今の出版界に大事なのは、とにかく生き残ることだけ(角川春樹)
今の出版界に大事なのは、とにかく生き残ることだけ(角川春樹)
週刊SPA2015年9月1日号より。
○文壇アウトローズの世相放談
これでいいのだ!
坪内祐三・福田和也
福田特番 ゲスト角川春樹(前編)
70年代に角川書店を牽引した角川春樹氏がゲスト。
よその出版社で単行本で出したものを、文庫本に収録する。
「泥棒角川」と言われて評判悪いと、安岡章太郎に言われたら。
「先生、それは誤解です。うちは”強盗角川”です。」
おーい。
ま、確かに、この頃の勢いは、そんな感じだったんだろうね。
で、池波正太郎の愛した店はどれもまずいとか。
山口瞳は、女を知らない人だと思ったとか。
結構、トンデモナイことを言っている。
で、なるほどと思ったのが、以下のくだり。
「角川 今の出版界に大事なのは、とにかく生き残ることだけだと思ってる。状況が今よりよくなるってことはあり得ないんだ。」
「角川 それに加えて、図書館問題もあるし、本屋にとって切実なアマゾンの問題もあるし、万引対策を含めたブックオフの問題もある。」
「角川 コミックの問題を抜きにしても、大手出版社は図書館問題に対してこのままでいいという態度なんだ。俺は『作家の同意を得たものに関しては、1年間は図書館に入れない』という方法を取ろうとしているんだよ。本屋さんは賛成してくれるところが多いのに、同意してくれる出版社は少ないね。」
なるほどです。
最近、久しぶりに図書館に行く機会があり、気になっていた。
私は本が大好きだから。
街の本屋を殺してしまわないで欲しいと、切に願う。
いや、アマゾンも使うけどね。
うん。
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