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2015/06/01

「大阪化」と「京都化」から日本を考える(藤吉雅春)

「大阪化」と「京都化」から日本を考える(藤吉雅春)

 「新潮45」2015年6月号より。

○「大阪化」と「京都化」から日本を考える
 藤吉雅春

 なるほど。
 確かに、大阪企業は大阪を捨て、京都企業は京都に残る。

 著者は、根本的問題点に気がつかず、人口減少し、企業が東京移転することを「大阪化」と呼ぶ。
 そして、日本の大半の都市が、大阪化しているのだという。

 これに対して、北陸などの発展する地域は、京都の仕組み作りと類似性があると言う。
 「京都化」は、幾つかのポイントがあるという。

[1]「場」づくり=内発的発展
    外から大企業を誘致するのではなく、インフラ整備

[2]新旧融合のコラボレーション
    今あるものを有機的に組み合わせて発展させようとする発想

[3]ハンディを認める「あきらめ」

 この分析が当たっているかどうかは、正直分からないが。
 ただ、大阪のもがきや停滞を説明する1つの切り口としては、面白かった。

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