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2017/05/27

リスク商品提案、野村証券に1億4千万賠償命令

リスク商品提案、野村証券に1億4千万賠償命令

 長女次女は、損害賠償が認められた。
 父親と思われる男性は、認めてくれなかった。


リスク商品提案、野村証券に1億4千万賠償命令
2017年05月26日 21時44分

 (略)

 判決によると、男性と長女(46)、次女(42)の3人は2008年、一定価格で株式などを売買する権利を取引する「オプション取引」の口座を同社で開設。同年9月のリーマン・ショック後も取引を続け、約5億1000万円の損失が出た。

 判決は男性の請求を棄却したが、長女と次女については、リスクが高く、理解の難しい取引を同社社員から提案されたと指摘。「投資経験を考えれば取引を行う適性を欠いていた」として、2人の損失の一部について同社の責任を認めた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170526-OYT1T50176.html?from=ytop_ylist

 父親は、投資経験がそれなりにあるという認定なのでしょうね。
 で、長女次女も、損害の一部の賠償が認められたに過ぎない。

 とは言え、各証券会社、金融機関にはショックの大きい判決でしょうね。
 事前説明同意書のサインがなかったとは、とても想像できない。

 つまり、今各社のやっている対応では、基本、完全免責ではない。
 そう、断じられたも同然だろうから。

 当然、野村證券は控訴するでしょうけど、判決は出なかったことにならない。
 皆さん、野村證券に恨み節だろうな。

 まぁ、私から言えば、オプション取引に手を出す人たちというのは。
 どうみても、正気の沙汰ではないのですが。

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