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2014/08/04

今を生きる高齢者のための法律相談

今を生きる高齢者のための法律相談

 今更という感じのジャンルの本ですが、ある理由で購入。

今を生きる高齢者のための法律相談
遺言・相続・財産管理支援センター編
民事法務研究会 平成25年6月21日第1刷発行

 高齢者の問題については、信託について1カ所しか触れてないなど。
 ちょっとなぁと思いつつ。

 買った理由は、自筆証書遺言の作成例が、写真で示してあったから。
 遺言書の訂正の押印の仕方と、封筒も示している。

 これは、類書では見たことがなかった。

 あと、遺言で私道のことも書いておきなさいというのはなるほど。
 遺言書を作成する本質的な意義が、何かを踏まえたコメント。

 ただ、寄り合い所帯本なので、あれってものが幾つか。

 遺言執行者が必要な場合で、一般財団法人の設立を挙げているのに。
 設立を行う遺言文案では、何故か、遺言執行者が出てこない。

 誰か責任編集者がいないと、こういう本ってダメなのだなと。
 これは、他山の石という視点ですが。

 で、一番疑問に思ったのが、下記コラム。
「現金・預貯金を保険資産に変えておくメリット」

 積立利率変動型終身保険を勧めていたり。
 なんか保険屋さんのセールスじゃないのと。

 執筆者一覧を見ると、某生命保険会社の人が出てました。
 んー、もったいないですね。

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