ゴミについたDNAから顔を復元、ポイ捨てした人をポスターにするキャンペーン
ゴミについたDNAから顔を復元、ポイ捨てした人をポスターにするキャンペーン
これは、すごい!
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ゴミについたDNAから顔を復元、ポイ捨てした人をポスターにするキャンペーン
2015年5月20日 6時10分
WIRED.jp
香港のNGOが、街に落ちているゴミを集めて、付着したDNAから落とし主の顔をデジタル写真に復元。ポスターにして掲示している。
今度、タバコの吸い殻などを地面にポイ捨てしそうになったら、この恐ろしい事実を思い出してほしい。1ナノグラム未満の乾いた唾液からでも、科学者は、本人の顔に薄気味悪いほど似たデジタル写真を作成できるということだ。
(略)
香港のゴミに付着したDNAは、遺伝子型判定の研究所にもち込まれ、そこで落とし主に関する膨大なデータが作成される。このデータをParabon Nanolabs社の機械学習アルゴリズムによって処理すると、特定の表現型(特徴)をおおざっぱにとらえたスナップ写真がつくられるのだ。
オグルヴィのチームによると、眼や髪、肌の色、しみ・そばかす、顔の形といったものは、身長や年齢、さらには髪質よりも、はるかに判断しやすいという。年齢については、落としたゴミの種類に関する調査結果から推測される。例えば、18~34歳の年齢層はガムを噛む場合が多いので、ガムの標本には、自動的にその年齢の顔が割り当てられる。一方、タバコの吸い殻には、45歳以上の人の顔が使われる。
オグルヴィは拾ったゴミのもち主全員から許可を得たうえでポスターをつくっているので、彼らに無断で恥をかかせているわけではないと話す。しかしいずれにしても、薄気味悪い近未来を思わせるキャンペーンである。
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