お金の困った!7人の士、一挙解決(日経ビジネス人文庫)その6
お金の困った!7人の士、一挙解決(日経ビジネス人文庫)その6
お金の困った!7人の士、一挙解決
日経ヴェリタス編集部編著
日本経済新聞出版社 2016年10月3日第1刷発行
(日経ビジネス人文庫)
続きです。
●リストラで退職を迫られたら(P214)
業績悪化で、整理解雇要件を満たさないけど退職を迫られた。
その際に、早期退職に応じる条件として出したのは。
出社しないが、1年間形式的に在籍している扱いにしてくれと。
給料もその間、支払い続けてくれと。
なるほど、その間に、転職活動をするわけですね。
履歴書に退職したことを書く必要もない。
もちろん、本人に問題がない場合に限られますが。
覚えておいて損はないですね。
会社が条件をのむかどうかというのは、ありますが。
●クーリングオフ制度は8日目まで(P227)
契約書面を受け取った日を1日目として、8日目までなら無条件解約可。
解約通知は、書面で特定記録郵便か簡易書留で通知せよと。
で、書面を受け取って8日間過ぎたらダメだが。
書面を受け取っていないものは、いつでも解約できるのだと(P229)。
へー、そうなんだ。
で、ここにもあるように、詐欺は1つ被害にあえば、リストに載っている。
有名なのは、玄関のドアの上に記号があるとかですね。
被害防止対策として、ナンバーディスプレイにして。
知らない番号からの電話はとらないようにしなさいと(P230)。
カモリストに掲載されているようであれば、電話番号変更も検討せよと。
高齢の親を説得するのが大変かもしれませんが、確かにね。
●厚生年金保険料は年4回賞与支給の場合、通常報酬扱い(P265)
年2回賞与支給の会社が普通ですが、その場合保険料は賞与から引かれる。
しかし、年4回になると、4~6月支給賞与は、標準報酬月額カウント。
所得の等級が上がるので、毎月の保険料負担額は増えてしまう。
ところが、賞与から保険料は引かれないのだと。
標準報酬月額が約60万円以上あれば、賞与4回が保険料では有利だと。
びっくりです。
なんか、社会保険制度って、変な穴がありますね。
続きます。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ページ切り取りやぬれた本、図書館であえて展示…増加しているのは付箋を貼ったままの返却_読売新聞(2025.02.07)
- 「失敗の本質」の野中郁次郎さん死去、89歳…一橋大名誉教授の経営学者_読売新聞(2025.01.27)
- 伊丹敬之先生は井尻教授と接点があった_企業会計(2024.11.30)
- 大昔にある税務雑誌の購読を止めた件(2024.10.07)
- 大量閉店「ヴィレヴァン」経営が犯した最大の失敗_東洋経済(2024.10.02)
「法律全般」カテゴリの記事
- 「記憶にないから分からない」主婦殺害事件、初公判で無罪主張 発生20年後にDNA一致_産経新聞(2025.02.04)
- 相続した土地100坪もいらないのに手放せない 「ただでいいから使ってほしい…」63歳苦悩 要件厳しい…国が引き取る制度の実態_信濃毎日新聞デジタル(2025.01.17)
- クラウドサービス提供会社に独禁法違反で排除措置命令 公取委_NHK(2024.12.31)
- 放課後デイ利用の中1溺死事故 業過致死罪の支援管理責任者に有罪判決、大阪地裁_産経新聞(2024.12.26)
- 「どう猛な犬は、殺傷能力のある凶器と一緒」闘犬に襲われ一変した生活 問われるモラルと飼育方法…安全に家族として迎え入れるには?_共同通信社(2024.12.24)
「認知症・高齢者社会」カテゴリの記事
- 87歳父親の首をタオルでしめた疑い 次男逮捕 福山_NHK(2025.02.02)
- 清水アキラさんが語る「熟年離婚」と「卒婚」効果_朝日新聞(2025.01.29)
- 金融機関かたり電話でアドレス聞き出し偽メール 巧妙な手口「ボイスフィッシング」_産経新聞(2025.01.10)
- 喉に餅が詰まって窒息…応急手当て2つの方法 救急の専門家解説、重要な発生後の4分間_福井新聞(2025.01.05)
「詐欺」カテゴリの記事
- 29球団は“佐々木朗希リスク”を回避した? 「少なくともMLBでの将来に、多少不安を感じる理由がある」米記者が指摘_THE DIGEST(2025.02.03)
- 「この論文は噴飯物に近い内容だと思います」宮坂昌之大阪大学名誉教授(2025.01.27)
- 示談での解決がちゃぶ台返しされることへの危機感(2025.01.26)
- 金融機関かたり電話でアドレス聞き出し偽メール 巧妙な手口「ボイスフィッシング」_産経新聞(2025.01.10)
コメント