訴状の作成(ゼロからマスターする要件事実)その1
訴状の作成(ゼロからマスターする要件事実)その1
○ゼロからマスターする要件事実
第10回 訴状の作成
岡口基一(東京高等裁判所判事)
要件事実論を学ぶ最大のメリットは、起案能力の向上にあると。
主要事実について、主張漏れを避けることが一番だが。
何より、法曹としての理解に素直に馴染む、裁判文書が書けるようになることだと。
で、訴状の具体例を示しつつ、その構造を説明してあります。
形式的記載事項を除けば、骨子は、請求の趣旨と請求の原因であると。
まず、請求の趣旨は、何かですが。
要するに、裁判で勝ったら、こういう判決文を出してくれ、ですね。
次に、請求原因ですが、ここがまさに要件事実論による部分ですね。
請求権の発生原因を中核とした請求原因の要件事実が何か。
その要件事実に該当する、主要事実を記載することになる。
この段階では、主張漏れなきよう、ある程度概括的な主張のOKで。
被告の認否により、争いの生じた事実のみ、その後に補充すると。
後で出す準備書面で、詳細に主張をするというやり方もあると。
たぶん、その方が実践的なのでしょうね。
続きます。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 七ツ下がりの女たち_志川節子(2026.02.01)
- 沖野真已裁判官の最近のできごとでうれしかったこと_朝日新聞(2026.01.30)
- 紀伊国屋書店は返品制度を使わない方向に転身中らしい_@DIME(2026.01.24)
- 銀河英雄伝説とベネズエラ(2026.01.09)
- J.K. ローリングの警句_J.K. Rowling(2025.12.28)
「税務」カテゴリの記事
- 暴露とはなにか (2025.11.08)
- 吉備中央町が苦渋の選択をした理由は_読売新聞(2025.05.08)
- NISAより先にiDeCoを検討すべき理由は_野村證券(2025.03.24)
- 私が脱税!? 父の教訓、身辺整理はしっかりと 相続税に苦戦 森永卓郎さんが残した言葉_産経新聞(2025.02.11)
- マンション修繕費4700万円を自分の口座に移動させ横領 元社員逮捕 総額9億円被害か_産経新聞(2025.01.30)
「法律全般」カテゴリの記事
- 沖野真已裁判官の最近のできごとでうれしかったこと_朝日新聞(2026.01.30)
- 強制送還、弁護士宛て2か月前の通知を廃止へ _読売新聞 (2026.01.31)
- 「今でも法律事務所に巣くっている広告代理店などがあると思われ」(新里宏二弁護団長)_時事ドットコム(2026.01.12)


コメント