「京都の紅茶王」の娘 亡き父の遺産をめぐる骨肉の争いを語る
「京都の紅茶王」の娘 亡き父の遺産をめぐる骨肉の争いを語る
親がいなくなると、子供達は、相続する財産の金額で、自らの愛情を計る。
まさに、典型例だと言えるでしょう。
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「京都の紅茶王」の娘・城生真里さんがテレビ出演 亡き父の遺産をめぐる骨肉の争いを語る
2015年3月23日 16時50分 トピックニュース
(略)
兵蔵さんは戦前、京都に“日本初”の本格的な紅茶専門の喫茶店「リプトン・ティーショップ第1号店」を開店した。その事業を軌道に乗せ、一代で京都屈指の資産家にのぼり詰めた。二度の結婚で5人の子どもをもうけたほか、複数の愛人がいたとされる。
真里さんは、兵蔵さんと城生八重子さんとの間に産まれた。兵蔵さんは真里さんを認知する一方で、八重子さんとはついに籍を入れなかったため、真里さんは「婚外子」に当たる。
番組には真里さんがVTR出演し、亡き父の遺産をめぐり、異母兄弟と裁判で争うことになった経緯を振り返った。真里さんによれば、遺産の総額は推定30億円だという。しかし、兵蔵さんの死後、義兄から届いた書類には、婚外子であることを理由に、真里さんの受け取る遺産額を78002円とすると記載されていたのだそうだ。
真里さんは「何が起こったんだろう」とパニックに陥ったという。「人並みの扱いをされていないっていうか、普通の人間として扱われていない」「7万8000…2円まで付いていて、2円って一体なに…?」と当時の悔しさを振り返っている。
真里さんは2009年に義母兄弟を相手取って裁判を起こした。京都地裁は2013年に真里さんの受け取るべき遺産額を588万円とする判決を下したが、真里さんは納得ができずに控訴している。
また、真里さんはある医師との結婚が決まっていたが、裁判の事情が混み合っているため、「結婚は考えさせてほしい」と断ったのだという。そのことが今でも引っかかっているとし、「9年の歳月で二度と人生が取り返しのきかないことになった」などと胸中を吐露した。
(略)
http://news.livedoor.com/article/detail/9922001/
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そして、許せない気持ちから、裁判で人生の取り返しのつかない時間を失うのだ。
裁判は、自分の正当な権利の実現手段だと、信じてしまうからだが。
親の財産は自分のものだ、という自分自身の洗脳をいかに解くか。
恐らくは、それだけが、幸せになれる道だという気がする。
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