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2015/07/09

「めんどくさい」がなくなる本 鶴田豊和

「めんどくさい」がなくなる本 鶴田豊和

 本屋で売れているとのことだったので、買ってみました。


「めんどくさい」がなくなる本
 鶴田豊和
 フォレスト出版

 大半は、正直、今更なんですが。
 幾つか、なるほどが。


 大事なのは、効率性よりも継続のしやすさなのです。

 (略)

 ポイントは「意味のわからない英語をどれだけ聞いても聞き取れるようにはならないけど、意味がわかる英語を流し聞きすることは、一定の効果がある」ということです。

(P83~84)

 確かに、これはその通りだろう。

 某遼君CMのせいで、シャワーのように流せばよいとの誤解が世の中浸透したが。
 意味が分からないままでいいわけではない。


 人は、初期状態を維持したがるのです。初期状態を変えるのには、ものすごく心理的な抵抗があります。この法則をうまく使えば、スムーズに行動することができます。

 (略)

 朝起きたら、あとは玄関へ行くだけという状態にしておくのがポイントのです。

(P99~100)

 これもなるほど。
 自由意思を逆手にとるわけだ。


 他人や自分がルールを破ったときに、人は不快な感情を感じます。

 (略)

 自分が少数派の環境にいたら、自分のルールと相手のルールが違うことが多くなります。

 (略)

 いずれにしても、人生において、自分が多数はのグループに最低1つは所属することが大切です。

(P127~132)

 これもなるほど。
 で、この延長線上が下記。

 嫌いな人は、会う度に、自分のルールを破ってきます。人が誰かを嫌いになるのは、相手に不快感を覚えるからです。

 (略)

 それは、自分のルールを自分か相手が破っているからなのです。
 仮にそのルールがなかったら、なんとも思いません。

(P173~174)

 そして、自分を苦しめるルールは手放せと。
 まぁ、できる場合ばかりじゃないでしょうけどね。

 ただ、著者の意見に同意できないなと思うのは。
 P186あたりの記述で、これは間違いだと思うと、敢えて書いておく。

 この本の全てが正しいと思わなければ。
 読んでみてもいいんじゃないかと。

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