「心を操る文章術」清水義範
「心を操る文章術」清水義範
「心を操る文章術」清水義範
新潮社 2014年1月20日発行
1億総書き手時代の文章読本とキャッチのついた、新潮新書の1冊。
個人的には「国語入試問題必勝法」以来、ファンだと言ってもいいかもしれない。
パスティーシュ作家と称された自身の技法にも解説を行っている。
その意味で、なかなか興味深い部分があった。
ただ、この作者の小説を読んだことがない人間には、どうなんだろう。
新書でこのようなスタイルだから、しょうがないけど、ちと中途半端かな。
もし読まれたことない方がいたら、「国語入試問題必勝法」は読んでみて欲しい。
昔話題になった、代ゼミの先生が開発した「例の方法」を思い出す手法が出てくる。
「有坂誠人の現代文速解 例の方法」有坂 誠人 (著) (amazon)
なお、当時は知りませんでしたが、先に似た手法を出した人もいたのですね。
こちらは、まだ続いているみたい。
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