司法書士にとって信託は新しいものでも何でもない
司法書士にとって信託は新しいものでも何でもない
月報司法書士2014年10月号より。
○司法書士の原点としての登記(信託登記)実務の再構築
~民事法研究会「信託目録の理論と実務」を手がかりに~
有野久雄(司法書士総合研究所主幹)
信託目録は、原型が、フランス流の証書の公示なのだそうだ。
その意味で、信託目録実務は、登記専門家たる司法書士の領域だと。
「……。しかし、司法書士にとって信託は新しいものでも何でもない。信託登記実務を通じて、長年、司法書士は信託実務を担ってきたし、とりわけ、「信託目録」の作成を介して、信託契約の内容に精通してきたからだ。(P74~75)」
なるほど、理念はそうなのですね。
あとは、実務としてどうなるのか。
司法書士の皆様に頑張って頂きたいですね。
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