“中国撤退ビジネス”活況 「バラ色どころか年々苦しい…事業売りたい」
“中国撤退ビジネス”活況 「バラ色どころか年々苦しい…事業売りたい」
まぁ見えていた話ですが。
行って地獄、帰るも地獄を地で行くのでしょうね。
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“中国撤退ビジネス”活況 「バラ色どころか年々苦しい…事業売りたい」
2015.3.23 06:08
(略)
しかし最近は、中国からの撤退を視野に入れた案件が増加。一方で、日本企業が中国事業の拡大意欲を失い、買い手を見つけづらくなっているため、「中国事業を切り出し、中国や台湾の企業に引き継いでもらう道も探り始めている」(渡辺副部長)という。
コンサルティング会社のケイエス(東京都中央区)は、撤退で不要になった製造設備の処分を支援。販売先を紹介しているほか、一部は自ら買い取っている。香港企業と連携し、独自の販路を確保しているのだという。
輸送費などを考えれば、できる限り設備は現地で処分するのが望ましい。ただ、買い手が見つかったとしても「中国の人民元で支払われれば持ち出し規制が壁になる」と赤井嘉晴社長。廃棄するにも多額の費用がかかるため、従来は現地企業に泣く泣く譲渡する例もあったという。
中国市場から撤退する際には、補助金返還を求められたりして、手続きに数年かかることも珍しくなく、進出時以上の労力が必要とされる。
シチズンホールディングス子会社が2月上旬に広東省の工場を突然閉鎖、従業員の猛反発を招いたことは記憶に新しい。赤井社長は「撤退企業に(設備の)売却先を見つける余裕はない。どんどん相談が舞い込んでいる」と話す。
(略)
日中関係悪化や人件費高騰の影響は大きく、ケイエスの赤井社長は「撤退は自然な流れ。しばらく続くだろう」との見方を示した。(井田通人)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/150323/bsd1503230500004-n1.htm
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