マーケットの不安を、ソーシャルメディアは増幅する
マーケットの不安を、ソーシャルメディアは増幅する
確かにね。
デマがあっという間に広がっていくのだ。
間接民主主義が、直接民主主義に優るのは、ビルトインスタビライザー機能故。
そのような話だったのが、いつの間にか、間接は悪という風潮になってきている。
わざと不便にする、という選択肢が見えない人達が増えてきた。
いや、インターネットの恩恵を受けておいて、天に唾すると言われるかもだが。
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英国のEU離脱後の経済危機を、Twitterは増幅するか
WIRED.jp 6月27日(月)19時38分配信
英国のEUからの離脱(Brexit:British+exit)が経済に大きな影響を与えている。ソーシャルメディアはその影響を、「自己充足的予言」的なプロセスで増幅しうる。 PHOTO: AFLO/AP
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■マーケットの不安を、ソーシャルメディアは増幅する
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しかし、多くの研究は、ソーシャルメディアと株式市場の間に、相互に情報を反映させる循環があることが示している。そこではマーケットに対するオンライン上の不安感が、マーケットの反応そのものに織り込まれることがあるのだ。
「マーケットが下落し始めるとすぐに、それは市場のムードに、そして大衆の心情に影響し、次いでそれがオンラインで増幅される」と、インディアナ大学情報科学・コンピューティング学科でソーシャルメディアとマーケットの研究をする科学者ヨハン・ボレンは言う。
「そこに自己充足的予言(予測が、予測に適合する行動に人を向かわせ、予期された状況を現実のものとしてしまうプロセス)のような効果があるという考えを完全に否定することはできない」
■Twitter上のパニックが伝わっていく
2008年の株価大暴落ののち、ボレンはその年の1,000万近くのツイートを分析した。彼は、Twitter上のパニック度が上がると、その3~4日後にダウが下がることを発見した。
投資家たちは、ソーシャルメディア上の心情を自分たちの意思決定に組み込むようになっている。Dataminrのような金融向けのアラートサーヴィスを手がける起業は、ソーシャルメディアに現れた噂を顕在化させ、投資家が計画を発展させるためのサポートをしている。
こうした動きの善し悪しはともかく、ボレンは、ソーシャルメディアの影響が、英国のEU離脱が引き起こす現在の市場ヴォラティリティ(変動性)を悪化させるものかどうかについてはまだはっきりしないと警告している。いずれにせよ、この不確実性はすぐには払拭されないだろう。
EUは英国に「できるだけ早く」交渉を開始するよう求めたが、キャメロン首相は、早ければ10月にも自ら辞任し、交渉の任務を次期首相にゆだねる計画だ。英米両国が新しいリーダー選出の準備をするなか、これからなお一層のボラティリティが、オンライン、オフライン両方で予想される。
ISSIE LAPOWSKY
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160627-00010001-wired-bus_all
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