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2007/12/23

「自分ですぐできる免疫革命」安保徹

「自分ですぐできる免疫革命」安保徹
大和書房 2007年1月15日第一刷発行

 全体的にバランスの重要性を説く。

 特に「交感神経と副交感神経のバランスをとることが非常に大切」で、病気は体の失敗で起きるのではなく、「生き方の失敗」で起きるのだという。

 2004年11月に刊行された「ガン免疫力」の再編集・改題による文庫化。

 なるほどと思った点をメモとして抜き出しておく。

「 今は高血圧の原因は、塩分のとりすぎよりも、圧倒的に多いのが悩みや無理が重なることです。交感神経が緊張状態になり、血圧が上がるからです。

 (中略)

 塩分の問題で理解しておいてほしいのは、ナトリウム塩は血圧を上げますが、マグネシウム塩は血圧を下げることです。ミネラル自体は絶対に必要ですから、精製された食塩(ナトリウム塩)をとらずに、海からとったマグネシウム塩をとれば、塩で高血圧になることはないのです。」(P91)

「 甘いものは一時的にリラックスさせる力は強いのですが、その効果の持続時間は長くありません。甘いものには精製された糖分が含まれています。精製された糖は一瞬の間に吸収されてしまいますから、リラックス効果もすぐに出ます。そのためにかえってイライラすることになります。」(P92)

「 笑うことは免疫力を高めるといえます。

 (中略)

 笑うことで血糖値が下がったということは、副交感神経が刺激され、リンパ球が増えたことを示しています。笑いは副交感神経に支配されていますから、笑うことは免疫力を高めることになるわけです。

日本笑い学会の副会長をしている昇幹夫さん(医師)の説によると、笑いは吐くことから進化したということです。

 (中略)

 もともとは、いやなものを吐きだすことで喜びを得るということが笑いの原点だというわけです。いやなものを吐きだすというのは、副交感神経を刺激する行為です。」(P158~159)

「 糖尿病というと、すぐに肥満と結びつけてしまいますが、日本人の糖尿病は、肥満が原因というよりもむしろ働き過ぎから来ていると考えられます。

 (中略)

 治療法としては、まず働き過ぎをセーブして、副交感神経を優位にさせることが第一です。」(P181~182)

「 いい医者の条件としては、まず患者を心理的に励ませる人です。あとは、食事でも体操でも入浴でも、患者の体にプラスになる、いろいろなアドバイスができる人です。

 検査データだけにとらわれ、患部だけを見て決まりきった治療をやる医者ではなく、その患者の全身状態をよくしていくという考え方ができる人です。」(P230)

「 体温が低いということは、普段から血流障害があるということで、免疫力が低くなっています。それはどこか無理した生き方をしていて、それが低体温になって現れているのだと、きちんと自己診断しなければいけません。

 (中略)

 免疫力を見るためには、他に便秘をしていないかどうかチェックしてください。無理をしていると便秘になります。便の臭いが臭いのも問題です。」(P236)

 なかなか参考になった本だった。

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