相続税の抜本改革は予想どおり見送り
あ、私が予想したわけじゃありません。念のため。
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相続税改革、見送りへ 自民税調、景気・選挙にらみ
2008年11月28日7時57分
09年度税制改正では、50年ぶりとなる相続税の抜本改革が見送られる見通しとなった。
(略)
政府・与党は方式変更後も当面、相続税収総額は維持する考えだった。ただ、方式変更で減税になる人もいれば増税になる人も出てくる。総選挙を控え、与党内では少しでも増税につながる税制改正には抵抗感が強まっている。
しかし、今年10月には中小企業の後継者の相続税を軽減する「事業承継税制」が拡充されている。現行では、事業を受け継ぐ後継者が事業承継税制の軽減措置を受けると、後継者だけでなく相続人全員が軽減されるため、政府内では「遺産取得課税方式への変更を急ぐべきだ」との意見も強かった。今後、後継者だけが減税されるような制度改正が必要になりそうだ。
http://www.asahi.com/politics/update/1127/TKY200811270320.html
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文中の「今年10月には中小企業の後継者の相続税を軽減する「事業承継税制」が拡充されている」は間違いと言っていいだろう。前提となる円滑化法が施行しているということと、納税猶予制度の前提となる事前確認制度が中小企業庁から明らかにされたというだけ。
税制の具体的な内容はまだ完全には決まってないのだ。
特に、中小企業庁はできるように努力中と言っているが、財務省が沈黙を守るある部分は……。
このままだと、事業承継税制も骨抜きになりそうですな。
尾崎三郎先生の卓見はやっぱりすごい。
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