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2016/08/09

【気になるこの症状】糖尿病でない人も起こる「低血糖」 脳にダメージ与え認知症リスクにも

【気になるこの症状】糖尿病でない人も起こる「低血糖」 脳にダメージ与え認知症リスクにも

 なるほど。
 糖尿病治療中の高齢者が低血糖になりやすいのには、理由があるのですね。


【気になるこの症状】糖尿病でない人も起こる「低血糖」 脳にダメージ与え認知症リスクにも
2016.8.4

 (略)

 【注意すべき3薬】

 糖尿病治療中の高齢者が低血糖になりやすいのは、腎機能低下で薬が長く効いたり、食事を抜いたりすると薬が効きすぎてしまうからだ。

 「高齢者が重い低血糖を起こすと、脳にダメージを与えて認知症のリスクが高まるのです。それに動脈硬化の人も多いので低血糖の交感神経刺激がきっかけとなり、心筋梗塞や危険な不整脈が出るリスクもあります」

 ただし、糖尿病治療薬のすべてが低血糖を起こすわけではない。いまは低血糖になる可能性がきわめて低い薬が主流。低血糖に注意するのは、「インスリン注射」「SU薬」「グリニド薬」のいずれかを使っている場合に限られるという。

 「今回2学会では、この3薬のいずれかで治療中の75歳以上の高齢者あるいは軽度認知症の合併例では、血糖コントロール目標にヘモグロビンA1cで7・0%という下限値を設けました」

 【すぐブドウ糖を取る】

 糖尿病でない健康な人でも低血糖になる場合がある。それは菓子や飲料などで糖分を過剰に取ったとき。膵臓(すいぞう)からインスリンが多く分泌されて3~4時間後に「反応性低血糖」を招くのだ。

 「低血糖で怖いのは、症状が出ても何も対処せずに昏睡を何回か繰り返すうちに交感神経刺激症状が現れない『無自覚低血糖』になってしまうことです。そうなると、いきなり中枢神経症状が現れ、意識を失い、発見が遅れると命に関わる恐れもあります」

 低血糖になったときの対処は、交感神経刺激症状が現れたらすぐに10グラム程度のブドウ糖(あめや飲料でもいい)を取ること。5分以内で改善しなければ、さらに摂取を追加する。早く低血糖から脱出することが重要になるという。

 (略)

(2016年7月27日発行 夕刊フジから)

http://sonae.sankei.co.jp/life/article/160804/l_health0001-n1.html

 糖尿病患者あるいは高齢者に限らないリスクってのは、怖いですね。

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