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2017/02/27

高校入学から大学卒業までに必要な入在学費用は975 万円(日本政策金融公庫の平成28年度調査)

高校入学から大学卒業までに必要な入在学費用は975 万円(日本政策金融公庫の平成28年度調査)

 1年で80万円近く増加したって、何故なんでしょう。


ニュースリリース
平成 29 年 1 月 30 日
株式会社日本政策金融公庫

世帯年収に占める在学費用の割合は 16%と前年に比べ低下
~平均世帯年収は 2 年連続の増加~
-「教育費負担の実態調査結果」(平成 28 年度)-

<調査結果のポイント> 1 高校入学から大学卒業までに必要な入在学費用は、975 万円 (P7、14、15) ○ 高校入学から大学卒業までに必要な入在学費用は、子供 1 人当たり 975.0 万円とな っている(前年調査 899.4 万円)。 ○ 自宅外通学者(1 人)への年間仕送り額は平均 145.1 万円となり、大学 4 年間の仕 送り額は約 580 万円、さらに、自宅外通学を始めるための費用として 41.9 万円が必 要となる。

2 世帯年収に占める在学費用の割合は低下するも、「年収 200 万円以上 400 万円未満」 世帯の負担割合は高止まり (P1、10) 〇 平均世帯年収は、855.0 万円となり 2 年連続の増加、前年調査(834.4 万円)と比 べ 20.6 万円増加 ○ 世帯年収に占める在学費用(子供全員にかかる費用の合計)の割合は、平均 16.1% となり、前年調査(17.8%)と比べ 1.7 ポイント低下した。ただし、「年収 200 万円 以上 400 万円未満」世帯の負担割合 36.6%と高止まり(前年調査 36.8%)。

3 教育費の捻出方法は、「子供がアルバイトをしている」が「奨学金を受けている」よ りも上位に (P16) ○ 教育費の捻出方法(何らかの対応をしている世帯)は、「教育費以外の支出を削っ ている(節約)」が 28.2%と最も多く、以下「預貯金や保険などを取り崩している」 (22.1%)、「子供がアルバイトをしている」(19.6%)、「奨学金を受けている」(17.7%) と続く。 ○ 過年度の調査結果と比較すると、「預貯金や保険などを取り崩している」が対前年 比▲5.8%、「奨学金を受けている」が同▲4.3%と大きく減少している。この結果、「子供がアルバイトをしている」が「奨学金を受けている」よりも上位となった。

https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kyouikuhi_chousa_k_h28.pdf

 奨学金依存が減って、アルバイトが増えたというのは、評価が難しいですね。
 返済型奨学金から給付型に徐々に転換していけば、このあたりどうなるか。

 それにしても、世の中のお父さん、お母さんって大変だ。
 3人の子育て頑張っている私の妹も、凄いと思う。

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