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2015/09/30

知らないと怖い血管の話

知らないと怖い血管の話

知らないと怖い血管の話
心筋梗塞、脳卒中はなぜ突然起きる?
高沢謙二
PHP研究所 2010年3月8日第1版第1刷発行

 購入は同年8月26日の第1版第3刷。
 たぶん、買って暫く読まないままでした。

 さて、血管は、肝臓と並ぶ沈黙の臓器だという。
 そして、その老化指標は、血圧なのだと。

 血管が硬化すると、血の通りが悪くなる。
 心臓が強い圧で血液を送り出し、血圧を高くする。

 血管が硬くなるのは、2通りある。
 そのものが硬くなるのと、一時的に硬くすること。

 血管そのものを硬くするのは、加齢や糖尿病など。
 これが改善しないと、硬化はますます進行する。

 塩分のとりすぎやストレスも、血圧を高くする要素。
 こちらは、一時的に硬化 させるが、解消しないと恒常化。

 生活習慣を改善して、両方を改善すべきだと。
 喫煙もダメ。

 さて、心筋梗塞は、冠動脈を閉塞させてしまう。
 これが、どの程度の血管つまりで起きるのか。

 なんと、6割は、つまり具合25%未満で起きている。
 4分の3は血液が通っている状態で、起きるのですね。

 これ、古い心臓専門医は、長い間勘違いしていたと。
 心筋梗塞は、血流がよい状態で、突然起きるのですね。

 いやーびっくり。
 狭心症の進行によるものではないのだ。

 さらに、心筋梗塞は、心臓の病気ではないのだと。
 心臓に酸素と栄養を届ける血管が悪いから、生じるのだと。

 この点は、脳梗塞も同じ。
 まぁ、それはそうでしょうね。

 で、ともに血管が悪いから、問題が生じるわけです。
 血管を硬化させない、そのために喫煙は当然ダメ。

 高血圧・糖尿病・脂質異常の検査結果はイエローカード。
 きちんと受け止めて、対処しろと。

 また、血圧が高いのは心臓に原因があるのではなく。
 血管のせいで、心臓が高い圧を送り出す負担が必要なのだと。

 血圧を下げて、至適血圧に保つ必要がある。
 そして、家庭血圧を測定することが大事なのだと。

 さらに、近年の常識化しつつあるそうですが。
 脈圧が大きいと、重大な事故が起きやすくなるのだと。

 あと、塩分のとりすぎが悪いのは、水分とりすぎになるからだと。
 いや、びっくりです。

 そして、塩分を減らすために、酢をしっかりとるべきだと。
 酢が塩分を排出してくれるのですね、知らなかったですが。

 この点、カリウムも同じだと。
 ただ、何からとるか次第で、カロリーの問題もあると。

 塩分は、必要なときには、摂取しないとダメだが。

 なるほどね。
 うん、もっと早く読むべきだったかもしれないが。

 しかし、ストレスためないのは無理だしねぇ。
 それ以外を頑張ろう。

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