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2013/02/26

ずばり解説!株式と機関~盲点と弱点の発見から対策まで~

ずばり解説!株式と機関~盲点と弱点の発見から対策まで~
金子登志雄著
東京司法書士協同組合
平成25年1月17日第1版印刷発行

 随分遅くなってしまったが、金子先生の新著について。
 まだ最初の方しか読めていないのだが、なるほどが続く。

 例えば、下記。

「(1)当社には従業員持ち株会があり約20名の従業員で構成されています。従業員持株会は権利能力なき社団だと思われますので、株主は1名と数えることで問題ないですか。
(2)ある株主が死亡し、現在、その相続人5名の共有になっています。この場合の株主数は何名と数えるのですか。」

 正解はいずれも1名なのだが、理屈は明快。
 株主名簿基準で数えるから、というもの。

 会174条のオセロゲームはまず発動しないだろうとか。
 この言い切るところが、金子先生らしく明確なところ。

 で、株式の分割において基準日公告を避ける方法があると。
 え!だが、言われて目から鱗。

 同書P13~14をご確認頂きたい。

 私もまだ最後まで読んでいないのだが、種類株式のあたり不勉強なので、この本で是非勉強したいと思っている。

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