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2014/07/19

倒産とは信用供与が臨界点に達すること

倒産とは信用供与が臨界点に達すること

 会社の決算書を見て、いつ倒産するか分かるという人がたまにいますが。
 自称専門家に少なくないのですよね。

 敢えて言えば、この人たちの言うことはインチキです。
 何故か。

 潰れなきゃおかしい会社でも潰れない、ということはままあるから。

 営業キャッシュフローで見ると、500年たっても返済できない会社。
 でも潰れていないなんて会社の事例も見ましたし。

 もちろん、その会社も最後は清算されましたが。
 ただ、「いつ」は誰にも言えるわけがない。

 では、その「いつ」はどうやって生じるのか。

 基本は、金融機関のお筆先。
 金融機関が潰そうと思えば、潰れますから。

 だから、融資を受ける段階で、金融機関を選定することは大事。
 いざとなったら、ヤのつく自由業並に回収する銀行もありましたね。

 ただ、1つ言えることが。
 それは、信頼関係が保たれていれば、その間は潰さないということかと。

 あ、もちろん、金融庁検査の結果潰れる、という事態はあるが。
 それをさておけば。

 倒産とは、信用供与が臨界点に達した時に起きる。
 そのように理解して良いのではないかと。

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