信託法と相続法(沖野眞巳)その1
信託法と相続法(沖野眞巳)その1
「相続法の立法的課題」(水野紀子編著 有斐閣2016年2月25日初版第1刷発行)より。
〇信託法と相続法
-同時存在の原則、遺言事項、遺留分
沖野眞巳(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
信託法が、相続法を潜脱する可能性を民法学者は意識して批判している。
しかし、そもそも、その相続法の公序とは何なのか。
同時存在の原則の重さにしても、そもそも自覚されていたか。
また、遺留分以外の相続法の公序とはそもそも何たるか。
実は、このあたりが、明確には意識できていなかったのではないかと。
なるほどです。
著者は、このような問題意識において3つを具体的に検討すると。
[1]同時存在の原則
[2]遺言事項
[3]遺留分
続きます。
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