トヨタの片づけ
トヨタの片づけ
ちょっと前に読んだメモです。
中経の文庫
トヨタの片づけ
(株)OJTソリューションズ
株式会社KADOKAWA 2015年12月11日第1刷発行
P44
・整理する=「いるもの」と「いらないもの」を分け、「いらないもの」は捨てる
・整頓する=「必要なもの」を「必要なとき」に「必要なだけ」取り出せるようにする
P45
判断基準があらかじめ定まっていないと「いるもの」と「いらないもの」を峻別することができません。
P46
ただ並べ直しただけでは「整列」、単にキレイにそろえただけです。
P54
トヨタには「”いつかは使うだろう”は諸悪の根源」という言葉があります。
P59
浅井たちは、さまざまなことに着手しましたが、そのひとつが「書類の保管期間の見直し」。
P61
あとで見返すことのない不要な書類を特定し、その放置をなくすことで、工事監督のデスクまわりは整理・整頓されていきました。
P69
①いま使うもの
②いつか使うもの
③いつまでたっても使わないもの
この3つをきっちり分けようというのが、トヨタの考え方になります。
P70
「いつか使うもの」に対しては、必ず「いつまでに使うか」を問わなければなりません。つまり、期限をもうけるということです。
P71
たとえば、誰かからモノをあずかったとします。
「とりあえずここに置かせてください」
そうした場合、私たちトヨタの人間が必ず相手に聞き返す言葉があります。それは、「つまでに使いますか」ということ。いつまで保管しておけばよいのか、期限を明確にするのです。
そして、期限がやって来て、相手から何の連絡も来なかったとしたら、それは「いらないもの」として自動的の処分します。
P72
整理を徹底させたいと思うのであれば、保管期間をできるだけ短くし、期限をできるだけ間近のところに設定していくように心がけていくといいでしょう。
P75
「終わると同時に処分」を徹底して行っていけば、デスクの上に書類が山積みになることはありません。
P82
だから、トヨタには「人を責めるな。しくみを責めろ」という言葉があります。それを基本姿勢として繰り返し口にしています。
P86
モノを隠しやすい場所のひとつに「壁ぎわ」があります。ですから、片づけをしようと思ったとき、いちばんよいのは「壁ぎわ」
P87
その工夫とは、「蔭」の部分をできるだけなくすこと。
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