「厚着」を脱がない子どもたち
これから、自分の姪や甥が大人になる世界は、どんなことになるのだろうか。
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「仕事もして対人関係に問題もない普通の女性ですが、子どもの言っていることをうまく受け取れないお母さんたちがいます。私たちは“感度が悪い”と表現していますが、子どもが『学校でかけっこが楽しかったよ!』と話しかけても、『あっ、そう』で終わる。『絵を描いたの。見てー』と持ってきても、『上手ね』で終わり。一を受け取り、一だけ返す。一の話が、親子の間で十に広がらない。いくら発信してもうまく受け取ってもらえないと、子どもに無理が生じます」
今、子どもの言葉の相談が非常に多いが、ほとんどは障害が原因なのではなく、育ち方に問題がある子だと言う。
「その子の心の中に、自分が親から愛されているという基盤があれば、いろいろな手法でどんどん言葉を引き出せます。でも、その基盤がない子はとても厳しくて、遊びが広がらない。“感度の悪い”お母さんであるケースが多いですね」
夏でもダウンジャケット、フリース 「厚着」を脱がない子どもたち
(週刊朝日 2010年06月11日号配信掲載) 2010年6月2日(水)配信
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20100602-01/1.htm
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