覚せい剤の尿検査 誤認逮捕の事例もあり
覚せい剤の尿検査 誤認逮捕の事例もあり
アスカ容疑者がどうなるか分かりませんが。
誤認逮捕の可能性もあるのですね。
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それでも簡易尿検査で逮捕しますか|覚せい剤で誤認逮捕
<< 作成日時 : 2009/06/27 00:22 >>
●正式鑑定で陰性、釈放=覚せい剤使用で逮捕の男性-山口県警
山口県警は25日、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕した無職男性(32)の尿を科学捜査研究所で正式鑑定した結果、覚せい剤成分が検出されず陰性となったため、同日釈放したと発表した。
組織犯罪対策課や周南署によると、男性は24日午後、「車で交通事故を起こしたかもしれない」と電話し同署を訪れた。しかし、車に事故の形跡がなく、つじつまの合わないことを話すなど言動に不審な点があったことから、同署が尿中の覚せい剤成分を調べる簡易検査を実施。陽性となり、緊急逮捕した。
男性は調べに「最近、風邪薬を飲んだ。覚せい剤は打っていない」と否認していたという。
同課は「簡易検査に加え、言動が不審だったことなどを考慮して緊急逮捕した。類似の薬を服用するなどして陽性反応を示した可能性や、簡易検査キットに不備があった可能性もある」と説明。「簡易検査のみに頼らず、慎重に判断していきたい」としている。
(略)
しかし、簡易検査キットでの検査は、決して万全ではありません。これは、あくまでも予備的な判断をするための簡易検査で、市販のキットには必ず、誤判定の危険性があるという注意書きが入っています。簡易検査の結果は裁判の証拠としても認められないもので、簡易検査をした後、科学捜査研究所で正式な鑑定を行います。
簡易検査には、誤判定はつきものです。誤判定の確率はそれほど高いものではありませんが、ゼロではないのです。その結果だけに頼って、身体を拘束することがほんとうに必要なのでしょうか。
(略)
尿中覚せい剤を簡易検査キットで検査して、その結果、誤認逮捕。実はこれが最初の例ではありません。2007年には、捜査官の不慣れによる誤認逮捕例もありました。
●覚せい剤検査でミスし誤認逮捕(2007年10月30日 福岡県警)
福岡県警朝倉署は、覚せい剤使用を調べる簡易鑑定の結果を「陽性」と見誤り、無職男性を覚せい剤取締法違反容疑(使用)で誤認逮捕し、釈放したと発表した。
同容疑で男性宅を家宅捜索した際、注射器1本と覚せい剤の空袋とみられる4つの袋を発見。男性の左腕にも注射痕が見つかったため任意同行を求め、同署で簡易鑑定を実施。この鑑定では尿を付着させた試験紙の上に浮き上がる線の本数によって陽陰性を判断するが、捜査員が線を1本数え間違えて、「陽性」と見誤った。男性も「3、4日前に覚せい剤を使用した」と認めたため、同署は男性を緊急逮捕。しかし科学捜査研究所による正式鑑定の結果「陰性」と判明した。(2007/10/30付 西日本新聞朝刊より)
(略)
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