解約の恐れがある30年一括借り上げ
解約の恐れがある30年一括借り上げ
週刊ダイヤモンド2014年9月13日号より。
○アパート経営
節税だけにこだわるな!
リアルな収支だと大赤字に
「特集 相続重税」の中の記事。
所得税負担や賃料下落を見込まない収支計画が論外というのは。
今更の話ですが。
30年一括借り上げにも問題が多いということを書いてある。
というか、「書いちゃいましたね、とうとう」という感じかも。
△
それは、解約条項にある。契約書の中には、一括借り上げ契約を「双方とも3カ月で契約できる」などと明記されているケースが多い。つまり、契約後すぐにこの契約は破棄されかねないのだ。
(略)
「入居の有無にかかわらず家賃をお支払いします」と言いながら、最初の10年間は固定だが、それ以降は2年ごとに賃料を更新し、空室が増えれば当然、会社は切り下げを求めてくる。折り合わなければ一括借り上げを解約されかねない。
▽
なんだ、要するに、賃料保証って大嘘じゃん、という話。
で、専門家が収支シミュレーション表を作成して掲載されているのですが。
謎が1つ。
「リフォーム・保険費用など」が、25年目まで、ずっと70万円固定なのだ。
水回りが15年程度でダメになるという常識的な話は、どこに考慮されているのだろう。
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