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2014/12/06

農家が貪るおいし過ぎる特権(週刊ダイヤモンド)

農家が貪るおいし過ぎる特権(週刊ダイヤモンド)

 週刊ダイヤモンド2014年11月29日号より。

○特集 JA解体 農業再生
 農家が貪るおいし過ぎる特権
 税金減免に、農地成金が続出

 すごく刺激的なタイトル・見出しですが。

 農作業用電気である「農電」を家庭用にも使っているのだと。
 そして、自宅建築時にそもそも宅地でなく農作業所として申請していると。

 何故それができるか。

 許可が下りるまで、風呂などの水回りは作らない。
 水回りの設置は、あくまで許可後だと。

 更に、三大都市圏の特定市の市街化区域内都市農地。
 宅地化農地と生産緑地に分かれるわけだが。

 前者は、宅地転用が許可されるので、宅地並み評価で課税。
 しかし、後者は、農地評価になるので、固定資産税負担は激安。

 更に、相続税についても納税猶予制度がある。
 三大都市圏の特定市では、生産緑地は生涯営農で適用。

 注意が必要なのは、市街化区域内農地は適用がないこと。
 市街化区域外の農地では、やはり生涯営農で適用される。

 三大都市圏の特定市以外でも、市街化区域外の農地では、生涯営農で適用。
 市街化区域内の農地と生産緑地は、免除まで20年営農が必要。

 更に、将来、農地が用地買収されて、農地成金になるとの期待。
 最近の土地持ち非農家の増加は、偽装農家だと言う。

 知っている人は知っている話ではありますが。
 今後は追求が厳しくなるのかもしれません。

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