マイナス金利政策と変動金利の関係
マイナス金利政策と変動金利の関係
バンクビジネス2016年4月1日号より。
○ここを教えて!新入行員のための金融実務Q&A vol.39
住宅ローン編:マイナス金利政策と変動金利の関係
谷口敬(住宅ローンアドバイザー)
マイナス金利政策で、市中の国債金利が下がっている。
では、住宅ローンの変動金利はどうかと。
この変動金利の指標は、短期プライムレートいわゆる短プラ。
日銀公表資料では、これは1.475%のまま変わっていないと。
で、各金融機関は、1%プラスの2.475%を店頭表示金利としていると。
あれ、でも、1%切る金利を適用している例があるよねと。
これは、優遇金利によるもので、2.475%-優遇金利=適用金利。
優遇金利は、一般に1.7%~1.8%だと。
各金融機関が、競争を踏まえて自助努力で下げているのですね。
だから、これは各金融機関の裁量次第だと。
今後も、現在のような金利低下が続くとは限らないし。
自行庫の金利優遇幅が、今後も変わらない保証はないと。
仰る通りですが、下がったで銀行のセールストークが増えているのでは。
あるいは、私の気のせいでしょうか。
いや、同じ号で「住宅トレンド&ローン相談対応術」という記事があり。
そこで、マイナス金利の影響で固定型金利も低下と、ローン販売促進をとしている。
つまり、今の低金利時代では、基本は固定一択なんでしょうね、本当は。
金融機関にうまみがあるのはどっちよ、という話を除けば。
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