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2016/03/24

振込手続きのポイント

振込手続きのポイント

 バンクビジネス2016年4月1日号より。

○金融実務ステップアップ誌上セミナー
 第1回 振込手続きのポイント
 伊藤玲(地域金融アナリスト&コンサルタント)

 Q1 振込とは何?どんなお客様なら受け付けられるの?

 口座を持たない一見さんでも可能だが、条件があるよと。

 受取人の属性確認や、送金額と手数料額の裏付けがあること。
 反社会的勢力でないとか、正当な取引目的だとか。

 Q2 振込にはどんな種類があるの?

 一般的なのは、テレ為替で、当日扱振込と先日付振込があると。
 振込通知を取組日に発信するか、振込指定日に先立って発信するかの違い。

 ここで、取組日とは振込により送金実施される日を、取組日というのだそうです。

 国庫金・公金の振込手続きでは、テレ為替でなく文書為替を利用すると。
 これは、メール振込と交換振込とに更に分かれるのだと。

 また、一度に大量の振込みを行うには、MTデータ伝送を用いると。
 これも、文書為替と先日付振込に区分されるのだと。

 なお、添付物がある付帯物件を処理する場合は、基本、文書為替かMTだと。
 学校入学金の明細資料とかは、これによるわけですね。

 Q3 振込手続きはどのように行うの?注意することは何?

 記入事項漏れに注意は言うまでもなく。
 類似した、紛らわしい名称の記入ミスがないか、顧客に確認をして貰うと。

 振込金や手数料をどうするかも確認と。
 預金口座から引き落とすなら、当然、払戻請求書も必要。

 送金先である被仕向店では、自動的に処理が行えない場合がある。
 その時は、入金不能の振込通知が出るので、それを確認すると。

 Q4 振込を取り消す場合どうするの?

 組戻は、依頼人本人以外からの依頼は受けられないのが基本。
 受取人口座入金後は、もう組戻できない場合もある。

 これに対して、仕向店の事務処理ミスによる取消もある。
 ただし、可能な場合も、限定されているのだと。

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