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2009/10/08

返済猶予法案、臨時国会提出へ…官房長官が方針示す

 ある人と話をしていると、「亀井発言の強硬さの裏には、小沢さんとの強力な信頼関係があるからでしょう」との読みが。なるほど。

 で、既に報道されているように、強制制度ではなく、任意制度として機能させることになるのだろう。

  「返済猶予法案」とか「モラトリアム法案」と言っているが、実際に出てくる時には、今の名称とは全く異なって、既に実務で生じているリスケ(リスケジュール)の促進制度が中心の法案になると予測する。

 つまり、蓋を開けたら「なんだ、ウチは助けて貰えないのか」ということが続出するのかと。
 ただ、真面目に、金融機関との協力的なリスケを行っていこうとしているところについては、喜べる内容になるかもしれない。

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返済猶予法案、臨時国会提出へ…官房長官が方針示す

 平野官房長官は7日午後の記者会見で、亀井金融相が打ち出した中小企業などを対象にした融資の返済猶予制度について、「法案として出してくれば臨時国会の提出法案になりうる可能性は大だ」と述べ、今月下旬にも開く臨時国会に法案を提出する方針を初めて示した。

 (略)

 法案の具体的な内容については、現在、金融庁の作業チームが検討を進めている。7日は三菱 東京UFJ銀行など大手銀行の実務担当者と、中小企業への融資状況や制度導入時の対応の課題などについて意見交換を行った。

 9日をめどに制度の骨格策定を目指す。
(2009年10月7日23時51分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20091007-OYT1T01305.htm?from=main3
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 既に金融機関筋との手打ちは済んでいると読むべきなのだろう。

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