IBM事件判決文はロータスが入手
IBM事件判決文はロータスが入手
taxMLブログ情報に書くべきか悩んだのですが。
私的意見部分が大きいので、こちらへ。
判決文の入手が困難らしいと書いてすぐですが。
ロータス21のニュースPROが、判決文を配信しました。
で、率直な読後の第一感想ですが、当事者には大変失礼ながら。
「IBMの担当者って、もしかして○○だったの?」
原告の主張でもミスの話が続くので、しょうがないのですが。
そう思わせる事実認定が大きかったように思えます。
「この人たちが、そんな最初から仕組んでたわけないじゃん。
無理無理ィ。」
一審が認めたストーリーはそこだったように思えます。
確かに、課税当局からすれば、疑わせる要素は多々あって。
でも、それは○○だったんだから、しょうがないじゃん。
出たとこ勝負の結果が、あらあら大変なことに。
でも、それって、課税当局の手当放置、不作為のせいでしょと。
ま、平成13年14年の税制改正スケジュールの動向がどうなるかは。
当時であれば、なんとも言えなかっただろうなというのも確かにと。
そう考えると、この結論は仕方ないのかなとも思えます。
個別事案判決としての性格が極めて強く、拡張性がないですし。
ただ、国側の主張方法はこれしかなかったのか、そこは気になります。
控訴決めたようですし、まずはお手並み拝見でしょうか。
あと蛇足で、納税者主張部分の感想ですが。
多くの部分は、あまりなるほどと思って読めませんでした。
割り切らずに控訴したのも、その辺に理由があるのかな。
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有料会員限定情報ですから、残念ながら、判決文は転載できません。
ロータスはこの辺の規約遵守が非常に厳しくなってます。
すぐ読みたい方は、ロータスに申し込んで頂くとして。
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