滅びゆく農協(雑誌Wedge) その1
滅びゆく農協(雑誌Wedge) その1
雑誌Wedge2015年4月号より。
「滅び行く農協 岩盤規制と農業の行方」として特集。
農協という、実は知らない怪物の正体を暴いていると言ったら言い過ぎか。
○弱体化する農協 離れだした農家(Wedge編集部)
農協改革の概要を解説。
今回の改正の中核は、准組合員問題にあったことを指摘。
准組合員は、農業者ではない組合員。
農業者を中心とした正組合員の数を上回るのが現状だという。
これを嫌がったため、会計士監査がバーターで入ったのだと。
○60年ぶりの農協改革の実態(土門剛(農業ジャーナリスト))
全国農業協同組合中央会こと全中が、TPPに反対したことで官邸激怒。
農水省に制度改正を担当させ、公取に独禁法のメスをいれさせたと。
で、全中を一般社団法人とさせる狙いはどこにあるか。
これは、任意化で、農協への賦課金という財源を縮小する意図だと。
どうもあまり上手くいっていないというのが、著者評価のようだ。
ただ、事業利用禁止を盛り込んだことと将来的組織変更条項を入れたこと。
これらの意味は大きいと指摘している。
○競争社会とは程遠い現実 納税者と消費者が負担する農協の高コスト体質
(土門剛(農業ジャーナリスト))
農協・連合会による独禁法違反の現況を説明。
その中で、農家が農協や連合会に対する高い経費負担に不満を持つことを指摘。
今回の農協改革では、市場競争できない現状には手が付いていないと言う。
まさに道は険しそう。
○改革の本丸「准組合員問題」 行き詰まりをみせる「農協商法」
(土門剛(農業ジャーナリスト))
農家の高齢化で、正組合員数は減少している。
正准組合員の割合逆転は、そう遠くないという。
長くなったので続きは次に。
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