耳に心地よい、しかし、中身のない言葉に騙されない
耳に心地よい、しかし、中身のない言葉に騙されない
ついつい、人間は、聞きたくない言葉を避ける習性があり。
結果、耳に心地のよい言葉を選び取りがちである。
しかし、これって、多くの場合、深く考えることなく。
反射神経的に、そちらを選択してしまっているのだと感じる。
問題は、そちらに、本当に中身があるのか、ということである。
無意識のチョイスが、実は、誘導された答えである、ということがある。
一見、そちらを選びたくない方向にこそ、現実の解があるというのは。
よくあることで、ジレンマの中で選び取ることこそが、リアルだったりする。
だから、時々、自分の方向性に悩むことって、ある意味健全。
これでいいのか何も悩まないのは、バカ・狂人・詐欺師のいずれかなのだから。
ところが、普段、そういう判断に身を置かない人というのは。
極力面倒を避ける方向で動くので、結果、問題をこじらせる。
本当に熟慮の末に選び取ったのではないスローガン。
中身はないけど、耳障りでなく、心地よい言葉をとりあえず選ぶ。
いつの間にか、意識せず選びとっていた選択肢が、実は毒饅頭。
いや、世の中、本当によくあることなのですが。
この選択の結果は、中長期で必ず現実化します。
短期的には見えないから、その場主義だと、うやむやになりますが。
でもね、全ての結果は自己決定の結果による選択だと。
嘆く前に自覚して、前を向いて歩くべきでしょう。
とは言いながらも、こういうお話をしても。
他人に指摘されて、だってだってちゃんになる人多いのですけどね。
ま、どうぞお好きにして下さい。
ただ、私は、あなたにずっと寄り添えるほど暇じゃない。
なにせ、私の人生だって、もうボーナスゲームに入る手前なのだから。
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