登記面積と実測面積の相違(バンクビジネス)
登記面積と実測面積の相違(バンクビジネス)
バンクビジネス2016年6月1日号より。
○ここを教えて!
新入行員のための金融実務Q&A Vol.43
住宅ローン編
登記面積と実測面積の相違
谷口敬(住宅ローンアドバイザー)
住宅ローン審査で、担保不動産概要確認するので。
登記簿・測量図・建物配置図が必要になると。
特に中古物件の場合や借り換えの場合必須だと。
で、何故必須かですが、面積相違があり得るからと。
著者は何通りかあるというのですが。
・増改築建物が未登記
・区画整理で前面道路拡幅で一部収用を受けた
→登記未修正の場合がある
・2階建までしか認められていない地域なのに
3階建て建物を建築している
これらについて、必要あれば登記修正を依頼せよと。
そこまでは良いのですが。
「実測面積と登記面積が合うように登記を修正してもらい」
あれ?
もしかして、建築確認と登記で整理が違うのを知らないのか。
建築確認
根拠法は、建築基準法であり
いわゆる壁芯面積で測定する
登記
根拠法は、不動産登記法であり
いわゆる内法面積で測定する
これって、住宅ローン控除が使えなくなる原因の1つなので
税理士はよく知っている話なのですが
金融機関の人間は知らないのだろうか
2つを比較し、差異が合理的かを確認するのはいいけど。
合わせられないものを合わせろは、まずいのでは。
バンクビジネスも近代セールスも、時々?記事がある。
うーん、これなんかも、どうなんでしょうね。
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