贈与税・相続税を考慮した賢い高齢者施設入居の方法(小林磨寿美先生のDVD)
小林先生から、「面白いこと言っているから、聴いてみてね~」と言われていたのに、バタバタで遅れてしまい、移動時間で聴いた。
大きく分けると、
[1]入居金をめぐる問題点(贈与税課税・あるいは相続財産加算の要否)
[2]留守宅をめぐる問題点(小規模宅地減額特例の可否)
について、裁決例・裁判例を解析して、解説を行っている。
で、[1]入居金をめぐる問題点、については、「(5)有料老人ホーム契約上の注意」として、契約形態4パターンでの整理をしてある。
【1】2人入居で主な負担者が契約者
【2】1人入居で配偶者が費用を負担
【3】2人入居で主な負担者以外が契約者
【4】第三者等が費用を負担した場合
これらについて、入居時贈与の有無と未償却分課税の有無と額を区別しているわけだ。なるほど。
そして、注意事項としては、3つを挙げている。
《1》主契約を誰にするか
《2》入居金等の支出が扶養義務者相互間の生計保持義務を果たすものか
どうか
《3》費用の出捐をどのようにするか
確かに、相談を受けたら、これらのアドバイスができるって、大事だよな。
予め考えておかないと、たぶん適切な説明はできない。
今まで私の地元では、入居一時金タイプがほとんどなかったので、そこまで注意が要らなかったが、ついに先日登場したようだし。「田舎だから関係ない」は通用しません、うん。
詳しくは、DVDあるいはCDの視聴をお勧め。
贈与税・相続税を考慮した賢い高齢者施設入居の方法(レガシー)
http://www.legacy-taxport.fpstation.co.jp/products/detail.php?product_id=1496&cat=40
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