わかる!民法改正 「債権法改正」を司法書士がやさしく解説
わかる!民法改正
「債権法改正」を司法書士がやさしく解説
日本司法書士連合会
中央経済社 2013年2月1日第1刷発行
鈴木龍介先生が執筆者の一人に入っておられる。
書籍の出版・研修講師の量は半端ではない。
でも、それも納得できる。
なにせ、お話していても、思考論理が明晰。
しかも、人当たりが柔らかい。
某先生が「いい男でしょう」というのも納得。
さて、本書の内容だが。
タイトル通り、債権法の改正内容を解説した本。
見開き2ページ1項目を全編で守っているので、読みやすい。
気になる点は結構あるが、「法定利率の変動制」は驚き。
影響大きすぎないだろうか。
その他、判例法理の明文化だとしても条文化することで実務が厳格化した労働法の経験も踏まえれば、基本ルールを大きく変動させるリスクは非常に高いと思う。
法的安定性という法律の基本要請からすれば、どうなんだろうな。
それはともかく、100ページ満たない内容で概観できる本書は貴重。
手元に一冊って感じではないでしょうか。
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