屋で見ることは少ないが、奥島先生の会社法や木内先生の商法などは名著と言ってよい(旧法時代の著書だからもう読む人はいないかもしれないけどね)。

 で、この「プレップ租税法」、正直、丁寧な初心者向け本というわけではない。しかし、会話調で書かれた本で、なおかつやわらかいタッチ。三木教授の春香本も会話本の嚆矢ではあるが、あちらとはまた違う魅力にあふれた本だと思う。

 実は、結構書いてあることは水準を落としていないので、マジに初心者が読むと大変かもしれない。でも、会話の中身が女子学生の主人公たちが、ほんわか恋愛ムードの中で、でも結構まじめに租税法に取り組んでいくってストーリーなので、雰囲気だけでも読めるだろう。正直、この著者がこんな本を書いてくれる方だとは想像外だった。

 参考までに、出版社のWEBサイトでは、こんな紹介が。

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●「租税法」の街を初めて訪れる人のための抱腹絶倒のガイドブック!

 「租税法」を勉強してみようかどうしようかなー、と迷っている人に、「租税法」の街をほてほてと歩いていると自然に目に飛び込んでくる「観光スポット」を、租税法の教師、学生、法科大学院生などの登場人物が会話をしながら巡っていく、読んで楽しい入門書。各講の終わりについている【考えてみよう】には、ちゃーんと解答の手引きもついています。
 「租税法」という科目は、私たちにも身近な各種の租税の仕組みや考え方を学ぶ科目であり、専門的な税金の計算をさせられたりするものではありません。今、全部がわからなくたって大丈夫! 税金に対するイメージが一変する、どの本よりも面白い租税法ガイダンス。
弘文堂
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 租税法を学ばざるを得ない(?)人にも、少し税務関係の知識がある人にもおすすめ。

 しかし、租税法学者って肩身の狭い思いをしているのだなーとちょっと同情してしまった。

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