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2016/01/20

先見の人だったデビッド・ボウイ CD不況を予測、音楽を証券化 死去で注目集める意外な功績

先見の人だったデビッド・ボウイ CD不況を予測、音楽を証券化 死去で注目集める意外な功績

 知らなかった。
 恐らくは著作権の信託を使った証券化ですね。


2016.1.17 18:00更新

先見の人だったデビッド・ボウイ CD不況を予測、音楽を証券化 死去で注目集める意外な功績

 (略)

 この手法は、著作権を手放すことも、印税が入ってくるのを長く待つこともなく資金を調達し新たな音楽活動に充てられるというメリットがある。

 このため、米黒人歌手のジェームス・ブラウンさん(1933~2006年)や英ロック歌手のロッド・スチュワートさん(71)、ヘビーメタルバンドのアイアン・メイデンといった大物アーティストが次々と同様の債券を発行。「プルマン債」と呼ばれるようになり、音楽や映画といったエンタメ産業の新たな資金調達方法として普及した。

 さらに、「ボウイ債」は従来は考えられなかったスポーツチームやパブ、高速道路のサービスエリアといったあらゆる資産を証券化する手法の先駆にもなった。資産運用会社の担当者はブルームバーグに「ボウイ債はその音楽と同じくらい画期的だった。大勢のアーティストが追随したばかりでなく、あらゆる資産を証券化するひな型になった」と語った。

「10年後、音楽は水道や電気のように」

 ボウイさんが新たな試みに挑んだのは、やがて訪れる音楽不況を予見していたためのようだ。2002年6月9日付のニューヨーク・タイムズ(電子版)のインタビューでこう語っている。

 「音楽産業の変革は10年以内に起き、誰にも止められない。10年後に著作権は存在せず、音楽自体は水道や電気のような存在になっているだろう」

 その予言は的中。無料や定額で音楽が聴き放題となるネット配信のストリーミングサービスが急成長。楽曲が売れない時代になった。

 ボウイ債は、その時代が到来する前に確実に利益を上げた。プルマン氏は米CNNテレビにこう語っている。

 「彼の死後も著作権が稼ぎ続けてくれるだろう」

http://www.sankei.com/premium/news/160117/prm1601170014-n1.html

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